
泡盛のお茶割りは沖縄では定番です。
沖縄でお茶といえばさんぴん茶(ジャスミン茶)・うっちん茶ですが、宮古島で常識にとらわれないお茶割りに出会いました。
宮古島のお茶割りに背中を押されて、お茶を使ったお手軽泡盛カクテルに挑戦してみたのでご紹介します!
今回チョイスした5種類のお茶はどれもが粒ぞろいの為、フリもオチもありません。
どんな順番でいこうか考えてみたのですが泡盛との相性が良くなる順にいきましょうかね(^^)
目次【本記事の内容】
宮古島発|はたして、これはお茶なのか?

宮古島のとある居酒屋さんで見つけた泡盛の”お茶”割り。
よく見ると”お茶”といっても、さんぴん茶でも、うっちん茶でもなく、コーラ+コーヒーで”お茶”ということらしい。
見つけたのは宮古島旅行の初日だったので大事を取ってスルーしたけど(笑)、ふと思い出したので家でやってみることに。
泡盛をコーヒーで割るのは沖縄でメジャーなので良しとして、コーラを使った「しまボール」という泡盛カクテルもあるからコーラ割りもOK。
ひとつだけ気になるのは・・・コーヒーとコーラを混ぜること。未知の世界です(^o^;)
コーヒーはせっかくなので普通のコーヒーじゃなくて自作の泡盛コーヒー(泡盛にコーヒー豆を漬けたもの)を準備しました。

この泡盛珈琲は宮古島の泡盛 菊之露で作っていたのも、これもなにかの縁かも。

ここにコカ・コーラを投入します。目盛りのあるオトーリ用グラスなら泡盛コーヒーとコーラを1:1にするのも楽チン。

ちなみにこのオトーリ用グラスは菊之露酒造創業80年の記念のものですが、泡盛だけじゃなくてグラスも菊之露なのは狙ったわけでもなく単なる偶然です。
宮古島で菊之露酒造さんにお邪魔した時にこのお茶割りのことを聞いてみましたが、酒造所の方も「何それ!」って感じだったので菊之露酒造とお茶割りとは関係がありません。念のため。

”お茶”割りのお味ですが・・・ひと口目は濃くて墨汁をイメージしましたが、そこで怯まずに飲み続けると苦いコーラというか炭酸のエスプレッソというべきか・・・かなり苦いです。
これは自作の泡盛コーヒーのコーヒーの抽出の仕方が影響していると思うので、缶コーヒーとかに変えればこの苦味は抑えられるでしょうね。
でも意外や意外にもコーヒーとコーラが馴染んでると思いました。手を加えるとすれば”お茶”割りというネーミングは、紛らわしいので止めましょうか(笑)
それからコーヒーはコーヒーリキュールを使って、さらにさっぱりさせるためにクラッシュアイスを使えばお洒落な泡盛カクテルに化けそうな気もします。
コーヒー×コーラのインパクトがあり過ぎてすっかり泡盛の影が薄まってしまいましたが個人的には”お茶”割りはアリでした!
こうやって並べてみると黒×赤が効いてて絵的にもアリじゃないですか?

ポストうっちん茶?珈琲風味のタンポポ茶割り
続いては相方が最近愛飲しているお茶を奪い取って泡盛で割ってみたら、どえらい美味しかった泡盛のタンポポ茶割り。
タンポポの根100%で造られたコーヒー風味のお茶ということなんですが、タンポポの根っこでなぜにコーヒー風味?
その実体はタンポポの根を刻み乾燥させて焙煎して粗挽きにしているお茶らしい。
ブログを書くのにネットで調べると、タンポポ茶は戦時中にドイツでコーヒーの代用品として飲まれていたという歴史があるようです。
二日酔いや肝臓にもいいみたいなのでポストうっちん(うこん)茶かも。沖縄では泡盛を割るのに馴染みのあるコーヒーだけにコーヒー風味はすんなり受け入れられそう。味は懐かしいカルメ焼き風。
小学校の理科の授業でカルメ焼きを作った時は、全然膨らまなかったなぁ~と遠い目。
パッケージに「コーヒーをひかえている方の為のノンカフェインタンポポ茶(コーヒー風味)」と書いてあったので、泡盛で割るなんてどうかなと思いました。
でも。
「蜂蜜、砂糖、ミルクなどをお好みに応じて加えて頂きますと、おいしく召し上がれます」とも書いてあったのでミルクなどのなどに泡盛も含まれると解釈しましたが、ちょっと拡大解釈が過ぎたでしょうか?笑
二日酔いにならない!?千草28茶割り
大腸カメラで痛い思いをしたことをきっかけに健康管理に気をつけようと、引っ張りだしてきた千草28茶。


- ドロドロからサラサラへ
- 糖・代謝
- メタボ対策に ・・・
このチラシを見ているといかにも身体に良さそうなので、千草28茶を飲めば大腸カメラとは無縁な生活が送れそうです。とはいっても泡盛ブログなので、泡盛を千草28茶で割って飲もうという話(笑)
でも悩んだのはその割り方。
普通にお茶を作ってそれで泡盛を割るのもいいんだけど、それじゃあまりにも普通過ぎる。
千草28茶は古来より伝わる伝統野草を28種類厳選して作られているんですよね。野草って聞くと煮出した方が効きそうじゃないですか?
単なるイメージかもしれませんが先に泡盛と水を混ぜておいて、それで煮出すことにしました。

60度手前まで熱々に加熱したので燗酒としては十分すぎますね。
でも煮立てたわけじゃないのでどのぐらい色が出るのか不安でしたが、意外にも濃い目の色が出てます。

飲んでみると野性味が溢れていて少々くせが強い。さすが厳選された野草です。味からのイメージですが快便効果がかなり期待できそう(^^)
くせがあるので沢山飲めないという意味では決してなくて、本当に身体にいいものをゆっくりと吸収しているって感じ。
千草28茶だけで飲んだことがないので信憑性はありませんが、泡盛で割ることで飲みやすくなったんじゃないかなと思います。←本当か?
だから泡盛で割らずに泡盛を飲む前に千草28茶を先に飲んでおく方が効果がありそう。それを言っちゃうと泡盛で割る意味がなくなっちゃうんですけどね~(苦笑)
泡盛と同じ米から生まれた玄米茶割り
お次は泡盛のつやひめげんまいちゃ割り。山形のおいしいお米、つや姫で造られた玄米茶です。
米から造られたお茶なので、同じ米(ほとんどがタイ米)で造られた泡盛との相性が悪いはずはありません。
なんだかほっこりする味わいです。山形県出身で山形のごっつお(うまいもの)大使を自称する身としては一押しにしたい泡盛の割り方です。
実は真面目?太陽のマテ茶割り
CMを見ていると理由もなく声に出してみたくなるネーミングの太陽のマテ茶割り。
夏が終わってしまうとなんだか飲めなくなるような危機感を感じてトライ!
パッケージを見ると日本マテ茶協会推奨!と書いてありました。
日本マテ茶協会?そんな協会があったのか??あのハジけたCMのイメージとは裏腹に実は真面目なお茶のようです。
※2012年に書いたブログが元になっているので当時のCMのことを指しています
アイディアとやる気(勇気)次第で常識にとらわれない”お茶”割りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
泡盛の楽しみ方は無限大!面白いと思いますよ(^^)