
蒸留酒の泡盛はカクテルベースにも最適です。代表的な泡盛カクテルにはアワモリ・トニックやしまボールなどがあります。
また泡盛カクテルコンテストにはバーテンダーが全国からエントリーして魅惑的な泡盛カクテルが誕生しています。泡盛を使った本格的なカクテルを楽しむことができるバーが沖縄にはあります。
目次【本記事の内容】
泡盛カクテルとは?
泡盛カクテルはその名の通り琉球泡盛をベースにしたカクテルです。泡盛マイスターがバーテンダーを務めるBarDICKをはじめ沖縄には琉球泡盛を使った本格的な泡盛カクテルが味わえるバーがあります。


いちおしの泡盛カクテル
泡盛業界イチ押しの泡盛カクテルといえば、こちらの58KACHA-SEA(ゴーヤーカチャーシー)です。

公募の泡盛カクテルコンテストでグランプリを授賞したカクテルで、沖縄を代表する食材ゴーヤーが使われている苦味も楽しめるカクテルなのです。

グランプリのレシピはこちらです。
【使用材料】
- 40度の泡盛
- ゴーヤー3cm
- ライム1/4
- トニック
【使用材料】
- ゴーヤーを3cm幅にカットし、おろし器で周りの部分をすりおろす
- 泡盛を40mg程注ぐ
- ライムを絞り、トニックを注ぐ
- 軽く混ぜて出来上がり
詳しい作り方はバーテンダーでもある泡盛マイスターが作っているこちらの動画をどうぞ!
自宅で泡盛カクテルを作ってみた
泡盛マイスター協会が発行している泡盛カクテルブックです。

全国泡盛カクテルコンテストの過去10年分の優勝、入賞作品のレシピが紹介されています。
僕も泡盛マイスターのはしくれ、家飲みはもっぱら水割り派ですが泡盛カクテル作りにチャレンジしてみました。とはいえ僕はシェーカーすら持ってないので手軽なアワモリトニックをチョイスしました。

レシピ通りに作りたい想いはあるんですよ。
でも欲しい物が手に入りにくかった田舎育ち(山形です)が災いして、身近にある物で済ませてしまうという田舎者気質が未だに抜けません。
だからライムはすだちで、トニックウォーターは普通の炭酸水でといった感じなので本格的とは程遠い・・・緩さ。さらに、このグラスは金武酒造の龍ですが、使った泡盛は龍じゃないし(苦笑)

レシピ通りにきっちり作らなければ美味しくないのかというと、そんなことはなく。緩く作ってもアレンジしても美味しいものです。
泡盛カクテルは気楽に楽しむべし!
盛マイスターとして泡盛の普及の役に立てないかと泡盛を飲みながら真剣に考えた結果、学生時代に学んだ「お酒が苦手でもカルーア・ミルクなら美味しく飲めるという魔法の原理」を思い出しました。
そうですよ、こだわり過ぎずもっと気楽に楽しめばいいんですよね。
強い・きついという泡盛のマイナスイメージがハードルになっているなら、いろんなもので割って飲みやすくして飲んだらどうでしょう?
そんな泡盛の飲み方は邪道だと言うご意見もあるかもしれませんが、まずは飲んでもらえないと泡盛ファンを増やすことは到底出来ません。
というわけで。
「泡盛いろいろ 飲み方もいろいろ 泡盛カクテルだっていろいろ♪」と題して、60以上の緩いオリジナル泡盛カクテルを作りました。オリジナルというか、なんちゃってカクテルですね(苦笑)
こんなのは泡盛カクテルじゃない!というご意見もあるかもしれないので、ここに企画の趣旨・ルールをまとめておきますね。
- 使うのは同じ泡盛
- 割り方は泡盛と何かを1:1で
- グラスは目盛りがあるオトーリグラス
飲みやすく美味しい泡盛の飲み方を検証するには、いつも同じ泡盛を使うのがわかりやすいと思ったので、思いきって買ってみました。
どん!!

4リットル入りのペットボトル泡盛「かりゆし」です。60種類以上のオリジナルカクテルを作ったので既にきれいさっぱり、空になっていますが。
こちらは目盛りがあるオトーリグラス。

それにしても。ひとつひとつがくだらないけどまとめて読むとますますくだらない。でもなんだか爽快な気分です(笑)
もっと気軽に泡盛(一般酒)を楽しもう!というメッセージを込めた企画です。泡盛は30度が一般的なので強い酒というイメージがあるかもしれませんが、水割り・ソーダ割りに限らずに飲みやすい飲み方で遊び心を持って飲めばいいんだと感じてもらえたら幸いです。

オリジナル泡盛カクテルを作ってみた!