お酒好きにすすめたい泡盛本|雑誌編

本記事ではお酒好きに向けて、機内誌あり学会誌あり、廃刊になった雑誌を中心に少しマニアックですがおすすめの泡盛本を紹介します。

 

泡盛初心者にすすめたい泡盛本はこちらでまとめています。

関連|初心者にすすめたい泡盛本|厳選8冊

  • 焼酎楽園
  • コーラルウェイ
  • カラカラ
  • 泡盛研究
  • 番外編|銘酒八重山の泡盛(切手)

焼酎楽園

焼酎楽園は、焼酎・泡盛全般を取り扱う雑誌です(現在は休刊)。その中から泡盛特集号を集めました。

  • vol.3
  • vol.14
  • vol.19
  • vol.30
  • vol.36

焼酎楽園 vol.3

焼酎楽園 vol.3
焼酎楽園 vol.3

果たしてどれくらいの人がお宝と感じるんだろう?これをお宝と感じるのはかなり少数派かもしれませんね(笑)

 

「焼酎楽園」の泡盛特集は見つけたら必ず買っているのですが、2000年6月発行の創刊第3号をブックオフでゲットしました(^^)v

 

15年も前の本なのにピッカピカでした~ 

 

前の持ち主がどんな人かなんて知る術はありませんが、こんなに綺麗なのだから大事にされていたんでしょう。

 

逆になぜ手放したのかは気になるところでもありますが。。

 

パラパラとめくっていくと、ちぎれた付箋が残っているページや角を折っているページがありました。そこは黒糖焼酎と泡盛の特集ページ。前の持ち主は黒糖焼酎と泡盛ファンだったんでしょう。

 

僕的には瑞泉酒造さんの「御酒の誕生秘話」と山羊料理専門店「さかえ」さんの記事が気になってます。泡盛の肴に週末にじっくり読むのが楽しみ(^^♪ 

 

第3回のテイスティング講座は泡盛の古酒とチーズの相性研究がテーマでした。

 

2000年に発行された雑誌ですが、テイスティングのテーマは未だにに色褪せないテーマですね(2015年)


焼酎楽園 vol.14

焼酎楽園 vol.14
焼酎楽園 vol.14

出張のお供は某酒屋でゲットした焼酎楽園の第14号、2004年に発行されたものなので泡盛なら10年オーバーの古酒です。

 

そして焼酎楽園のお供は、プラカップの久米島の久米仙(^^)

久米島の久米仙のプラカップ泡盛
久米島の久米仙のプラカップ泡盛

中でも気になった記事はこちらです。キャップシールって品質保持の目的よりも脱税・乱売防止対策が先だったなんて知ってました?

泡盛のキャンプシール@焼酎楽園 vol.14
泡盛のキャンプシール@焼酎楽園 vol.14

リビングが泡盛の甕で埋め尽くされるくらいコレクションしてしまった平良さんという方が紹介されていました。

 

泡盛コレクターの平良さん@焼酎楽園 vol.14
泡盛コレクターの平良さん@焼酎楽園 vol.14

平良さんはお酒を飲まないそうです。泡盛の魔力は恐るべしですね(汗)

 

それにしても特集記事の内容に古さを感じなかったのは、泡盛業界に革新的なものがなかったというべきか・・・

 

いやいや!600年の泡盛の歴史は、

色褪せないんです!!

楽しみにしていたテイスティング講座は終わってました。それとも不定期掲載なのかな?

 

酒販店リストには、今は無き焼酎オーソリティーのなんばパークス店が載っていました。

 

何回か行った記憶があります。

 

でも10年前といえば司法書士の受験時代で勉強ばっかりの毎日だったので、アルコールを口にすることはほとんどありませんでした。

 

今では考えられませんが、飲んでも月に1回ぐらいでしたね。←遠い目

 

合格後、普通の生活に戻って思い出した頃にはもう焼酎オーソリティはなくなってました。

 

いまもあれば絶対に通ってるはず。だって焼酎泡盛の品揃えが3,000種類ですよ。是非また復活してほしい! 

 

ひとついえることは10年前には焼酎・泡盛ブームが確実にあったということです。そして携帯に便利なワンカップ泡盛は10年前にはなかったのかもしれません。

 

故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る、焼酎楽園で温故知新でした。


焼酎楽園 vol.19

焼酎楽園 vol.19
焼酎楽園 vol.19

泡盛を求めて焼酎楽園で紹介されていた酒販店に行って来ました。

 

ひと通り店内を見渡しても泡盛を見つけることができなかったので店主に聞いてみました。 

 

実際に蔵に行き自分の目で確かめたお酒のみを扱っていること。泡盛の蔵はまだ行くことができていないから置いていないことを、本当に申し訳なさそうに言われて、なんだかこちらが恐縮してしまいました(^o^;) 

 

そこから話し込んでしまい(笑)、作り手の顔が浮かび酒造所の中のにおいや雰囲気がイメージできる蔵のお酒じゃないと、自信を持ってお客様に薦めることかできないから泡盛を置いていないという店主の熱い想いを聞かせてもらいました。

 

売れるもの(売れそうなもの)を追いかけることの多い時代に本当に頭が下がります。

 

まだ持ってなかった焼酎楽園 vol.19をゲットしてるんるんで帰りました(^^♪

 

泡盛はひとつも置いてないけど、また来ようと思ったお店です。


地元の人にとって30度はきつい

やんばる酒造さんの蒸留機@焼酎楽園 vol.19
やんばる酒造さんの蒸留機@焼酎楽園 vol.19

「地元の人にとって30度はきつい、25度でもきついと言う。地元で飲まれるのは20度が圧倒的に多い」

 

というように、やんばる酒造(旧田嘉里酒造所)さんの特集記事に書かれていた泡盛の度数の話が意外すぎる内容でした。

 

中部の泡盛メーカーが出した20度の泡盛がやんばるの市場をも席巻したことが、事の発端でした。 

 

30度をきついといいながら20度の泡盛をオンザロックでぐいぐい飲むのがやんばる流の泡盛の飲み方ということのようです。

 

20度というと「まるたマイルド」ですね。

 

やんばる酒造さんの蒸留機は仕込み量を増やしたことにあわせて増築しているんですって!写真じゃなくて実物を見てみたい(^^)


再留ってなんですか?

「端麗な味わいで、古酒に向かない」タイプの泡盛を造るときには、「再留」方式を取り入れている。ごく簡単にいえば、蒸留を2回行うこと。

 

という内容が金武酒造さんの特集記事に書かれていたのですが、泡盛は単式蒸留器で1回だけ蒸留をするというルールがあるのに2回というのはどういうことなんでしょう?追記)

 

言い出したら後留部分を次回の蒸留のもろみに入れてもう一度蒸留するのも2回蒸留していることになるのかもしれませんけど、とっても気になる「再留」でした。2018年

 

追記)酒税法では泡盛の蒸留回数の規定はありません。尚のように3回蒸留することも可能です。

関連|減圧蒸留とは?方法・味わいの特徴は?


焼酎楽園 vol.30

焼酎楽園 vol.30
焼酎楽園 vol.30

「和酒」と書いて「なごみのさけ」と読ませるらしい。

 

「食中酒としての泡盛を考える」、「泡盛の現状と課題」を興味深く読みました。

 

泡盛が「家で飲む酒」として定着するためには、消費者の持つ「沖縄音楽、沖縄料理、泡盛」という固定概念をいかに打ち破るのかがポイントになる。

 

なるほどなぁという感想ですが、この記事を書いているのが2018年で、この雑誌が発行されたのは2008年7月。

 

あえて厳しいことを言うと、課題もポイントも10年前から何も変わっていないような気がしますね。。

 

一方で「革新する泡盛。若き造り手達」という10年前に書かれた記事を読んで、宮里酒造所の宮里 徹代表は有限実行の方だといたく感心しました。

 

代表という立場や酒造所の規模も関係してくるとは思いますが、ここに書かれていたことをすべて実行に移されていて素晴らしいと思いました。

 

「私は、泡盛の場合、水割りではなくロックで飲むことをすすめています。ですから、食中酒として、ロックで飲めるアルコール度数を考え、25度の泡盛を提案したわけです。今後は、水で割ったときに出るうまみ、沖縄料理だけでなくごく普通の和食にも合わせやすい泡盛というものを提案していかないと、なかなか全国的な普及は困難なのかなとも考えています。

 

ファミリーマート限定春雨(25度)や和乃春雨(15度)にしっかりつながっていますよね。

ファミリーマート限定の春雨25度
ファミリーマート限定の春雨25度

そうそう。テイスティング講座の続編なのか?テイスティングノートいう企画がありました。

 

5種類の泡盛をテイスティングして元スマップのメンバーに例えるという内容です。

泡盛をSMAPのメンバーに例える@焼酎楽園 vol.30
泡盛をSMAPのメンバーに例える@焼酎楽園 vol.30

泡盛とスマップが全然結びつきませんっていう感想はさておき。

 

紹介されていたテイスティング表というのが香り・含み・余韻の3つの項目をロック、水割り、湯割りで評価するというもので、泡盛マイスター協会のテイスティングとはまた違ったアプローチで一度やってみたいと思いました。

泡盛のテイスティング表@焼酎楽園 vol.30
泡盛のテイスティング表@焼酎楽園 vol.30

焼酎楽園 vol.36

焼酎楽園 vol.36
焼酎楽園 vol.36

特集1は宮古島の泡盛で宮古島にある全7メーカーについて詳しく書かれています。

 

僕は宮古島で全メーカーをひと通りまわりましたが、見学できたのは3社だけでした。

 

見学させてもらったときに撮影NGだった宮の華さんの蒸留機まで載ってるし、この雑誌があれば見学しなくてもかなり詳しい情報が手に入ります。

 

わざわざ自分の足で見てまわったからこそ、丁寧に取材されているこの記事の価値がわかったということにしておきます。

宮の華さんの蒸留機@焼酎楽園 vol.36
宮の華さんの蒸留機@焼酎楽園 vol.36

特集2では「復帰、40年、沖縄の泡盛は今・・・」と題して、真面目に深く泡盛の将来について取材されています。

 

中でも「仲村 征幸さんに聞く」が40年以上の泡盛の歴史について深く書かれていて読み応えがありました。

 

尚順男爵が書かれた古酒の3つの香りについても言及されています。

 

この尚順男爵によれば、クースの三大特徴は「白梅香かざ、トウフナビーかざ、ウーヒージャーかざ」となっています。トウフナビーかざは焦げ臭、あとのふたつはフーゼル油の香りだと思う。尚順男爵は、この香りが残っている「余韻」を表現したのではないか、と。

 

醸界飲料新聞の仲村さんの見解は「琉球の宝 古酒 古酒造りハンドブック(山入端艸以)」で考察されていた見解とは若干違っていました。

 

トウフナビーかざについてはほぼ同じだったので、ウーヒージャーかざについてぜひ一歩踏み込んだご意見を伺ってみたかったですね。

 

関連|泡盛の古酒ってどんなお酒なの?|古酒とは


コーラルウェイ

日本トランスオーシャン航空(JTA)の機内誌のコーラルウェイです。僕が乗るのは沖縄本島から沖縄の離島間だから楽しい思い出しかない雑誌。

 

毎月発行されているのかな?月をまたぐ旅行だと行きと帰りで今月号と来月号の2冊読めるから得した気分になりますよね。

 

定期購読している人も多いみたいですが、僕がゲットするのは泡盛特集号です。網羅的にチェックできていないので気づいたものだけになりますが、泡盛特集の2冊です。

泡盛に酔う@コーラルウェイ
泡盛に酔う@コーラルウェイ
泡盛紀行@コーラルウェイ
泡盛紀行@コーラルウェイ

泡友さんがfacebookに投稿しているのを見つけて、欲しいなぁと思っていたらなんと数日後にもらえた泡盛紀行!

 

なんでもその友人の職場にこのコーラルウェイがあって、この表紙は伊藤さんにあげようと思ってゲットしてくれていたみたい。感激~。

 

コーラルウェイが普通にある職場なんて普段の僕にはまったく縁遠いのですが、そんな業界の方とお友達になれたのも泡盛がつないでくれたご縁なのが面白いです!

 

特集のメインは与那国島の泡盛でした。この記事を読んで与那国島に行きたくなって2017年の10月に与那国島に行きました。今読み返すと実際に行ってきたのでさらに記事が面白く感じます!


カラカラ

カラカラ伽楽可楽
カラカラ 伽楽可楽

泡盛研究

泡盛研究@泡盛学会
泡盛研究@泡盛学会

これは泡盛マイスターの大先輩から譲り受けた泡盛学会の学会誌「泡盛研究」です。

 

ちゃんと確認もせず何年もそのままにしていたので、目次を開いたときは驚きました! 

目次@泡盛研究
目次@泡盛研究

坂口謹一郎先生の論文「君知るや 名酒泡盛」が掲載されているじゃありませんか!!

 

ほんの一部分だけを断片的にしか読んだことがなかったので完全体で読むことができて興奮しました!!!

 

もし探されている方がおられれば泡盛研究を探してみてください。これを入手するのも簡単ではなさそうですが。

 

また「泡盛の流通を考える」というテーマの座談会がかなり読みごたえがありました。

 

もろみ酢の登場が酒造所に与えた影響についてこういった内容が書かれていました。

 

ところがもろみ酢を大量に作るためには、泡盛を大量に造らないといけないわけで、次々にできた泡盛を販売しないと次のもろみ酢が作れない。そのためにいわゆる一般酒の一升瓶あたりを安売りし、安売り合戦が起こったということをいろんなところで耳にしました。そうだとすればもろみ酢の存在がもろ刃の剣になっていますよね。

 

なんとなく耳にしたことがありましたが、こういうことが起きていたんですね。なんとも複雑な気持ちになります。 

 

それはそうと、論文やエッセイも読みごたえのある学会誌でした。泡盛学会って現在も活動されているのでしょうか?ご存じの方、情報お待ちしています。


飲めない銘酒八重山の泡盛

石垣島に行ったら絶対に買うぞ!と狙っていたのが「銘酒八重山の泡盛」

 

泡盛といっても飲めない泡盛、オリジナル フレーム切手です。

  • 「琉球泡盛~銘酒八重山の泡盛~(2011年・限定1,000部)」
  • 「銘酒 八重山の泡盛 PartⅡ(2014年・限定1,000部)」

PartⅠは泡盛の日の11月1日に販売、PartⅡは泡盛の日ではなく6月24日でした。

当時、知り合いの郵便局長さんにも聞いてみましたが、この切手は通信販売はしておらず沖縄の限られた郵便局でしか買えませんでした。 

  • PartⅠは、八重山局、西表島局、与那国局、大浜局、竹富局、黒島局、波照間局、小浜島局、川平局、白保局、西表大原局、伊原間局、石垣新栄局、 石垣平真局、真喜良局、那覇空港内局(計16局) 
  • PartⅡは、石垣市、竹富町、与那国町の全郵便局及び那覇中央郵便局(計 16 局)

参考|日本郵便のホームページより

 

それならしょうがないということで、次の石垣島旅行に照準を定めていたわけです。その割にはなかなか郵便局に行けず、結局は相方が代わりに買っといてくれました。   

 

買ってから実物をよくよく見るとPartⅠ・Ⅱで内容はほぼ同じでした。

それでも見比べると2社のラベルは変わっていました。

 

玉那覇酒造所のは長方形が正方形になってます。請福酒造はリボンの位置と稲のデザインがリニューアルされています。

ちなみに地図上の請福酒造の位置は移転前のものでした。移転後なら④請福酒造と⑧仲間酒造所がほぼ同じ位置になります。

 

思わぬところで、マニアックに楽しむことができた泡盛切手なのでした。

 

さぁて、いつ使おうか??


RELATED