台風をかわしての弾丸ツアー 伊是名酒造所

酒造所見学ツアー第9弾の本島北部旅行で1蔵目にお邪魔したのは伊是名酒造所さんです。

 

まだお邪魔できてなかった伊是名・伊平屋酒造所を見学するべく北部に宿を確保したものの4日間の滞在では島に泊まるのは難しく。でも運天港から日帰りで行くとしたらこんな感じなんです。

 

伊是名島は行きは10:30運天港→11:25伊是名島、帰りが13:30→14:25で滞在時間は約2時間。

伊平屋島は行きは11:00運天港→12:20伊平屋島、帰りが13:00→14:20で滞在時間は約40分。

 

フェリーの運行時間を見たらさすがに2つの島に渡るのは諦めました。。どっちに行くか?は悩む必要もなく島に2時間滞在できる伊是名島に決定したのでした。短いような気もするけど2時間で酒造所を見学して家族の元に帰る。家族と一緒の今回の旅はこのくらいが丁度いいんです。たぶん。

 

暑い最中、道に迷いながらもレンタルサイクルで走り続けるとこの道の先に酒造所が見えてきて一安心。沖縄の移動はほぼレンタカーなんでナビが連れて行ってくれるものとちゃんと調べてなかったけど、今回はレンタサイクルだからナビは付いてなかった~(当たり前)。 

ネットの情報によると見学時間は10分ということだったし、それこそ帰りのフェリーの時間が気になるので駆け足で工場の中を見せていただきました。まずは5日目のもろみ。まだ活発に発酵しています(^^)

普段は気にならないのにどうしても気になったのが回転式ドラムで蒸した米をどうやって麹棚に運ぶのかってこと。というのも麹棚の傍らに立てかけてあったスコップが目にとまったからです。もしかしてこのスコップで運ぶのか!?と若干期待しながらも聞くと・・・さすがに違いました(^_^;)

じゃあどうやって運ぶかというと、↓こちらの台車にスコップで入れてそれをフォークリフトで吊り上げて麹棚に入れるんだそう。言われてみればこの仕組みは他でも見たことがあるような気もするし、初めてみたような気も。単に忘れてしまっているだけかもしれませんね。。

丁度蒸留中だったので蒸留器の近くに移動すると暑い暑い。炎天下の中、チャリを飛ばしてきた身には堪らず、失礼してお茶を飲みながらお話を伺いました。

↓後留部分のため検定タンクには行かずに次回蒸留するもろみに加えられるそう。 

こちらが倉庫です。離島では瓶はリサイクルするものっていうイメージがありましたが、そうでもないようでした。リサイクルするのに本島に送っているらしく、輸送費が高くつくのでコスト面から考えるとリサイクルするメリットはあまりないようでした。

近々販売されるという初心者・観光客向けの泡盛のことも教えていただきました。とても気になる商品でしたがまだ販売前ということで購入することはできませんでした。でもそろそろ販売がはじまっているかもしれませんね~。最後に『金丸』を手に記念撮影ができて満足でしたが後ろ髪を引かれる思いで酒造所を後にしました。

自転車のペダルに足をかけて頭をよぎったのは来るときは下りだった↓この長い坂道。大阪でアシスト付き自転車に慣れた身には帰りの登り坂はキツい!台風の影響で風が強いといっても暑さを和らげるものでもないし、むしろ向かい風でした(>_<)

この坂の左右には田んぼが広がっていました。泡盛は大部分がタイ米(インディカ米)で造られていますが、伊是名酒造所には島で作られたお米(ジャポニカ米)で造られた泡盛『尚円の里』があります。『尚円の里』はこの田んぼでとれた米で造られているかもしれないなぁ~と向かい風に立ち向かいながら思いました。


伊是名島で唯一味わったのは・・・

風が強くて暖簾が絡まってしまっている「やま」さんで頂いたのは沖縄風のみそ汁とご飯。具沢山でやさしいお味のみそ汁でしたねー。想像以上のボリュームだったのでフェリーの時間を気にしながら最後は一気に飲み干しました(^^)

お店のカウンターで見つけたこれは?

もちろんコーレーグースなんだけど、「あわもり 激辛」なんて書かれると飲んでみたくなりませんか?笑

どこの泡盛を使ってるのかも気になる^ ^

 

台風といえば朝食を食べている時に宿のオーナーさんから伊是名島への船はよく止まるという話を聞いてビビッていましたが、運天港でこのサイズのフェリーを見て一安心。酒造所の人も今日の感じだったら全然大丈夫って感じでした。それでも出発前はどんより曇っているし、何より強い風が吹いていて笑顔が出ない。。でも、


泡盛があるとき~(笑)

楽しい時間は本当にあっちゅう間。弾丸伊是名島ツアーから大満足で運天港に戻ります。酒造所見学の記念に酒造所でしか買えない『常盤』の原酒とワンカップの『尚円太鼓』を手にご満悦の図でした(^^)v

久米島、宮古島、石垣島に比べれば余裕でいつでも行けると思っていた伊是名島でしたがなかなか大変なことが身に染みました。伊是名島から大阪まではるばる連れて帰ってきた泡盛を島の景色を思い浮かべながら飲むのは至福の時間になりそうです。本当の所は島で味わってみたかったんですけどね。

 

次は伊是名島に泊まって伊是名酒造所の泡盛をじっくり飲もうと心に決めました。ちなみに伊平屋島へは個人の船で伊是名島から渡してもらえるそうです。運天港を軸に伊是名島と伊平屋島のV字の移動は大変なので、伊平屋島にはその時に伊是名島から渡るのがいいかもしれませんね。いつかここに戻って来るぞ~!

 

これまででお邪魔した酒造所は38箇所になりました。訪問日:2017年7月3日 

文:泡盛マイスター伊藤 薫