舞富名の入波平酒造見学レポート


工場見学@入波平酒造

泡盛造りの工程通りに回転式ドラムから見学させてもらいました。1回に1トン半を仕込むそうです。3階建の工場ですが与那国空港の前を走る道路からだと回転式ドラムがあるのは1階、工場の裏手からアクセスすると3階部分になります。

いったいなんの話?と思われるかもしれません。以前は空港前の道路から工場へアクセスできたので本来は1階なのですが、工場へと続く橋が壊れてしまって今はアクセスできない状態なんです。アクセスできなくなった理由は一昨年の2015年に与那国島を襲った台風21号。台風の被害に遭われる前はこの橋を渡って工場へ入れたようです。

郵便ポストらしきものも見えますよね。一緒に見学していた浜田さんが以前見学した時は1階から入って地下に降りていったような気がすると言っていたのは、この入り口から入ったからみたいです。


この穴は一体なんなんだ!?

蒸留機に目が行ってしまうことが多い酒造所見学ですが、入波平酒造さんで目が釘付けになったのは床に開いていたこの穴。さてなんの穴でしょう?とSNSで質問を投げかけたら・・・

  • 内線代わりのパイプ
  • 一階に素早く降りる滑り台
  • 王様の耳はロバの耳ぃ〜ってゆーアレ!
  • 休憩時間に皆さんがビー玉で遊ぶやつ(・∀・) などなど

泡盛ファンのみなさんが楽しくボケてくれましたが、もちろん違います(笑)

 

なんだと思いますか?この穴は階下にあるモロミタンクへ米麹を運ぶためのパイプの穴なんです!この画像の右奥に見えるのがパイプですね。

下から見るとこんな感じ。合理的に作られていますよね。

改めて画像を良く見ると穴のそばに米粒が落ちているのが見えませんか?この米粒こそが最大のヒントでした。

工場の床に取り付けられた穴@入波平酒造
工場の床に取り付けられた穴@入波平酒造

回転式ドラムからこの穴までまあまあ離れているのですが、ここで僕が気になったのがどうやって米麹を運んでいるんだろ?ってこと。この穴に他のパイプを繋ぐの??

 

正解はこちらです。

この台車を使って運んでいるそうです。やっぱりここは手作業なんだ~とほのぼのした気持ちになりました。

 

もろみは再び元居た上の階に運ばれてこちらの蒸留機で蒸留されることになります。

蒸留機@入波平酒造
蒸留機@入波平酒造

やはり花酒とそれ以外でタンクが2つありました。

蒸留直後の花酒が入るタンク@入波平酒造
蒸留直後の花酒が入るタンク@入波平酒造

どこを切り取ってもインスタ映え!

40ヶ所以上泡盛の酒造所を回ってきましたが何度見ても飽きないですね~。どこを切り取ってもインスタ映えでしょ!そう思えるのは泡盛バカの成せる業ですかね?苦笑

見学の後はお楽しみの試飲タイムです!といってもドライバーの僕はここでも指をくわえて見ているだけでしたけど。こんなのが並んだらしょうがないんだけど気がついたら手酌でいってたもんな~、誰とは言わないけど(苦笑)

左端の「ゆのん(30度)」がどうしても飲みたくて「食事処海響(いすん)」に置いているという情報を聞きつけて次の日行ったもんなぁ。カジキの中身の味噌炒めと「ゆのん」でカリー!チェーサーはオリオンビールです(^^)

どの料理も美味しかったのでリピートしたかったけどそのタイミングがなくて残念でした。この画像を見ているとまた与那国島に行きたくなるー



いまだに台風の爪痕が。。

もろみタンクの画像で気がついたかもしれませんが入波平酒造さんの工場は所々壁がありませんでした。ここからは僕らが乗ってきたレンタカーが丸見えです。

外から見るとさらによくわかります。工場の中にいるときは壁があるように見えたところも実は応急処置をしているだけだったりします。同じように窓枠が並んでいたと思うのですが影も形もありません。台風21号が猛烈な台風だったということが容易に想像できます。

これは翌日、島内をドライブしている時に風車を撮った画像です。台風21号で2号機の羽1枚が折損したそうですが、片方の風車の羽がないのは台風の被害から修復できていないのかもしれません。最大瞬間風速81.1メートルの台風というのは恐怖でしかないですね。

ここが大阪ならホームセンターで板を買ってきて壁を直すなんてことも比較的簡単にできそうですが最西端の与那国島では資材を手に入れるのも大変なんでしょうね。

 

入波平酒造さん 丁寧に説明していただきましてありがとうございました。決して簡単ではないと思うので頑張ってくださいなんて気安くは言えません。だから台風の被害に遭われる前の工場の姿に一日も早く戻られるようにただただ応援しています。

 

那覇から飛行機で約1時間、与那国島にある3つの酒造所にお邪魔してみて最西端の与那国島から大阪までの距離の遠さを痛感しました。与那国島の泡盛、花酒はこれまで以上に大切に味わって飲みたいと思います。訪問日:2017年10月16日



入波平酒造で盛り泡ろう!

泡盛愛に溢れるひーちゃんと浜田さんと一緒にお邪魔して3人で盛り泡ろう!を踊ってきました。撮影場所は今は封鎖されている以前の入り口の前です。いつかまたここからお邪魔できるようにと思いながら踊りました。


シマーと島ムン

シマーとは泡盛のこと、島ムンとは島の物。同じ与那国島で造られたシマーと島ムンの相性が良くないわけいでしょ?というわけでサッタギッチを肴にシマーを飲みましょうね。

見た目は昆布の薄切りみたいですがサッタギッチとは秘伝のタレに漬けたパパイヤです。なんとこの秘伝のタレは60年物らしい。匂いはちょっと銀杏のようなパパイヤ特有の香りがありますが歯ごたえはシャキシャキで黒糖の甘さに花酒が合います。花酒三兄弟から舞富名を選びました。

この3つはよく目にするクバ巻ですがこんな巻き方もあります。その名も半クバ

全クバ(と呼ぶのか分かりませんが)の方が全体が覆われているので長期保存(熟成)に適しているように思いますが、全クバは一度開けてしまうとビロンビロンになることもあって注ぐ時にうっとおしいので、その点は半クバの方が良さそうです。(2012年3月9日)


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