
大阪泡盛の会のメンバーTさん曰く「いままでで一番美味かった泡盛はミニボトルの泡盛だった」。そのミニボトルというのは、とあるバーで飲んだかなりの年数を重ねた菊之露(一般酒)だったそう。
バニラエッセンス入れた?とマスターを疑うぐらいの強いバニラ香を放っていたとか。
それほどまでのバニラ香というのは狙っても出るものじゃないと思うので、古酒というのは面白いというか奥が深い、いや摩訶不思議かな(*_*)
ミニボトルをお土産用と侮ると痛い目にあうかもしれませんね。でもお土産でもらったミニボトルは忘れられたままになっている可能性が高いので極上の古酒に出逢えるかも?
目次【本記事の内容】
沖縄土産の定番|泡盛のミニボトル

泡盛のミニボトルは沖縄旅行のお土産に最適。邪魔にならないし、見た目もかわいいので飲めない人にも喜んでもらえます(と思っています)
ミニボトルは100ml入りなので1本だと飲める人にはちと寂しいけど、こんな2本セットだといい感じ。宮古島では泡盛2本を束ねるのは夫婦を表すようですが、まる子ちゃんはまもる君の妹なんです、念のため。
まもる君は警視待遇巡査長なので「交通安全のお守りにどうですか?」と書いてあるのを見た記憶があるんですが、交通安全のお守りがお酒ってちょっとどうなんでしょうね(^o^;)
コレクションにもジャストサイズ
100mlだから晩酌で飲むには足りないけど一人でサクっと飲みきれるので、ミニボトルは色んな銘柄を楽しむにはありがたいサイズです。一升瓶しかない銘柄だとしばらく他のに手を出せないですからね~。
しかも中には売れ残って古酒になったり既に終売となっているものも。↓この「久米仙 仙華(30度)」・久米仙酒造も2008年に終売になっているよう。
この「南の誉(30度)」・龍泉酒造も極上の古酒に育つことを夢見てしばらく忘れておくことにしますか。
ミニボトルの価格は割高ですが(南の誉は500円弱)、全銘柄制覇を狙うにはサイズ的にもレアな銘柄を探すのにもミニボトルは狙い目なのです。
泡盛クイズ|ミニボトルはどっち?
よくあるミニボトルは一升瓶か三合瓶がモチーフですがこれは四合瓶なんでしょうか?
キャップ周辺だけだと四合瓶と見分けがつかない!
実はこう並べて撮ってました(笑)
100ml入りなのでミニボトルということにしておきますが、ミニボトルにしてはかな~り骨太ボディの「琉球ゴールド(古酒・30度)」・新里酒造です。
ちなみに古酒です。そんなにミニボトル事情に詳しいわけじゃないけど、ミニボトルはやっぱり一般酒(新酒)が多いので古酒は珍しいかもしれませんね。
最近はこのタイプのミニボトルをよく見かけます。

大きく見えて100mlだから一般的なデザインのものと量は一緒。あ、栄養ドリンクじゃないですよ!ある意味、間違いじゃないけど(笑)
探せばまだまだ面白いものが見つかりそうなので、ミニボトルをコレクションするというのも面白そう。大量に集めたところでスペースもそれほどいらないので現実的ですしね(^^)
出張のお供に|缶入り泡盛
東京でひと仕事を終えて新大阪に向かう新幹線での2時間半。軽く一杯やりつつ弁当を食べて後は終点の新大阪までひと眠り。
この一杯に泡盛を飲みたいと思うのはやっぱりレアなんでしょうか?
だってビール、発泡酒等はどこででも売ってて選びたい放題なのに泡盛はナッシング。なにも新幹線に二合瓶を持ちこんで飲みたいわけじゃないんです。量は350mlの缶ビール一本程度でいいんですけど・・・売ってない(泣)
そんな泡盛中毒者に最適なものを見つけてしまいました!

多良川の180ml缶でアルコール度数12度に割ってあります。紙パック入りの泡盛は見たことがありましたが缶なら安定していて携帯するにも安心です。これなら家にストックしておいて出張の時に持って行けます。
でも新幹線で出張なんてほとんどないんですけどね~(苦笑)
こちらはミニと言えないサイズですが持ち運びに便利な缶入り泡盛。ワールドカップのベルギー戦を観ながら飲むつもりで沖縄のライカムで買ったシーサーボールです。

午前3時に起きれず飲み損ねたのを大阪に持って帰って美味しく飲んでます。このルックスなのに9%でガツンと来るので飲んでたら寝落ち間違いなしだったと思う(苦笑)
スポーツ観戦に|プラカップ泡盛
ZUISEN CUPという響きがサッカーの大会みたいですがプラカップ入りの泡盛「瑞泉カップ(12度)」・瑞泉酒造です。Amazonで買いましたが詰口年月日が予想外に古くて古酒になりかけてますよ~
プラカップといっても、もっとがっちりした作りのものもあるのに、これは華奢というか蓋にも遊びがある感じなので凍らせることも出来そうですね。
今度キャンプ用に凍らせてみますかね(^^)
プラカップはビン・缶持込NGのスポーツ観戦にも良さそうですね、甲子園とか。
ちなみに泡盛の水割りは氷を入れない水割りが好きなんですが、夏場はそれだともうひとつなのでプラカップの泡盛を冷やしておくのが楽でいいですね。キンキンに冷やして置いたのを風呂上がりに飲むのが楽しみです(^^♪
こちらはビーチパーリーが似合う12度の久米仙のプラカップ。泡盛でカリー!ブレンドのにーにーですね。いやねーねーかな。

飲み会でちょっと飲み足りなかったときは家飲みでプラカップ泡盛もいいですね。ストローは菊之露のイメージカラーの赤にしました!

残波もなんだかストローな気分。20ml増量なのでストローもちょい長め。こう見えて電子レンジで燗ができる優れものなんです。寒くなってきたら燗もいいですね〜(^^)

新幹線のテーブルが似合うのは久米島の久米仙のカップ泡盛です。

菊之露 水割りカップ13度は詰口年月日から3年近く経っていて前割りの馴染み具合いが最高!でした。13度位の水割りは食中酒にもいいと思いますが暑い時期は風呂上がりにごくごく飲めるので好きです。ということをライブ配信しました。

プラカップは泡盛カクテルのようなリキュールも発売されています。

ワンカップは日本酒だけじゃない
ワンカップ泡盛の「尚円太鼓」・伊是名酒造所です。

そりゃ缶やプラカップと比べると持ち運びには向いていないけど、一升瓶しかなかった時代に持ち運びに便利なワンカップ大関が誕生したことは相当なイノベーションだったようです。泡盛にもそういうイノベーションが欲しいよね!
コラム|ミニというにはちょっと大きな泡盛野郎
泡盛の二合瓶の蓋の開けやすさには漏れそうで危うさすら覚えるのに、泡盛野郎のとっくりの栓ががっちり締まってて、手では抜けません。
というわけでワインオープナーを投入した結果、こんな違和感アリアリの状況に(笑)
流石オープナー!あっさり開いたけどコルクが破壊されてしまった。
こりゃ飲みきるしかないでしょ。といってもたかだか二合瓶(360ml)なんですけどね。(2012年3月30日)