ヘリオス酒造|圧巻の樫樽の量!

記事の内容

  • 工場見学レポート
  • ヘリオス酒造の主な泡盛
  • コラム|この違いがわかりますか?

ヘリオス酒造の見学レポート

看板を撮り忘れましたが間違いなくヘリオス酒造さんです(汗)。左手に見えるあのタンクで沖縄県酒造協同組合まで泡盛を運んでいるんでしょうか?

酒造所を見学する時は頭をぶつけないか、もしくはつまづかないかと頭や足元を気にしながらということが多いのですが、ヘリオス酒造は見学者を案内することを前提に工場が造られているのでは?と思ってしまうほど理路整然とした見学のしやすい工場でした。

 

でも撮影禁止というのはちと寂しいし、工場の中で見学できたのはもろみタンクと蒸留器だけというのはブログを書くにはつらいかな。。

 

工場の全貌はこの模型を参考にしてくださいね。見にくくてすみません。

ヘリオス酒造はこれまで見学した酒造所の中では大きな規模に入るのは間違いなさそうです。小さな蔵には小さいなりのいい所があると思うし、大きい蔵には大きいなりのいい所があると思います。

 

こちらの蔵(二の蔵)に貯蔵されていた「くら」の樫ダルは「いったいいくつあるんだろう」というぐらいの量で圧巻でした。そこで見た酒造所紹介の映像も素晴らしく、今すぐ「くら」が飲みたい~って気分になりました!

見学後に試飲タイムがありましたがレンタカーだったのでぐっと我慢。でも同じ時間帯に観光バスで見学に来ていた団体さんを羨望の眼差しで見過ぎてしまっているような気がしたので、この日2食目のタコライスを金武で食べるべく早々に退散しました。沖縄本島の移動はレンタカーが便利だけど、酒造所見学に行くのに自分で運転というのはナンセンスの極みですね(苦笑)

 

金武酒造の滞在時間を読み違えてヘリオス酒造には見学開始の2時間も前に着いてしまったのですが、酒造所の方に教えてもらい近くの道の駅を堪能できたのはやっぱりレンタカーで動いていたからこそ。道の駅ではハブアタックやタコライスなどブログのネタをいくつか仕入れることができました(^^)v

 

コアな泡盛好きじゃなくても沖縄好きのリピーターさんは泡盛ファンの予備軍だと思います。だから観光バスで行く酒造所見学ツアーは需要があると思うので那覇バスさんとか企画してもらえませんか?見学不可の酒造所を口説き落としたら確実に人気のツアーになると思うんですけど。

 

とにかく次回はハンドルを握らずにお邪魔するので、その節はよろしくお願いします。訪問日:2012年11月3日

 

【追記】沖縄本島の酒造所巡りをしていた頃はタコライスを食べに良く金武に通っていました。それこそ早めの昼食と夕飯がタコライスなんていう、タコライスのはしごもしたことがありますが、身体が付いていかなくて最近は止めています。年のせいですかね。。



ヘリオス酒造の主な泡盛

  • くら etc
くら(左)@泡盛テイスティングの勉強会
くら(左)@泡盛テイスティングの勉強会

コラム|この違いがわかりますか?

相方のお母さんが沖縄旅行のお土産で買って来てくれた黒糖酒。泡盛マイスターの勉強をしていることは内緒にしていたのですが、自宅にある異様な泡盛のストックを見て何かを感じとっていたのかも?

 

日本人だけどご飯じゃなくてパンが食べたい日もある的な、いやベジタリアンだけど貝はOK的な感じで(←違うか!)、泡盛マイスターといえども泡盛以外が飲みたい日があります。だから沖縄土産に黒糖酒をチョイスしてもらったのはさすがだなぁ~と(^^♪

 

さて、せっかくのお土産をより美味しく飲みたいと真剣に悩んでいたら引き寄せてしまいました!ある番組で見た宮本 亜門氏オススメの沖縄風モヒート。引き寄せとかいう神秘的なものではなく単なる偶然ともいいます(笑)。宮本 亜門氏のオフィシャルブログにレシピが載ってたのですが、そのまんま作れば単なる真似になってしまう・・・。う~ん。こちらはかなり長いこと悩みました。

 

かれこれ1ヶ月悩み続けてふとベランダに目をやると、我が家のミントがこの1ヶ月の間に立派に育ってる。というわけで、自家製ミントで作る沖縄風モヒートに挑戦。


黒糖酒でつくる沖縄風モヒート

まずは適量のミントをグラスに入れて砂糖を加えてミントと一緒につぶします。レシピではラムでしたが、僕は高級原酒 黒糖酒を使います。そこにトニックウォーターを入れて後は氷ですね。トニックウォーターはレシピ通りにちゃんとこれを買ってきました。

シークァーサーはさすがに近所のスーパーに売ってなかったので、すだちで代用。この辺はいつも通りてーげーで(笑)

完成形はこちら。ちょっといい感じじゃないですか?

黒糖酒でつくる沖縄風モヒート
黒糖酒でつくる沖縄風モヒート

横から見るとミントが浮かんでしまっている。。クラッシュアイスじゃなくて普通の氷で手抜きしたせい?

お味の方はベランダ育ち故(?)の野性味溢れるミントがかなり効いた逸品に仕上がっています。なかなか勇気が出なくて外でモヒートを飲む時にチャレンジ出来なかったモヒートの替え玉ならぬ替え酒(つぎ酒?)。今日は家飲みなんでミントが出がらしになるまで何杯も堪能しました。

 

と、モヒートを存分に楽しんだ黒糖酒の箱には「黒糖酒は原料のサトウキビからとれる糖蜜で全て沖縄生まれの特産品です」と書いてあります。これって要するに「ラム」のこと?それとも「黒糖焼酎」に近いの?と気になったので、引き続き「黒糖酒」、「ラム」、「黒糖焼酎」の違いに迫ってみます。

 

同じサトウキビが原料のラムと黒糖焼酎の違いってそもそもなんだっけ?ということで、家にあったラム「BACARDI」と黒糖焼酎「喜界島」を何杯か飲み比べてみましたが、酔いがまわるばかりで解決の糸口すら見つかりません。

このままでは埒があかないので観念して泡盛マイスターのテキストをひっぱり出してきました。

ラムは、サトウキビを原料として造られる西インド諸島原産の蒸留酒。サトウキビの搾り汁をそのまま薄めて造るタイプ(アグリコール)と、砂糖の精製のため搾り汁を煮詰めて結晶を取り除いた後に残る糖蜜から造るタイプ(アンデュストリアル)と原料の状態によって2タイプがあります。

 

一方の黒糖焼酎はサトウキビの茎を絞り、煮詰めてできた黒糖を米麹を使い発酵させて造られる蒸留酒で鹿児島県の奄美諸島のみで製造が許されています。

 

紙面の都合上(?)かなり要約しますが、奄美諸島での黒糖を使った焼酎造りの歴史はこんな感じになります。

  • 奄美諸島で黒糖を使った焼酎造りが始まったのは、太平洋戦争の頃
  • 当時はラムと同じ製法だった(サトウキビに含まれる糖蜜を発酵・蒸留)
  • ラムと同じ製法ゆえ、1953年に奄美諸島が本土復帰を果たした時の黒糖で造られた焼酎はスピリッツの扱いで他の焼酎より税率が高かった
  • 焼酎扱いを望む島民の要望もあって、一次仕込みに米麹を使用することを条件に焼酎に分類されることになった

奄美諸島での黒糖を使った焼酎は昔はラムと同じ造り方をしていたようです。それが焼酎並みの税率にすることとの兼ね合いで米麹を使うようになったということみたいですね。所謂、大人の事情ってやつでしょうか。ひとまずスッキリしました。

 

さて、残った問題は黒糖酒はラムと黒糖焼酎のどちらに分類されるのか?それともまた違うジャンルなのか?黒糖酒の詳細な製法を自分では調べるのは無理だと感じたので、ヘリオス酒造さんに電話で聞いてみました。←勉強熱心か!

 

「黒糖酒は、ラムです」と即答していただきました。これでスッキリしました。「飲んでだめなら聞いてみな!」とかいう賢者の教えってありましたっけ?笑


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