泡盛テイスティング勉強会レポート vol.21-40

第40回 バニリンと4-VGの香り

開催日:2015年11月13日

気がつけば・・・第40回

 

ここんとこ固定メンバーだけでこじんまりとが続いていますが、そこはあまり気にせず淡々とやり続けてここまできました。人数が少なければ少ないなりの面白さもありますし、より深いところの話もできます。

 

今回テイスティングしたのは「琉球(30度)」・新里酒造所、「南光(30度)」・神谷酒造所です。

細かな感想はさておき全体的な印象をいえば、「南光」は時間の経過とともに表情を変える泡盛でした。テイスティングの流れは、まずは香り→口に含んで味わいをという順番なので香りと味わいの印象のギャップが面白かったですね。

 

「琉球」は樽貯蔵ではありませんが、ビターチョコレートやカスタードプリン様の香ばしい香りやマッシュルーム様の香りを感じました。ウコン様の香りを感じたという感想も出たので、なかなかスパイシーな顔を持っているようです。ウコンもそれ以外の香りもそのままというわけではなく、雰囲気だったりかすかに感じるという程度のものです。

 

「琉球」は減圧蒸留と常圧蒸留のブレンドですが、常圧蒸留のコクを活かしたブレンド技術がこういった味わいを作り出しているのかなと想像してみました。暫く飲んでなかった銘柄は新たな発見がありますね。   

 

テイスティングの後はIさんが準備してくださった「バニリン」と「4-VG(ビニルグアイアコール)」の香りを匂わせていただきました。

僕は2回目だったので「これ!この香り!」と、約1年半ぶりに2つの香りの特徴を克明に思い出しました。バニリンも4-VGも泡盛ファンにはお馴染みだと思いますが、知らない方のために。   

 

古酒に甘い香りをもたらすバニリンは、黒麹菌や酵母菌が生産するのではなく、黒麹菌が生産する酵素がタイ米に含まれるバニリンの材料成分(フェルラ酸)を分解して遊離し、蒸留の熱で1回、貯蔵中にもう1回変化してバニリンになる。

泡盛マイスター教本【2011年度改定版】より

 

要するに、こういう流れになります。

  • タイ米→フェルラ酸→4-VG→バニリン→バニリン酸 

時間をかけて熟成する過程で香りが変化する泡盛のように、大阪泡盛の会も少しずつ変化していますが第50回はどういう形で迎えることになるのか?考えてみるとなかなか楽しみです。


第39回 泡盛の香りが複雑過ぎる件

開催日:2015年10月23日

テイスティングをしたのは左から「龍(30度)」・金武酒造、「山川(30度)」・山川酒造、「まる田(30度)」・田嘉里酒造所です。

1つ目の「龍」で全員が同じような感想でまとまったのが気持ちが良かった。「そうそう」と頷きながら他のメンバーの感想を安心して聞ける感じです。最近は参加人数が少なくてまとまりやすいってこともあるんですけど(苦笑)

 

具体的には巨峰のような濃紺のぶどうの香りだったり、栗や芋のようなほっこりするような甘い香りが共通していました。それから、相応しい料理もベーコン、生ハム、ラフテーといったお肉系。この時点で勉強会の帰りに焼肉に行くことが決まりました(笑)

 

「龍」が特徴的すぎてわかりやすかったのか?2つ目からは集中力が切れてしまったのか?意見が一致したのは最初の「龍」だけでした。

 

そうそう、Sさんがこの前あった泡盛マイスター協会の実技研修に参加していて、テイスティングノートが変更されていると教えてくれました。ここがこう変更されたというよりは、削除された項目がいくつかあって全体的にシンプルになった印象を受けました。例を挙げると香りでは「豊かさ」・「複雑性」、味では「ミネラル」・「バランス」といった項目が削除されていました。

 

さっそく新しいテイスティングノートを使ってみましたが、これまで書きにくかった項目がカットされているように感じるので、かなり書きやすくなっています。 

 

それから、前回「白い花」の香りが話題になったのですが、Iさんが白い花の香りがする「インドール」という物質(成分?)を準備してくださっていました。例えるなら「ショウノウ」、「ジャスミン」を連想させる匂いなんですが、はっきり言ってあまりいい匂いではありません。

 

Iさんがおっしゃるには「インドール」は動物の排泄物の香りと表現されることもあるようです。ネットで調べていたら、インドールはおならの臭いの原因物質のひとつなんだそうです。そんな「インドール」ですが、ごく低い濃度であれば花の香りがするらしい・・・

 

インドールそのものは決して飲みたいと思うような香りではないので、非常に少量だとは思いますが泡盛の香気成分の1つに「インドール」が含まれると思うと不思議な感じですね。

 

泡盛の香りというのは想像以上に複雑なんだろうと思います。そんなことを考えると「複雑性」の項目は削除しなくても良かったかもしれませんね。

 

最後にグラスに残っている「龍」の香りを嗅いだら、ミルクキャラメルの香りがしたんですよね。他のメンバーも同意見だったので、時間の経過でこうも香りが変わるのか・・・とびっくり!改めて泡盛のテイスティングは奥が深いなぁと感じた勉強会でした。


第37回 4年目の目標は?

開催日:2015年8月29日

大阪泡盛の会は早いもので今回で4年目に突入しました。Sさんが今月開催された泡盛マイスターの筆記試験に見事合格されたこともあり、4年目の目標はSさんの実技試験合格を掲げ会をあげてSさんの実技試験対策をサポートすることに決まりました。

 

この会はもともと関西の泡盛マイスター有志によるテイスティングの勉強会でした。会場の事情で広く参加者を募ることをしてこなかったため、特に最近は参加者が固定化している状況にあります。そのおかげで僕は泡盛マイスター技能競技大会に向けた練習の場として活用させてもらったり、ありがたかった部分もあるんですが、メンバーが固定化するとどうしても盛り上がりに欠けますよね。

 

そんな中で大阪泡盛の会から泡盛マイスターを誕生させるという目標ができて、すごく活気づいています。そんなわけで一般酒3銘柄を試験さながらにテイスティングしました。

テイスティングをしたのは、左から「残波ブラック(30度)」・比嘉酒造、「國華(30度)」・津嘉山酒造所、「玉の露(30度)」・玉那覇酒造所です。

 

試験でも通用するようにと久しぶりに気合を入れてテイスティングノートを書いたので、3つ目が終わった頃にはぐったりでした。泡盛マイスターである僕達以上にお疲れだったのはSさんでしょうね。これから半年間、実技試験に向けて頑張っていきましょう!


第36回 瓶熟成って実は厄介!?

開催日:2015年7月31日

参加者が少なかったのをいいことにちょっと冒険してみました。いつも会場をお借りしているメンバーのIさんの会社のお部屋に飾ってある、こちらの珍しい泡盛をテイスティングさせていただきました。左から「正体不明の泡盛(笑)」、「泡波(30度)」・波照間酒造所、「琉球王(1982年製造・43度)」・瑞穂酒造です。

ひと通りテイスティングをしてみて感じたこと。

 

瓶熟成って思っていたより、かなり厄介かも(^o^;) 

 

この日は朝からずっと外出していて疲れきっていたのでもう一度家でテイスティングしたかったのと、気になることもあったので3本ともいただいて帰りました。 

 

さあ、自宅で仕切り直しです!

まずは正体不明の泡盛。頂き物だったようでIさんも中身については知らなかったようです。※30度でIさんの手元で7年経っているようです

 

いただいた当時は、はっきりときのこの香りがしていたということで、そこを期待していたのですが・・・アレアレ??   

 

きのこの香りどころか、ほとんど香りを感じません。 口に含むと傷んだブドウのような印象でどうも劣化しているようです。そのままゆっくり飲み込むと、ずいぶんとぼんやりとした味でかなり水っぽい。それなのに、余韻は嫌な感じにピリピリ~。

 

家で改めてトライしても残念ながら前回と同じ印象を受けました。直射日光は当たらないものの棚の上に飾ってあったので、蛍光灯の光にさらされているうちに劣化(酸化)してしまったのかもしれません。透明な瓶なのと中身が半分も残っていないかったのも良くなかったかもしれませんね。どうも何種類かの泡盛をブレンドしたものみたいです。

 

続いては泡波ですが、自分が知っている泡波とは印象が違う、まるで別人のようでした(笑)。

 

まあ、それほど飲みなれているわけではありませんが、貴重な泡盛なので毎回舌と脳裏に焼き付かせているそれとは、別物に感じました。つかみどころのない香りと味わい、1本目の正体不明の泡盛ほどではありませんが、ピリピリ感と苦味(収れん性)も感じます。後生大事に取っておいた泡波がこうなっていたら相当ショックですね。。

 

泡波の詰口年月日は平成20年で保管方法は1本目のと同じなので、熟成するどころか劣化してしまったのではないかというのがIさんと僕の共通意見でした。この2本は度数が30度なので度数が低いことも影響を受けやすかった理由かもしれないと言い聞かせて3本目にトライです。

 

3本目はなんと25年古酒です!!1982年製造なので今年で丸33年になります(瓶詰めされてから8年が経過していました)

 

勉強会でテイスティングをしていて気になったのは、家に同じものがあったんじゃないかということと、家にあるのとは印象が違った気がしたこと。確認すると、家にあったのもやっぱり同じ1982年に製造された泡盛館の「琉球王」・瑞穂酒造でした。こちらは31年古酒とシールが貼ってあるので瓶詰めされて2年弱ですね。  

30年を超える古酒なんてほとんど口にしたことがないので、どんな味わいであっても美味しい?美味しくない?を考える以前に、こういうものかと受け入れてしまうのですが、いざ比較してみると・・・   

 

レーズンやチョコレートの香りがするのは同じですが、瓶詰めされてから8年経っている左のものは、瓶詰めされて2年程度の右側に比べると香りに力強さがありません。口に含むと右側は43度の力強さを感じながらもそれがすぅーと引いていくのに、左側のはなんともいえないピリピリ感が長めに残ります。琉球王は43度と度数が高いので、影響は少ないものの瓶詰めされてからは熟成ではなく劣化しているのかもしれません。   

 

 さてさて3本の瓶熟成の泡盛をテイスティングしてみて感じたことは次の点です。 

  • 透明の瓶は光の影響を受けてしまう
  • 蓋をしっかり閉めても中の泡盛の量が少ないと、劣化(酸化)してしまう
  • ミニボトルのキャップの密閉性は低い(ような気がする)
  • 度数が高い方が影響を受けにくい(劣化しにくい)  

「そんなん当たり前やん」というご意見もあると思いますが、なかなか実際にテイスティングする機会は少ないと思ったのであえてまとめてみました。

 

瓶熟成は甕に比べて熟成のスピードが遅いといわれているので、劣化するにしてもかなりゆるやかなのかなと思っていましたが、そうでもないのかもしれません。悪くなるときは一気になのかも。そう考えると、酒屋の店頭で何年も売れ残っている泡盛を買うなら色つきの瓶か、箱に入っていないと熟成どころか劣化している可能性が高いかもしれませんね。

 

今回の3本は飲むために保管していたのではなく、どちらかというとディスプレイ用だったので、こんなにも貴重な研究材料に育ったのだろうと思います。すごくいい勉強になりました。Iさん貴重な泡盛をありがとうございました。


第35回 ここでも特訓中。

開催日:2015年6月24日

今回も僕のわがままを聞いてもらって泡盛マイスターの全日本技能競技大会の泡盛銘柄当ての課題の中から3銘柄をテイスティングさせてもらいました。 

左から「龍泉(30度)」・龍泉酒造、「時雨(30度)」・識名酒造、「多良川(30度)」・多良川ですべて一般酒です。

 

この3銘柄を含めた課題の8銘柄はここ1週間毎日家でテイスティングしているんですが、やっぱり当てるのは難しい。。

 

場所・時間帯・その時の体調などで、同じ泡盛なのにやっぱり感じ方が違います。一応、自分自身にそれなりに見分ける力があるという前提で書いていますが、まあそこが曖昧だとお話になりませんが。

 

今回はいつもの会議室ではなく違う部屋をお借りしました。こんなところに泡盛のポスターが貼ってあったりと泡盛のテイスティング勉強会に本当に相応しい場所でした。

残念ながら詳しくご紹介はできませんが、至るところに泡盛好きにはたまらないものがある素敵なお部屋です。いつかご紹介できればと思います。みなさんから練習にどうぞと言っていただいたので余った泡盛をもらって帰りました。

 

大会まであと3日。

 

応援してくれている大阪泡盛の会のメンバーの期待に応えるためにも引き続き、泡盛と向き合います。


第34回 勉強会というより特訓!?

開催日:2015年5月19日

ちょうどテイスティング用の泡盛をまとめて購入したタイミングだったので、7月に挑戦する泡盛マイスターの技能競技大会の銘柄当ての課題泡盛8銘柄の中からこの3銘柄をピックアップさせてもらいました。左から「八重泉(30度)」・八重泉酒造、「咲元(30度)」・咲元酒造、「山原くいな(30度)」・田嘉里酒造所です。 

テイスティングシートを埋めることよりも、それぞれの泡盛について他の泡盛とは異なる特徴を見つけることに集中した20分間でした。勉強会というよりも大会に向けた練習会(特訓)になってますね。

 

見つけた特徴というのは、柑橘系の皮のような苦味や醤油を焦がしたような香ばしさ、それから目立った特徴のないところが特徴だったり。この3銘柄だけならなんとか仕分けできそうですが、8銘柄を思い浮かべると去年の課題と比べると格段に難しくなっているように思います。まあ練習するしかないですね!

 

さてさて、山原くいなに相応しい料理でSさんがあげていたピエンロー。まったく知りませんでしたが、白菜を使った鍋料理なんですね。ネットで調べてみるとこれ以上に白菜を美味しくいただける料理はないんじゃないかと思うほど魅力的だったので、白菜の旬が待ち遠しくなりました。


第33回 松藤祭り

開催日:2015年4月25日

今回は崎山酒造廠の3銘柄をテイスティングしました。左から「赤の松藤(30度)」「松藤(3年古酒・30度)」「松藤(5年古酒・43度)と松藤祭りですね。飲んだことがあるのは赤の松藤だけでした。

同じ酒造所の3銘柄を選ぶとテイスティングはかなり難しいですね、やっぱり。松藤からにじみ出る個性は三日麹によるものだろうという意見は一致しましたが、度数や熟成具合でこうも味わいが変わるのかと。泡盛って面白いですね。   

 

極めつけは初めにテイスティングをした赤の松藤を1時間位経った頃に嗅いでみたら完全にきのこの香りがしたことです。マツタケでした。参加者全員が「あ、きのこ!マツタケ~」って盛り上がったのが、面白かったです。

 

赤の松藤は黒糖酵母を使って造られていることと関係があるのかは不明です。次回からは、また一般酒に戻って泡盛マイスター試験の実技試験対策をします。懇親会は大阪駅前ビルにある「てりとりー」さんへ。

飲み放題で泡盛が数種類選べるのは嬉しいですね、料理も美味しかったです。その後は恒例の「がじゅま~る」さんでカラオケ。大阪泡盛の会のホームですね。で最後は予想通り駅まで思いっきり走りました(苦笑)


第32回 沖縄を感じながらテイスティング

開催日:2015年3月14日

今回もテイスティング勉強会から谷町六丁目にある知念家さんで開催しました。知念家さんはいつ来ても沖縄を感じるゆったりとした雰囲気でとっても癒されます。

雰囲気に呑まれて「オリオン生~」と言いたいところですが(笑)、まずはテイスティングのお勉強。来年の実技試験を意識して課題泡盛から3銘柄をチョイスしました。左から 「海人(30度)」・まさひろ酒造(旧比嘉酒造)、「八重泉(30度)」・八重泉酒造、「松藤(30度)」・崎山酒造廠です。

少人数だったのでテイスティング用の泡盛はカラカラで十分。それはそれで項目毎にじっくり書き方のルールを確認しながら実技試験対策という雰囲気で進めることができたので、良かったのではと思います。大阪では残念ながら(一社)泡盛マイスター協会の対策講座は開催されていないので、協会の代わりに泡盛マイスターを目指す方のサポートを大阪泡盛の会で担えればいいのかなと思います。エセ講師ですが頑張ってみます。

 

勉強会終了後は即懇親会へ突入(笑)、移動がないとめちゃくちゃ効率的ですね。

 

懇親会の話題は離島談義に。特に八重山の話で盛り上がりました。「沖縄上手な旅ごはん」に載っていた石垣の「やまもと」は飛行機のチケットを取ったらすぐ予約しないといけないみたい。いけないことはないけど(笑)、そのぐらい予約が難しいみたいです。

 

八重山つながりで最近飲みやすくなったという「白百合」の話で盛り上がり、本当に飲みやすくなったのかを検証するためにオーダー。白百合にあわせるために頼んだミヌダルとチラガーとモズクのなんだったかな(笑)

確かに白百合は飲みやすく感じたけど、なぜか若干の酸味を感じる不思議な味でした(酔ってた?)

 

知念家さんを後にして向かったのは大阪駅前ビルにある「沖縄キッチン てりとりー」さんへ。阪神百貨店の試飲販売会に来ていた瑞泉酒造の本田さんが飲んでいると聞きつけて合流しました。早々に切り上げましたが、もずく楽部のメンバーの方、泡盛好きの方との出会いがあって楽しかった。また飲みましょうね!

 

また今回も快く会場を提供いただいた知念家さんにこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。


第31回 世間が狭い?それとも泡盛好きが少ない?

開催日:2015年2月21日

テイスティング勉強会は谷町六丁目にある知念家さんをお借りして開催しました。

沖縄の居酒屋にいるような錯覚を覚える店内です。お店にはかなりの数の泡盛がディスプレイされているのでどうしてもそこに目がいってしまいます。

それもそのはず300種類以上の泡盛を置いているそうです。素晴らしいですね!もっと綺麗に撮れれば良かったですね、画像が悪くてすみません。普段の勉強会にはないBGM(沖縄民謡)、雰囲気もいつもの会場とはまったく違います。でもこんな風に環境が変わるとなんだか楽しくなってきますね。

 

これから泡盛マイスターを目指す方のためになればと思い、泡盛マイスターの実技試験対策を意識して課題泡盛から3銘柄を選んでみました。左から「請福マリンボトル(25度)」・請福酒造、「珊瑚礁(30度)」・山川酒造、「時雨(30度)」・識名酒造です。マリンボトルは「減圧蒸留」、時雨は「黒糖酵母」というように3銘柄は特徴的なものを選びました

いつもは好き勝手にテイスティングノートを書いているので、いざ答案として通用するものを書こうとしてもうまく書けません。すっかり感が鈍っているのを痛感します。

 

それと初めての試みでしたが、今回はブログ・facebookで参加者を募集したことで新しい出会いがありました。直接、知念家さんに参加お申し込みのお電話がありました。

 

僕はお名前を聞いても全く心当たりがなかったのですが、なんとその初参加の方がメンバーのIさんとは同じ業界のお知り合いだったという偶然!!これってちょっとした事故ですよね。世間が狭いのか?はたまた泡盛好きが少ないのか??

 

懇親会の料理はテイスティングノートにある「相応しい料理」の項目で、みなさんの感想に出てきたものをオーダーしました。

これはクーブイリチーとラフテーでどちらも今回の泡盛にぴったり合いました。沖縄料理に限らずポークソテー、塩焼きそば、フルーツケーキなど色んなジャンルの相応しい料理がみなさんの感想で出てきたのでまた合わせてみたいです。

 

勉強会に続いて懇親会も知念家さんで開催したので、テイスティング(ストレート)をした泡盛を料理と一緒にロック、水割り、お湯割りとまた違った飲み方で味わうことができました。快く会場を提供いただいた知念家さんにこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。


第30回 30回目は新しい風が吹いてきた♪

開催日:2015年1月24日

今回は初参加の方が4名、そして東京から参加された方もいて参加人数はいつもよりもかなり多めで、グラスを持っていない方にお貸しするテイスティンググラスが足りるかなという感じ。

 

えらいもので30回ぐらい続けているとこんな時があるんですね。続けるといってもやったりやらなかったりじゃなくて、毎月開催しているからなんでしょうね。嬉しいです。

 

初参加が多い日に限って準備していた泡盛はどれも40度オーバー(笑)。3銘柄とも本島の泡盛で左から 「萬座(古酒・43度)」・恩納酒造所、「瑞穂(古酒・43度)」・瑞穂酒造、「南光(44度)」・神谷酒造所です。

初参加の方は慣れないテイスティングに加えてアルコール度数の高い泡盛というのは大変だったと思うのですが、みなさん真剣に泡盛と向き合っています!

 

テイスティングがはじめてとは思えないほど、みなさん香りや味わいをうまく表現されるので、楽々と泡盛マイスターの試験を合格できるかもしれません。僕が実技試験の対策講座ではじめてテイスティングをした時は香りを表現することがまったくできず散々だったので、なんだか悔しいです(笑)

 

 

大阪泡盛の会は関西在住の泡盛マイスターが中心となって開催している泡盛テイスティングの勉強会です。テイスティングの勉強会というと気軽に参加しにくいかもしれませんが、慣れてしまえばどうってことはないので是非次回も参加もらえると嬉しいです。

テイスティングの後は懇親会へ。マイスターの先輩のお店Roji かふぅさんで頂いた「黒の松藤(30度)」・崎山酒造廠はお初でした。「黒の」といっても泡盛はすべて黒麹菌を使っているのでネーミングと黒麹菌とは無関係。松藤には「赤の松藤」というのもあるのでその黒バージョンでしょうか。

ラベル・瓶が黒く全体的に重厚感を纏っています。古酒がブレンドされているので松藤独特のスパイシーさはまろやかでした。一方で28日以上かけて長期発酵させた醪の特徴を残した濾過により、しっかりとした旨みを味わうことができます。ちなみに新酒にいくら古酒がブレンドされていても泡盛の古酒の新しい表示基準では3年以上貯蔵した泡盛が全量(100%)」でなければいけないので、これは一般酒ということになります。

 

さすが泡盛マイスターの懇親会です。美味しい料理とともに黒の松藤はあっという間に空になったのでした。

 

かふぅさんの特製もずくのてんぷらがこんなに黒いのはもずくの量が多いからで一度食べたらやみつきです。それからスパイシーなチキンカツ、臭味のない猪汁。2本目は「美しき古里淡麗(25度)」・今帰仁酒造でしたがするするとなくなってしまいました(笑)

懇親会の席で初参加のお二人が泡盛マイスターの試験に挑戦します!と宣言されました。嬉しいですね!

 

泡盛マイスター協会が主催する対策講座は沖縄と東京でしか開催されないので、関西の方が試験に挑戦しようと思うと時間・費用面でかなりの負担になります。

 

大阪泡盛の会は協会の公認があるわけではないので試験対策という面ではあまり期待できないのを自覚していますが、1回の挑戦で合格できるように会をあげてお二人の挑戦を全力でバックアップさせていただきます!


第29回 比べるからこそ見えてくるもの

開催日:2014年12月20日

テイスティングのテーマは宮古島の「多良川」。テイスティングをする3銘柄すべてを同じ酒造所の泡盛にしたことはありましたが、度数まで合わせたのは今回がはじめてです。左から「多良川ブラウン」、「琉球王朝」が古酒と特選古酒の2種類で、どれも30度です。

大前提として一般酒と古酒という違いはありますが、同じ酒造所の泡盛なら全体的な雰囲気が似てしまうのは当然ですよね。でも特徴を活かして、それぞれが個性光る味わいに仕上がっていました。

 

どの銘柄がいい・悪いというものではなく、価格(1,080~2,700円)も違うしそれぞれに適した飲み方や、晩酌用なら琉球王朝(古酒)、ハレの日に飲むなら琉球王朝(特選古酒)、オトーリ用なら多良川ブラウンなど適したシーンがあるわけです。

 

そうはいっても目指すところは同じというのか、こうやって3銘柄を飲み比べてみると酒造所が目指す酒質をイメージできるような感じがしました。これができる酒造所は限られますが同じ度数の3銘柄のテイスティングはまたやってみたいテーマです。


第28回 至福のとき

開催日:2014年11月15日

左から「まさひろ(43度・古酒)」、「久米仙(43度)」、「玉友(43度)」の3銘柄をテイスティングしました。

今回はテーマを付けるとすれば43度の泡盛、もしくは本島南部の方の泡盛でしょうか←ちょっと苦しい。

 

めっきり寒くなってきたので泡盛の香りが開くのに時間がかかるような気がします。1銘柄20分でテイスティングしていますが、残り数分というところでようやく香りをはっきりと感じることができるような感じです。

 

全体を写した画像はあえて載せていませんが勉強会の会場は新しくてピカピカの会議室です。ここで泡盛好きの方と一緒にテイスティングができる時間は本当に至福の時なんです。感想発表タイムがあるのでだらだらできません。むしろこれがあるから真剣にやれるわけで、感想発表タイムはこの会を楽しむスパイスとして一役買っています。

 

普段、ひとりでテイスティングする機会はないので1時間もがっつりとテイスティングをするこの会は貴重な時間です。参加希望者が増えるかどうかは別にして、こんなマニアックな泡盛の会がすごく楽しいと思ったのでした。


第27回 ボリューム感のある泡盛達!

開催日:2014年10月24日

今回は本島の北部地区の泡盛です。

左から「今帰仁城(古酒 43度)」、「山原くいな(古酒 43度)」、「照島(44度)」。全てが40度オーバーなのでテイスティングが進むほどに鼻も舌も疲れてきますね。

 

今回はソムリエのWさんにも参加いただきました。ワインとは勝手が違うし、そもそも普段焼酎をほとんど飲まれないそうで慣れない泡盛のテイスティングを楽しんでもらえたようですが、泡盛では一般的な30度ですらワインと比べれば度数が高いのに、その上を行く43度、44度では大変だったのではと思います。

 

Wさんが今回の泡盛をボリューム感という言葉で表現されていて、新鮮な上にスマートな表現だと感心したのでこれからは僕も使ってみようと決めました(笑)

 

度数が高いと感じた時は「アルコール味がしっかりしている」といった感じの表現を使っていたのですが「ボリューム感」の方がしっくりきました。新しい方に参加してもらえると意外な感想が聞けたり、普段意識しないところを気づかせてもらったりするいい機会ですね。

 

度数といえば「山原くいな」が度数(43度)のわりにアタックは弱く感じました。43度とわかった上でテイスティングをしているので肩透かしをくらいましたが、ブラインドでやったら25度くらいに思ったかもしれません。度数当てに出題されたらかなりの難問です。


第26回 大阪泡盛の会は古酒風味!?

開催日:2014年9月20日

今回のテーマは「首里の蔵」の飲み比べです。

瑞泉以外は古酒作りの仕次ぎ用ということで普段あまり飲むことのないものが揃いました。テイスティング用の泡盛は僕が選んでいないので(メンバーのIさんにお任せしています)、今日はどんな泡盛をテイスティングできるのかと毎回楽しみにしています。

 

はじめのうちは一般酒だけをテイスティングしていましたが今年から古酒もテイスティングをするようになりました。例えば「古酒」、「八重山の酒」というようにテーマを決めて、テーマに沿った3銘柄を選んでテイスティングをするとそれぞれの個性が見えてくるので面白いなぁと感じます。

 

このところ参加メンバーが固定化していましたが、やっている内容(各20分ずつ3銘柄をテイスティング)からすると仕方ないというか、メンバーが固定化するのはむしろ当然なんじゃないかと思えてきました。泡盛にも手軽な「一般酒」と、少しだけ特別な「古酒」があるわけで、いってみれば大阪泡盛の会でやっていることは「古酒」なのかなと。

 

大阪泡盛の会を2年間続けてきてわかったことは、この会とは別の一般酒的な位置付けのもっともっと気軽に泡盛を楽しめる会があればいいんじゃないかなということです。近々、そんな会をはじめたいなと思っています。


第24回 丸2年になりました!

開催日:2014年7月26日

今回のテイスティング勉強会は泡盛マイスターの先輩のお店「Roji かふぅ」さんで開催しました。テイスティングをしたのはこちらの3銘柄で左から「瑞泉 三日麹」、「マイルド瑞穂(古酒)」、「暖流」です。

当日に思いついて全てアルコール度数25度で揃えましたが、今回は24回目なので次回にすればよかったと少し後悔(笑)

 

 

とはいえ『三日麹』、『古酒』、『樽貯蔵』とバラエティーにとんだ内容になりました。いつもは30度を中心にテイスティングしているからだと思いますが、今回はどれもまろやかに感じてしまいます。まあ25度だとわかってテイスティングしているからなので、少し正確さにかける感想かもしれません。

 

暖流には30度があるし瑞穂の古酒にも「ロイヤル」という43度があるので、同じ銘柄の度数違いでやってみるのも面白そうですね。マイルド瑞穂は先日の関西泡盛同好会の時に「大阪泡盛の会のテイスティング勉強会で使ってください」と瑞穂酒造さんより頂いたものです。さっそく活用させていただきました。瑞穂酒造さんありがとうございましたm(__)m

 

懇親会はそのままかふうさんで。他ではちょっとお目にかかれなそうな多良川の泡盛があったので「多良川34度(左)」と「MY17(右)」をいただきました。

30度35度と切りのいい度数の泡盛が多いので、34度というのは識名酒造で購入した29度の時雨と同じ理由かも。中身は一般酒の多良川でも琉球王朝でもないようで謎は深まります。

 

「MY17」というのはさとうきびの搾りかすから抽出した宮古島原生の酵母「MY17」を使って造られた泡盛で、この酵母を使うと非常に香り高い古酒ができるみたいで期待されています。そんなに熟成が進んでいないように感じましたがこのままでも十分に美味しい泡盛でした。

珍しい泡盛にすっかり釘付けになってしまいましたが、今宵は民謡ナイト!!うまく撮れなかったのですが盛り上がっているのは伝わりますよね~。


第23回 過去最高に盛り上がった大阪泡盛の会

開催日:2014年6月14日

東京、神奈川、広島、そして沖縄から沢山の泡盛マイスターの方にご参加いただいて過去23回中、最多の参加人数の回となりました。

第1部ではテイスティングの前にいつも会議室をお借りしている稲畑香料様の工場見学をさせていただきました。

 

泡盛は蒸留酒です。酒造所見学で何度か見ている泡盛の蒸留器と香料(フレーバー)の蒸留器ではやっぱり印象が違いますね。また酒造所で造るのは泡盛だけですが香料は商品数が多いし、オーダーメイドのものがほとんどということなので機械管理に相当神経を使うのだろうという印象を受けました(残念ながら画像はありません)

 

テイスティングでは黒麹菌(アワモリ菌、サイトイ菌、ウサミ菌)の違いによる味わいの違いを感じることができました。銘柄は常盤(アワモリ菌)、太平(サイトイ菌)、忠孝(ウサミ菌)です。こちらは画像を撮るのを忘れてしまいました。

テイスティングの後に「4-VG(ビニル グアイアコール)」、「バニリン」、「マツタケオール」といった泡盛と関係の深い、香りのサンプルを匂うことができたのは興味深かったです。

それぞれの香りから僕がイメージしたものは・・・

  • 4-VG 歯医者で詰め物をする時の接着剤のにおい(少し焦げた様な)
  • バニリン 昔懐かしい、匂い付き消しゴムのにおい(チョコレート味)
  • マツタケアルコール 松茸ご飯のにおい

意外な香りもあるかも知れませんが、周りからも同じような感想が出ていたので大きく外してはないと思います。最後は40年古酒でウーヒージャーかざ(雄山羊の香り)を感じることができるというサプライズまであって、本当に盛り沢山の内容でした。

 

懇親会では美味しい泡盛とゆんたくで参加者の交流がさらに深まりました。今回をきっかけに沖縄以外の泡盛マイスター、泡盛ファンの交流がますます広がればと思います。ご参加いただきましたみなさまありがとうございました。


第22回 浦島太郎になってました。。。

開催日:2014年5月31日

会自体は休むことなく開催されていたのですが、僕のスケジュールがとことん合わず今年に入ってはじめての参加でした。テイスティングした泡盛は「古酒まさひろ ゴールド(43度)」、「守禮5年古酒(44度)」、「樽酒 八重泉(43度)」です。

一般酒だけではなく古酒もテイスティングしていることを知らなくて、プチ浦島太郎状態でした(苦笑)

 

久しぶりにがっつりと泡盛と向き合いました。43度、44度の泡盛を3銘柄続けてテイスティングするのは舌が痺れてくるし、どうしても集中力が続かなくなりますね。今回の八重泉(右)は樽貯蔵なので香ばしい香り、木の香りといったそれらしいキーワードを先入観で連想してしまうのは良いのか悪いのか・・・良くないですね。

 

テイスティングの後は谷町六丁目にある沖縄料理店「知念家」さんへ移動して懇親会です。個人的に何度かお邪魔していましたが大阪泡盛の会の懇親会では初めてです。料理がすごく美味しいとメンバーから言ってもらえたので事務局としては大満足でした。

 

それなのに泡盛の画像がないのはアルコールを自粛していたからです。先週、病院で足の親指の傷に雑菌が入り(爪囲炎というそうです)、「にくげ」に成りかけていると言われました。爪の生え際が膿んでそこから肉がはみ出してるのを見て病院に行く決心がついたのですが「肉芽(にくげ)腫」という実にストレートな名前にそのまんまだなと(笑)、どんなものかお見せしようかとも考えましたがなかなかエグイので画像のアップは自粛します。


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