Unders Wedding Festival ~下 結婚祭~

オシャレなイベントのフライヤーですが、よく見るとタイトルは「Unders Wedding Festival ~下 結婚祭~」。結婚パーティーですが、招待客限定ではなく友達を呼んでも参加もOK!なとってもオープンなパーティでした。

 

沖縄繋がりでご縁があった下さんご夫妻から泡盛をフィーチャーしたウエディングパーティをしたいという相談があったのが今年の5月。泡盛とウエディングですぐに頭に浮んだのはお二人が造った泡盛を中心としたイベントでした。泡盛マイスターとして腕の見せ所が満載だった下結婚祭のレポートです。


泡ボールカクテルで乾杯!

新婦がお仕事でお世話になった沖縄県本部町観光協会の當山会長からのビデオレターにあわせて乾杯!

ビデオレターにはお祝いのメッセージだけでなく、當山会長が自ら三線を手に歌ったお祝いの唄まであったのは芸達者な方が多い沖縄ならではですよね。

乾杯用のお酒はもちろん泡盛ですが、泡盛を飲んだことがないゲストの方がほとんどと伺っていたので泡盛専用の割り材「泡ボール」を使った飲みやすい泡盛カクテルを準備しました。淡いグリーンとピンクで見た目の華やかな印象もウエディングパーティーにぴったりですよね。

泡ボールのフレーバーはシークァーサーとアセロラの2種類で、どちらも飲みやすさを重視して忠孝酒造さんの「華忠孝」で割りました。試作品をテイスティングしてシークァーサーは青リンゴサワーのような、アセロラは梅酒のような味わいを感じたので泡盛を飲んだことがない方にも自信を持っておすすめできると思いました。

 

甘さが控えめで美味しかったとリピートされる方がたくさんいらっしゃったので泡ボールを選んで正解でした。80名分の泡ボールが一気に並んだ様は壮観でした。余裕をもって全部作り終えていたのに、配るのが予想以上に手間取ってしまったのはいい勉強になりました。大きな泡盛イベントをするときの課題になりそうです。

 

ちなみにこちらが試作品。新婦兼プロデューサーの弓奈さんがパーティーのイメージを損なわないようなグラスをばっちり準備してくれたので完璧な仕上がりでした(^^)v

「ウェディングケーキ入刀!・・・ではなく、沖縄の結婚式では定番という、ある儀式を行いたいと思います。皆様、ステージ前方へお集まりください」というアナウンスとともにはスタートしたのは・・・


手造り泡盛で甕入れの儀

沖縄では結婚式で両家の井戸水を杯に注ぎそれを飲むという「水合わせの儀」という儀式があります。今回泡盛をご提供いただいた忠孝酒造さんは水の代わりに泡盛をひとつの甕に入れ合わせる「甕入れの儀」を提案しています。関連|子供の誕生記念に泡盛の甕入れの儀をやってみた

 

新郎新婦に沖縄に行って泡盛造りにチャレンジしてもらったのは、パーティーでお二人が力を合わせて造った泡盛で甕入れの儀を執り行うためでした。とはいえ忙しいスケジュールの中でお二人が沖縄に行って泡盛造りの体験ができるのか?一番気になるところでしたが9月に無事に体験することができました。体験された日は僕の誕生日だったというのが奇遇でした。

 

二人が手に持つ一升瓶は10月7日に蒸留したばかりのできたてほやほやの泡盛。テーブルに鎮座するのが忠孝酒造さんが土からこだわって自社の窯で焼き上げた三升の忠孝南蛮荒焼甕です。

洗米(30キロの米袋2袋を洗う)、米蒸し(甑(こしき)という旧式の蒸し器を使う)、麹種つけ(蒸し米に黒麹菌をまぜる)といったお二人が泡盛造りの体験をしている映像をゲストに見ていただいた後で泡盛を甕に注ぎ入れていきます。

蒸留してすぐの泡盛はガス臭と呼ばれる刺激的な臭いがあるため数ヶ月から1年ほど寝かせて出荷されるのが一般的なので、この段階の泡盛はまだまだ荒々しい雰囲気を持っています。

 

忠孝酒造さんの甕入れの儀には時の経過と共に丸く、やわらかく、そして奥深い味わいに熟成していく泡盛の古酒のように、おふたりの間柄が末永く発展し、素晴らしい夫婦になって欲しいとの願いが込められています。


ファーストドリンク!?

ケーキ入刀ならその流れでお互いにケーキを食べさせるファーストバイトってことになりますが、今回はケーキではなく互いに泡盛を飲ませてあげるファーストドリンクです。

 

ファーストバイトが「一生食べるものに困らせない」「一生おいしいものを作ってあげる」という意味があるのならファーストドリンクはこういうことになるんでしょうか(笑)

  • 一生飲む物に困らせない
  • 一生おいしい水割りを作ってあげる

新郎から新婦へ、新婦から新郎へ。二人で造った泡盛を同じようにお互いに飲ませてあげるわけですが違うのはグラスの大きさ。新婦のは可愛らしい盃なのに新郎にはジョッキのようなグラス。これはケーキに限らずお約束で盛り上がりました。

 

新婦は余裕の表情ですが新郎はちょっと苦しそう。

新婦さん楽しんでますね~(笑)

グラスの泡盛はストレートではなく坂井マイスター特製の水割りなのでご安心を(^^)


泡盛BARから嬉しい悲鳴が!!

会場には忠孝酒造さんの泡盛「華忠孝」、「忠孝」、「三年古酒忠孝」の3銘柄を揃えた泡盛BAR「忠孝」がオープンしました。泡盛初心者の方にもおすすめしやすいようにコーヒー、サイダー、コーラなどの割り材をたくさん用意しました。

驚くほどの盛況っぷりで泡盛BARに立っている間はまったく休みなしでした。嬉しい悲鳴です!

 

何度もリピートしてくれた方がたくさんいたのも嬉しかったし(中には3銘柄を制覇した上にさらに何杯もお替りしてくれた方まで)、泡盛がはじめてという方からは「泡盛マイスターのおすすめをください!」というオーダーが多かったのも嬉しかったですね。そのリクエストにはコーラのような割り材に頼らずに華忠孝を使ったソーダ割りをおすすめしました。

 

この泡盛BARを通して泡盛のさらなる可能性を感じるとともに、関西で泡盛がブレイクする手応えを感じることができました。


度数当てゲーム 泡盛を探せ!!

僕がイベントに関わるとこうなってしまうんですね。ウエディングパーティでも恒例の度数当てゲームの登場です。違うのはいつもより少々度数が高いものを準備したということ。

 

準備したのは44度・53度・60度・65度の4種類です。法律上泡盛は度数が45度までと決まっているので造り方は同じでも45度を超えるものはスピリッツ(原料用アルコール)になります。ということはこの4種類の中で泡盛は44度だけということ。

 

4種類全部を何度かを当てるのではなく44度の泡盛がどれかを当ててもらうゲームに挑戦してもらいました。ようするに4種類の中から一番度数が低いものを探し出せばいいということです。新郎新婦が厳選されたチャレンジャーのみなさんなので予想通りのいいリアクションを見せていただき大いに盛り上がりました。

 

ゲームの最中に泡盛マイスターの実技試験では20度・25度・30度・35度・43度の5種類の度数当てが出題されると紹介したときは、「今回は度数が高すぎる!!」「全然違うやん!」とチャレンジャーから大ブーイングが起きたのは言うまでもありません。

 

結果は5人のチャレンジャーのうちお2人が見事に正解されました。新郎に「自分で造った泡盛だから簡単ですよね?」とプレッシャーをかけていましたが新郎が正解されたのはお見事でした。持ってますね~。

 

これはあくまでもゲームなので、水割りをはじめ泡盛カクテルなどで普段は無理をしないで楽しみましょう!と最後に声を大にして言っておきますね。度数が高いものはパーシャルショットで楽しむのもおすすめです(^^♪


まさにウエディングフェスティバル

ベリーダンス、ライブ、DJタイムあり、タコスやアマゾンのマカといったフードブースも出ているフェススタイルのパーティーだったのでスタートからラストまでこんな感じで大盛り上がりでした。

出演されたアーティストや出店されたショップの情報はfacebookのイベントページ「Unders Wedding Festival ~下 結婚祭~」をご覧ください。


いちゃりばちょーでーっていいよね

お二人の出会いのエピソードもそうですが、今回出演されたアーティストの方とお二人との出会いは、まさに沖縄のいちゃりばちょーでー(一度出逢ったら皆兄弟だから仲良く付き合おう)という感じで、僕もイベントからアフターパーティーまで出演されたアーティスの方達と一緒に楽しみました。

 

中でも司会をされた榎木 麻衣さん、映像・デザインを担当された山田 麻美さん、そして一緒に泡盛BARをサポートしてくれた泡盛マイスターの坂井 嘉美さんにはイベントの打合せからアフターパーティーまで普段の仕事(司法書士)ではお会いする機会のない各分野のプロの方とご一緒させていただくことができて、ひと言では言い表せないぐらいとても勉強させていただきました。 

 

忠孝酒造さんの手造り泡盛体験にハマって6回も造りに行っていたのに結婚記念の甕入れができていないのがずっと心残りでした。だからお二人から泡盛をフィーチャーしたウエディングパーティーとリクエストがあった時に、心の中でガッツポーズをしていました(笑)

 

結婚記念の甕入れは関西ではOKしてくれる人はなかなかいないだろうと思っていたので、まさかそんなチャンスが向こうからやってくるとは夢にも思っていませんでした。パーティーでは甕入れの儀をはじめ泡盛をつかったファーストドリンクや度数当てゲーム、そして泡盛BARと僕がやってみたかったことが全て叶った楽しい時間になりました。

 

僕と下さんとの出会いは数百人規模のパーティーで偶然にも名刺交換をさせてもらったのがきっかけでした。直感とノリの良さを大事にして、いちゃりばちょーでー精神で楽しんでいると良いことがあるなぁと思います。

 

浩樹さん、弓奈さん二人で造った泡盛とともにお二人の人生も益々味わい深いものに育てていってください!そして10年後は美味しく育った古酒を味見させてくださいね。ご結婚おめでとうございました!カリー!(嘉例)


恒例のプロップス(笑)

ウエディングフェスでもプロップス。新婦からリクエストがあったのでフライヤーのデザインをベースに今回もプロップスを仕込んでました。青と赤で対になっていて新郎が青、新婦が赤を持つイメージで作りました。

 

赤い方はWEDDINGをこっそりAWAMORIにアレンジしています。全然こっそりじゃないか~(苦笑)

 

新郎新婦との記念撮影にもがんがん活用してもらえたようで作った甲斐がありました(^^)v


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