泡盛マイスター日本一への挑戦2014 その1

泡盛マイスター技能競技大会に挑戦します!

新しいことをはじめるのに、またそれを継続するにはそれができるような仕組み作りが大事だということを最近つくづく感じます。

 

全日本泡盛マイスター技能競技大会(日本王座決定戦)にチャレンジするのも周りに宣言することで(ブログにも書きましたが)、「やっぱりやめときます」は言いにくくなります。

 

ただしチャレンジするにしても、なんの準備もせずにただその日を迎えてしまったということもありえるので、大会までの道のりをブログに書くことに決めました。こう書いてしまうと嫌でも大会に向けて準備しなくちゃいけなくなるし、ブログのネタにも困らないしと一石二鳥ですね(笑)。

 

でも宣言することよりも本気になるのに手っ取り早いのはお金をかけること(先行投資)かもしれません。僕が司法書士の勉強を始めた時、予備校の授業料に確か100万円ぐらい払いました。それで絶対に受かるんだ!という思いが一気に強くなった記憶があります。

 

でもそれ以上に効果があったのは試験に挑戦するために会社を辞めたことでした。本気になるにはもう後がないってことを実感するのがやっぱり一番です。いま思えば前職の建設コンサルタントとして仕事をしていくうえで最初に取るべき「技術士補」という資格を学生時代から5回も落ち続けた経験から、司法書士試験に挑戦するときは知らず知らずの内に自分を本気にさせるように行動していたんでしょうね。

 

今回はそこまで自分を追い込むような挑戦ではありませんが、お金をかけることでの意識付けは十分できています。泡盛マイスターの資格を取るための受講料、それから講習・試験のための沖縄・東京への交通費に始まり、これまでの泡盛代など先行投資は十分過ぎるほどなので(笑)。

 

それだけでもう本気モードになっているので、去年の大会に出場された方の体験記に書いてあった大会前の3ヶ月は毎日テイスティングをしたというのは是非真似しようと思ってます。

 

だって毎日泡盛ってことですよ!今から楽しみです。←違うかっ!


度数当ては香りだけ決めたいけど・・・

技能競技大会には「度数選定」というアルコール度数を当てる課題があります。

 

泡盛マイスターの実技試験にもありましたが、これがなかなか難しい・・・。泡盛の銘柄と違って度数はわかり易そうに感じますが20度、25度、30度、35度、43度をきっちり仕分けするとなると簡単じゃありません。

 

実技試験の勉強を始めた頃、同じ銘柄を水で薄めて度数だけが違うものを5種類使って度数当てをするのかと思っていいたら銘柄もバラバラの5種類を使って度数を当てるという試験で驚きました。

 

5種類のうち最初に口をつけてしまったのが不幸にも43度だったりすると口の中が麻痺してしまって、もうどれを口に入れてもよくわからんことになります。実技試験の時は5つ並んだ左端から手をつけたら、それが43度でパニくった苦い経験を持っています。

 

泡盛マイスターの先輩に言わせるとそうならないために度数当ては口には含まず香りだけで判別して、自信が持てないものだけを口に含むのがベターということですが、銘柄の違いによるそれぞれの個性を無視して度数の違いからくる香りだけをかぎ分けるなんてのは至難の業なんですよね。

 

そういえば我が家の泡盛蔵にまさひろ酒造の「島唄」の白と黒の2種類があったことを思い出したので、まずは島唄で実技試験以来となる「度数選定」にチャレンジしてみました。

島唄黒・島唄白という名前ですが麹菌はどちらも黒麹菌を使っているので二つの違いはシンプルにアルコール度数が違うこと。

 

結果は30度の島唄黒と25度の島唄白を正しく仕分けすることができましたが、香りだけでは自信が持てず案の定口に含みました。それでもかなり迷ってしまったのでまだまだ修行が足りないようです(苦笑)。

 

これは度数当てに限った事ではないですが時間の経過とともに味わいの印象が変わってくるので、パッパッと仕分けできるように訓練しないといけないですね。

 

島唄の度数当てをした数日後、同じまさひろ酒造の「花島唄」が我が家の泡盛蔵に眠っていたことに気が付きました(あの狭さなのになんで気が付かなかったんだろう?)。

 

島唄白・島唄黒はどちらも常圧蒸留ですが花島唄は減圧蒸留です(他にも違いがあるのかもしれませんが、大きな違いは蒸留方法です)。せっかくなので花島唄も一緒に度数当てをすればよかったと悔みましたが島唄白・島唄黒も減圧蒸留と言われたらそうかもと思うぐらい飲みやすいので花島唄も一緒だとかなり混乱しますね、確実に。

 

変に捻らずにしばらくは自信が持てるようなメニューでやってみますか。


こんな度数当てはハード過ぎる!

泡盛の度数当ては香りだけで判断するのがベターとは言っても簡単ではありません。

 

それならいっそのこと口に含むのに抵抗があるぐらい度数の高いもので5度の違いを練習してみようと花酒の度数当てにチャレンジしてみました。

 

花酒というのは与那国島でしか製造が許されていないアルコール度数60度の泡盛(厳密には泡盛ではなく原料用アルコールです)なので、一度口に含んだら最後、それ以降は判別不能^_^;。だから香りだけで判断する練習には好都合じゃないかと。

 

花酒と言えば60度がメジャーですが仕分けするのは60度の花酒とそれを薄めて作った55度ではなく、60度と65度の花酒です。というのも珍しい65度の「舞富名」を沖縄でゲットしていたのを思い出したからです。

詳しいことはわかりませんが復帰40周年記念みたい。これは開けずに10年寝かしておくつもりだったのに、これも勉強のため。チキショーもう1本買っておけば良かったなぁー。

 

60度の方も同じ「舞富名」で準備しました。

A、Bのシールを張ったグラスに相方に注いでもらって仕分けスタートです。

 

肝心の結果ですが仕分けは・・・失敗

 

香りでBが65度だろうと思ったのですが自信が持てずに念のため口に含んでみたら(←なぜ?)、なんだかAが65度のような気がしてきて、さんざん迷った挙げ句、味覚にたよって失敗したパターンです(笑)。

 

どうせ度数当てに花酒なんてでないしと、負け惜しみを言ってみたり。

 

今日の教訓は「度数当ては悩むなら飲むな!悩むから飲むな!」。以上です!


小さな成功体験を積み重ねていこう♪

香りだけで度数当てに挑むのは無謀なんじゃ・・・?と思いはじめてます。

 

というのも、そもそもこういう香りなら度数が高くて、こんな感じの香りなら度数が低いという自分なりの基準がまだ確立できてないよなと思ったのが理由です。

 

判断基準を見つける練習にちょいとハードルを下げてみます。アルコール度数5度の違いに挑戦してきましたがもっと差をつけて30度と44度を香りだけで仕分けしてみました。30度の泡盛は「島風」、44度の方はその名も「フォーティーフォー」でパーシャルショット(冷凍酒)を楽しむのに適した泡盛になります。

どちらも石川酒造場の泡盛でどちらもミニボトルです。島風は飲みやすさにこだわって造られた泡盛ながら減圧蒸留ではなく常圧蒸留という点が最大の特徴かも。

 

考えてみれば技能競技大会の度数当ては実技試験のようにテイスティンググラスじゃなくてプラカップかもしれないので今回はプラカップで仕分けに挑戦にしてみました。

仕分けの結果は・・・成功(^^)v

 

しばらくたってから口に含んで確かめてみましたがさすがに14度も違うとわかり易いですね。ただ時間をおいて香りを確認すると印象が変わっているので、その時々で毎回迷ってしまうのがいけてないなぁと。

 

今回は2つとも一般酒でしたが本番では一般酒だけじゃなくて古酒も入った中で判別することになるので、口に含んだとしても難しいような気がします。しばらくはわかり易いもので練習して小さな成功体験を積み重ね、香りだけでも判別できるイメージを持てるようになれればと思います。


原材料当てで気分を変えてみた

度数当ての練習はちょっと忘れて。

 

技能競技大会の種目にはありませんが泡盛マイスターの実技試験には「原材料選定」というものがあります。これは泡盛、焼酎(麦、芋、米、黒糖、蕎麦)、日本酒の7種類を判別するというもので所謂、原材料当てですね。

 

度数当てよりは簡単そうですが、やってみると泡盛と米焼酎の仕分けが鬼門でした。泡盛マイスターが泡盛を間違えちゃいかんでしょと誰でも思うように実はここを間違えると致命傷になりかねない試験科目というわけです。だからこそ泡盛と米焼酎はわざと似通ったものが出題されるんですけどね。

 

自分でハードルをあげてしまった気もしますが、原点に戻って今回は泡盛と芋焼酎を香りだけで仕分けしてみます。その芋焼酎ですが芋は芋でも“田芋(ターンム)”で造られた焼酎、金武酒造の「金の誉(ほまれ)」を選びました。1合で1,000円なので泡盛の方がだいぶ安いです。

泡盛と“田”芋焼酎を間違える気はさらさらありませんが、なんせ田芋の焼酎を飲むのは初めてなもので少し緊張しますね(^_^;)

 

泡盛はなぜか白百合のビンで寝かせていた「海波」を使います。

「海波」は熟成が進むと透明になるらしいのですが1年ぐらいじゃまだまだ濁っていますね。そんなことは原材料当てとはまったく関係ありませんが。

「海波」は色でわかってしまうので目を瞑って香りだけでチャレンジ!

 

結果は・・・仕分け成功

今回はたまたま合ってたという感じで正直めちゃくちゃ悩みました。出荷するときに金武酒造が間違えて泡盛を詰めちゃったんじゃないかと疑うぐらい、悩みました(笑)。

 

口に含むと違いがよくわかるんですが芋の香りをなかなか掴めなくて・・・というわけで箱に書いてあった「ほのかに残るターンムの香りと甘みをお楽しみください」にかなりへこまされました。


銘柄当てに秘策アリ!?

泡盛マイスターの技能競技大会には泡盛の銘柄当ても出題されます。数百種類ともいわれる泡盛の全銘柄から無作為に出されたら当たる気がしないけど、あらかじめ指定された課題泡盛から出題される種目です。

 

泡盛テイスティングは泡盛の良いところに目を向けるのが大前提ですが銘柄を見分けるのが目的なら、その銘柄の(良くも悪くも)特徴や個性を短時間で見抜くための訓練が必要なんでしょうね。それなら泡盛マイスターの実技試験にあった「世界の蒸留酒当て」で掴んだコツが活かせるかもしれません。

 

「世界の蒸留酒当て」というのは、泡盛、ラム、テキーラ、ジン、ウォッカの5種類の仕分けする問題です。はたしてコツといえるのか?ですが、僕なりに考えて実践していたのは具体的にはこんな方法でした。

 

まずは香りを確認。香りが特徴的な「ジン」はすかさず決断します。次に僕の中で「カブトムシ」を連想してしまう「○○」の香りも香りだけで即決です。このカブトムシの例えはわかる~という人が多いので(笑)、うまく例えれているんでしょうね。

 

残りの3つは香りだけではなく口に含んでも確認するのですが最も無味無臭と判別したものを「ウォッカ」と決めてしまいます。要は際立った特徴を掴まえることができたらそれだけで決断し、それ以上は深追いしないという方法。

 

この深追いしない戦法は練習の時に一度間違えたことがあるぐらいでほぼパーフェクト。ちなみに間違えた理由というのは、無味無臭と思えるものが2つあったために迷ってしまったからです。

 

実技試験には「サービス」という科目があるため泡盛の水割りを作って提供するという練習を家でしていたのですが、練習用に水を入れておいた泡盛の空き瓶を泡盛が入っていると相方が思い込んで練習用のカップに注いでしまったため、ウオッカと水の仕分けをする羽目に(自分で注いでもいいんですけど本番さながらの練習がしたかったので、できる限り注いでもらってました)。

 

普通に考えてウオッカと水は間違えないだろ?と思いますが、まさか泡盛の代わりにカップに水が注がれているとは思いもしなかったので肝心なところが見えなくなっていました・・・

 

我ながらいい戦法だと自負しているのですが出題ミスには弱いようです(>_<)。


紹興酒と泡盛の古酒の意外な共通点!?

最近飲んだ古酒の香りが紹興酒の香りにそっくりでした。泡盛のテイスティングでは香りや味わいを他のお酒に例えるのは禁じ手ですが、似ているものはしょうがありません。

 

泡盛は蒸留酒、紹興酒は醸造酒なので根本的な違いがあるのに面白いですね(^^)

 

泡盛マイスターの教本で調べてみると、紹興酒はうるち米、もち米等を原料にして曲子(小麦にクモノスカビを繁殖させたもの)で糖化、発酵するのに対して、泡盛はタイ米を原料に黒麹菌で糖化させます。

 

アルコール度数も紹興酒は14~18度なのに対して僕が飲んだ古酒は43度とまったく共通点が見当たりません。共通する点があるとすれば、日本でよく飲まれる紹興酒(加飯酒)は3年以上熟成させるという点で、泡盛も熟成させる文化があり3年以上熟成させたものを古酒といいます。

 

こういう発見があるのも泡盛の楽しみ方のひとつだと思います。

 

一応、他人の感想も聞いてからブログに書こうと相方に感想を求めたら、ひと言。

 

「セメダイン!」だと(笑)。

 

「この泡盛の香りが紹興酒の香りに似ていると感じるのはおかしいんじゃないの?」という批判は甘んじて受けるつもりですが、セメダインと言われてしまったので、この泡盛の名誉と僕の名誉のために銘柄は書かないでおきます。

 

技能競技大会のトレーニングをすればするほど、ズブズブと泡盛の魅力の深みにはまっていくような気がする今日この頃です。


この季節は鼻が使い物にならないので

今年の泡盛マイスター技能競技大会は7月6日に開催されるので、残すところあと3ヶ月を切った途端にそろそろ本腰を入れて準備しないとと焦ってきました。

 

練習用の泡盛も準備しないといけないし、なんやかんやで3月は泡盛と触れ合う時間が少なかった分、感覚を取り戻そうと気合は入っているのですがこの季節は鼻がムズムズしてくしゃみが止まらないし、鼻も出る。花粉症に効くと噂の泡盛「請福ファンシー」を買い占めようかと思いますが、香りに関する練習は今やっても無駄みたいですね。

 

技能競技大会では実技の他に「筆記試験」や「口頭試問」があるので当面は泡盛マイスターの教本を読み直すことからはじめてみます。それにしてもテキストっていうものは読み出すと途端に眠くなりますよね。

 

イヤイヤやってる資格試験の勉強ならしょうがないかと思うけど、こんなに興味を持てる泡盛でも同じなんだなぁと(笑)。

 

しかもうららかな春の陽気では眠気も増す一方。大阪近辺の電車の中でこのテキストを広げてウトウトしている奴がいたら、間違いなくそれは僕です(笑)。


泡盛は瓶でも熟成するので古酒当ては難しい

泡盛マイスター技能競技大会にはクース(古酒)選定という3種類の新酒と2種類の古酒の計5つの泡盛の中から2つの古酒を当てるという競技があります。

 

古酒当ては実技試験にはなかったので、実際にやったことはありませんが度数当てよりも簡単な気がします(今のところ)。

 

言ってみれば出来たてほやほやの新酒と3年以上熟成させた古酒の違いは度数当ての5度の違いよりは大きいと思いませんか?値段の違いも大きいですし・・・。

 

ここではたと気がついたのは、新酒といってももしかすると瓶で熟成されたものが出題されるのでは?ということ。

 

泡盛は瓶詰めされた後も熟成が進むので瓶詰めしてから5年経過したものでも5年古酒といわれることがあります。瓶詰めされた時は「古酒」ではないので“後天性”古酒といえばいいんでしょうか。

 

例えばこちらの上原酒蔵所の「神泉」はラベルには古酒とは書いていないけど、詰口年月日2004.10.07を見れば瓶詰めされてから約10年経っていることが分かるので、瓶熟成の10年古酒ということになります。

こういう瓶熟成しているものが新酒として出題されると当てるのが一気に難しくなります。いや、当てるのはまず無理かも。

 

クース選定に出題される泡盛が何かは公開されないので泡盛マイスター協会に問い合わせてみたところ、新酒は瓶詰めされた日からあまり日が経っていないものが出題されるということがわかって少し気が楽になりました。

 

何が出題されるかは非公開なのに、この競技は壇上でみなさんの視線を浴びながら挑戦しなければいけない公開競技なのはなんだか複雑な思いです(笑)。


31年古酒を使った実技訓練が楽しみすぎる(^^♪

クース(古酒)選定が“公開”競技なら、なおのこと練習あるのみ。古酒と詰口年月日の新しい新酒でLet’s トレーニング!ということで、マイ泡盛蔵から練習に使う古酒をピックアップしてみました。

 

本番では5年以上の古酒が出題されるようなので、まずは瑞泉酒造の5年古酒 十和音(トワネ)です(瓶詰めされてから2年半経っています)。

練習のはじめのうちは分かりやすいものの方がいいだろうということで、思い切って31年古酒(瑞穂酒造の「琉球王」)にもチャレンジ!

これは首里寒川町にある泡盛館で6千円以上買い物をした特典にもらったミニボトルですが一升瓶で31年間熟成させたものらしいです。いわゆる後天性古酒ですね。

 

僕がまだ小学生で泡盛はもちろん沖縄の存在も知らなかった時に造られた泡盛だと思うととても感慨深いです。ざっと計算するとこのサイズで2,800円ぐらい・・・

 

もったいなくてなかなか飲めませんでしたが、ただ飲むわけじゃなくて古酒当ての練習に使うので惜しいという気持ちはまったくありません。

 

でもさすがに31年古酒で練習というとなんだか聞こえが悪いので「実技訓練」と呼ぶことにします。あ~今晩の実技訓練が楽しみです(^^)


詰口年月日をみれば泡盛の○○がわかる!

前回、「この泡盛は瓶詰めされてから2年半経っている」と書きました。「いつ瓶詰めされたかなんてどうして分かるの?」と不思議に思われた方がいるかもしれませんね。

 

泡盛業界では製品管理と消費者への説明責任から2004年(平成16年)6月1日以降の製品には「詰口年月日」を表示しているので、それをみれば簡単にわかります。

 

知らない人が見ると「賞味期限」か「製造年月日」と思ってしまいそうですがどちらでもなく瓶詰めされた日です。賞味期限と勘違いする人が多いんでしょうね、沖縄県酒造組合連合会はこんなチラシを作っています。

例えば詰口年月日が「2011年4月17日」であれば2014年4月17日の時点で丸3年間瓶で熟成されたことになるので「古酒」ということになります。

 

それから、こちらの沖縄土産であろう泡盛のミニボトルは全体を見渡しても詰口年月日が記載されていません。

ということは、少なくとも2004年6月1日より前の商品ということになるので瓶で10年以上熟成された泡盛ということになります。

 

だから例えばたまたま外出先で覗いた酒屋に詰口年月日がない泡盛が売っていれば、僕の場合は深く考えずにそのままレジに持って行くことになります(笑)。泡盛に詳しい方ならラベルのデザインが現行のものと違うとかで詰口年月日なんか見なくてもある程度察しがついてしまうかもしれませんね。

 

ただし10年間熟成されたとしても必ずしも美味しい古酒に育っているとは限らないところが難しくもあり、面白いところです。


度数当ての練習にもってこいのよっかこうじ

度数の違う5種類の泡盛を使って本番さながらの度数当ての練習もはじめました。

 

泡盛はアルコール度数30度が主流なので家にある泡盛を見渡してもほとんどが30度。練習のため30度以外の泡盛を購入しました。

画像の左から

 

20度は金武酒造の「龍」

25度は瑞泉酒造の「瑞泉三日麹」

35度は久米仙酒造の「久米仙ブラック」

43度は忠孝酒造の「忠孝 よっかこうじ(四日麹)」。

 

43度のよっかこうじは練習のためというよりは前から気になっていたので、この機会に便乗です(笑)。

泡盛の麹造り(製麹)は蒸し上がった米に黒麹菌(種麹)をふりかけて、黒麹菌を繁殖させて米麹を造ります。麹造りにかける時間は40時間(二日麹)ぐらいが多いのですがさらに時間をかけて造った麹を三日麹(老麹)といいます。四日麹は三日麹の上を行く約96時間かけて麹を造った常識破りの泡盛なんですね~。

度数を感じさせず、なめらかな甘みのある43度なのも常識破り!ということでよっかこうじは度数当ての練習には持ってこいの泡盛だったのでした。


後輩から届いた激励の泡盛

前に働いていた会社の後輩から泡盛を貰いました。多良川さんの古酒「琉球王朝」です。

この前の詰口年月日のブログを後輩が読んでくれていたようで、これは僕が喜ぶと思って持って来てくれました。ありがたや~。

 

瓶詰めされてから丸9年が経っているのと古酒として販売されているので3年をプラスすると・・・わぉ12年物!後輩の家で長い間眠っていたらしく、なんと!長期熟成古酒に育っていました。

僕の挑戦に対する後輩からの激励と受けとめトレーニングに励もうと思います。しっかり練習しよっと。

 

このブログはひとりよがりの自己満足という認識でしたが読んでいてくれる人が見てくれる人がちゃんといるんだなと実感。感謝です!


練習は毎回本番さながらにするべし!

沖縄からテイスティンググラスが届きました~。

既に3脚は持っていたけど技能競技大会ではすべての種目でテイスティンググラスを使うので、練習のため追加で3脚を購入。

 

「テイスティンググラスを使うのが当然ちゃうの?」と思うかもしれませんが、実技試験は一部の問題でプラカップを使ったので、泡盛マイスター協会に確認しました。

 

本番で使うものとグラスの形状が違えば香りの感じ方も違うだろうし、ましてや本番がテイスティンググラスなのにプラカップで練習してもそれは練習とはいえないですからね。

 

本番さながらに練習を繰り返すことの大切さは1回目の司法書士の本試験の時に痛感しました。「今日は本試験じゃないし」と割り切って模擬試験を受けていたので、本試験の時は「今日が本番だ!今日力を出せないとまた一年間勉強だ!」と変に力が入るは、あがってしまい惨敗した苦い経験があります。

 

 だから2年目は猛省して、毎回本試験だと思って模擬試験に取り組みました。こんな感じです。 

  1. 朝6時に起きる(試験開始の3時間前に起きないと頭が働かないと聞いたので)
  2. 昼飯は本試験の時に食べるものと同じものにする(おにぎり2個とウイダーインゼりーでした)
  3. 昼休みに誰とも話さない(下手に答え合わせをすると、気が滅入って午後の試験に響く恐れがあるので)
  4. 時間ぎりぎりまで問題と向き合う(記述式は手が攣りそうになります)
  5. 試験中はトイレにいかない(当然ですね(笑)) 

かなり脱線しましたが本番と条件を合わせて練習中です。さてどれが古酒か???


とうとう朝練始めました!!!

誰が言ったのか知りませんが「練習は嘘をつかない」というのはまさにその通りだと思っています。

 

だから、できるだけテイスティングの練習をしたいと思いながらも気を許すと、ついつい2、3日さぼってしまうことが・・・本当に情けない。

 

でもやる気と時間があってもテイスティングの練習は場所も選ぶし体調も整えておかないと駄目じゃないないですか、やっぱり。飲みに行った後は無理だし、不覚にも二日酔いになった日には泡盛と向き合いたいとは思わないし(>_<)。

 

あれこれさぼってしまう理由を並べてもしょうがないので、ほぼ毎日練習ができるだろうと思いついたのが朝練というわけです。当然ながら朝なので飲み込まずに全部吐き出します。もちろん運転をしない日だけです。

 

ただし古酒当ての練習には五年古酒以上を使うので、古酒当ての練習は夜の部にまわしてしっかりと味わいながら飲み込みます(笑)。


泡盛ならではの浪漫あふれる問題

GWが終わると早くも5月の3分の1が終了です。気がつけば泡盛マイスターの技能競技大会まで2ヶ月を切ってるし・・・。

 

テイスティングはぼちぼち練習できているけど筆記対策のテキスト読みが全然ダメ。1冊目の数ページから進んでない・・・。まあテキストをひと通り読んだところでまったく頭に残らないことはよくあるので、やっぱり過去問中心にやりますか。

久しぶりにテキストを開くとこんな問題があったことを思い出しました。

 

「九州沖縄サミットの「首脳社交夕食会」での食後酒として振舞われたブレンドしたクースの平均年数は首相たちの平均年齢と同じ66.6歳であった。○か×か?」

 

50年とか100年とか長期熟成にも耐える泡盛ならではのロマン溢れるエピソードで正解は○であって欲しい問題なんですが、正解は×。

 

正しくは平均年齢が56.6歳と一気に盛り下がる。誰か平気年齢上げといて~(>_<)


こんなんで挑戦して大丈夫か!?

泡盛のことばかり書いていますが、書かないだけでちょくちょくワイン、日本酒、ビール、芋焼酎、ウイスキーなども楽しんでます(^^)/

 

「ベルギービールはやっぱりうまいなぁ」とヒューガルデン ホワイトをぐびぐび飲んでいたある日のこと。

ふとラベルを見ると原材料にコリアンダーシードと書いてあって、思わず二度見。というのも僕が唯一苦手なものがパクチーなんです!

一瞬でもパクチーに触れた物は臭いでわかると自負していただけに、この事実にはショックを隠しきれません。。

 

大の苦手のパクチー(種だけど)をうまい、うまいと飲んでいたと思うと泡盛マイスターの全国大会を目指して泡盛の香りをどうのこうの言っている自分がかなり恥ずかしい・・・(>_<)。


古酒当てのトレーニングが怖い!?

古酒の香りといえば、まず思い浮かぶのが「バニラ」の香り。バニラ以外で評される泡盛の香りというと琉球最後の国王尚泰の四男である尚順男爵が書いた「鷺泉随筆」の中の「古酒の香り就て」の記述が有名です。

 

その中で標準的な古酒の香りは3つしかないといわれています。 

1つ目は「白梅香かざ」で鬢付油の匂い

2つ目は「トーフナビーかざ」で熟れた頬付の匂い

3つ目は「ウーヒージャーかざ」で雄山羊の匂い

 

これまでに飲んだ古酒はせいぜい15年物、どんなに古くても20年物が最高でしたが、正直なところこの3つの香りを感じたことはありません。というよりは鬢付油、熟れた頬付はまだしも、雄山羊の匂いというのはちっともイメージができませんでした。

 

ほとんど山羊を食べたことがないし、ましてこの肉は雄か雌かなんて気にしたことは、まずない(笑)。匂いというのは山羊肉の匂いではなく山羊の体臭のことかもしれないけど、もちろんそれを嗅ぎ比べたことはありません。もしかして30年物や50年物の古酒を飲めば「あ、これが雄山羊の匂いか!」とピンと来るのかもしれないと思ったこともありました。

 

今回トレーニングと称して美味しく頂いている「琉球王」が31年物と過去最高に古い(熟成されている)ので3つの香りをいよいよ感じることができるのかと期待していましたが・・・

琉球王の香りから浮んできたのが海草や海苔の香り(直感ですよ)。さらに深追いして捕まえたのは昆布飴の匂いでした。粘性が強くて喉を流れていくときに、まるで溶岩が地を這うようなゆっくりとしたスピードで流れていくように感じたドロリとした口当たりが印象的。

 

トレーニングがきっかけで普段飲めるような泡盛じゃない31年古酒の味がやみつきになりそうで、とにかく怖い。


エントリーが済んだので残すはあれだ!

おととい(5月28日)届いた全日本泡盛マイスター技能競技大会の応募用紙。6月2日が締め切りなので覚えているうちに書いてしまいます。

飛行機のチケットは取りました!

ホテルも押さえました!

 

残すは書類審査に通るだけ!?

これで書類審査に落ちたら・・・なんてネガティブなことを考えるのはやめておきます(笑)。

 

応募要領を読んでいてエントリーフィー(8,000円)がいることに気がつきました。ネガティブなことは書かないでおこうと思ったけど、交通費、宿泊費にエントリーフィー。それから飲み代・・・もろもろで結構な金額になりますね。

 

こりゃあもっと練習をがんばらないと、ダメだ(*_*)


銘柄当ての課題泡盛はこれだ!

今年の泡盛マイスター技能競技大会の銘柄選定の課題泡盛はこの8銘柄です。左から順に

 「松藤(崎山酒蔵廠)」

 「美しき古里(今帰仁酒造)」

 「海人(株比嘉酒造)」

 「珊瑚礁(山川酒造)」

 「瑞穂(瑞穂酒造)」 

 「久米仙グリーンボトル(久米仙酒造)」

 「久米島の久米仙ブラウン(久米島の久米仙酒造)」

 「暖流(神村酒造)」

 

薄い琥珀色になる樽貯蔵は「暖流」だけなので最低でも「暖流」は見分けがつくはずというのが課題の内容を知った時の第一印象でした。何度か練習をしてみると「松藤」、「美しき古里」、「瑞穂」は簡単に判別できる特徴を感じることができたのでこの4銘柄を見分けるのは意外にも簡単かもと思いはじめています。

 

じやあ他の4銘柄はどうかというと・・・

非常に違いが分かりにくい。

 

「久米島の久米仙ブラウン」はまだ当たる時がありますが「海人」、「珊瑚礁」、「久米仙グリーンボトル」はいつも間違います。やればやるほどわからなくなるという、ドツボにハマってる感じ(>_<)

 

本番で出題されるのはこの8銘柄の中から5銘柄だけなので、苦手な3銘柄が出ないことを祈りつつ筆記試験対策にもっと時間をかけるべきか?

 

いやいや筆記試験の範囲は広すぎるから、ちょっとやったところで全く意味がない気もするし・・・

やっぱりこの8銘柄から確実に5銘柄が出るわけだからそこの精度を上げないでどうする?

 

と、うだうだ自問自答している間に本番まで1ヶ月を切ってるという(^o^;)。迷うな!オレ!


何度も何度も銘柄当てを繰り返しても

課題泡盛の中で未だこれっという特徴がつかみきれていないのがこの3銘柄。

 「海人(㈱比嘉酒造)」

 「珊瑚礁(山川酒造)」

 「久米仙グリーンボトル(久米仙酒造)」

今週はこの3つだけで銘柄当ての練習を繰り返しました。

 

あわせて香り、味わいの違いを生み出すような特徴的なところはないかと泡盛百科のホームページで調べてみましたが・・・ 

黒麹は「若麹と老麹の中間」

酵母は「泡盛101酵母」

蒸留方法は「常圧蒸留」

と表面的な違いはナッシング!そもそも海人はデータがあまり記載されてなくて詳細は不明でした。

 

久米仙グリーンも一般酒ですが3年古酒が20パーセントブレンドされていることが唯一ともいえる特徴的な点。

 

それでも繰り返し飲み比べると「これは他の2つと比べて、でんぷん質の粉の香りが強い」とか「アフターの収れん性が強い」といった見分けるポイントが少しずつわかってきました。

 

収れん性というのは口に含んだ際に歯ぐきがキシキシするといった、味覚というか触覚での感覚のことです。この3銘柄が必ず出題されるならともかく8銘柄から5銘柄が出題されるので、この程度のポイントでは弱すぎる気もしますが・・・

 

少し自信が出てきたのでこの3銘柄の次に苦手とする「久米島の久米仙ブラウン(久米島の久米仙)」を追加した4銘柄の仕分けにチャレンジしてみました。

結果は・・・1つも当たらず全滅。どうしちまったんだとよくよく見てみると久米仙ブラウンも久米仙グリーンと同じく3年古酒が20パーセントブレンドされてる(泣)。


沖縄から届いた郵便を開けると・・・

応募していた全日本泡盛マイスター技能競技大会の書類審査の結果でした。 

 

結果は・・・パスしました!出場決定です!

飛行機のチケットOK!

ホテルの予約もOK!

書類審査もパスしたので、 これで後は本番までトレーニングに集中するだけと思ったら・・・

 

封筒の中から、大会の観戦チケットがでてきました。しかも6枚も。

選手も一丸となって多くのお客様を動員して、大会を成功に導こうということですね。

 

第六回全日本泡盛マイスター技能競技大会

 日時:平成26年7月6日(日)

 会場:パシフィックホテル沖縄2階 万座の間

 開場:14時

 

といっても会場は沖縄ですからね。

もし大会を観てみたいという方がいらっしゃたら先着お二人に観戦チケットをプレゼント致しますので、一緒に大会を盛り上げていただけないでしょうか。お願いいたします(^^ゞ ※ただし、会場まで自力で来れる方に限ります。


グルメリポーターになったつもりで!?

全日本泡盛マイスター技能競技大会の書類審査の結果と一緒に封筒に入っていたのは口頭試問の問題でした。

 

壇上で審査員の質問に正確に答えられるかが問われる口頭試問では、事前に問題がわかっているのといないのでは雲泥の差。だってテキストだけでこのボリュームですよ、正直ほっとしました。

問題がわかっていてもその時になったら、あわあわしてしまいそうなので事前の準備をしっかりしておかないと(試問集の中から2問が出題されるようです)。

 

ちなみに問題だけで模範解答はありません。

 

こんな問題がありました。

 「泡盛に合う琉球料理を1つ取り上げてグルメリポーターになったつもりで教えてください」

 

 へ?グルメリポーターになったつもりで?変にハードルを上げるのはやめてほしい・・・どうかこの問題が当たりませんように(祈)。


泡盛を普及させるには?

口頭試問集の最後にあった選手全員に問われるこちらの質問。

 

 「沖縄県知事認証泡盛マイスターとして泡盛を普及するには、どういった方法がありますか?現に普及活動を行っているのであれば教えてください。」

 

そういえば同期のMさんが大会を観戦した時に選手全員がこんな感じの質問をされていたとか言っていたような・・・。

 

すっかり忘れていました。

 

普及活動といわれて思いつくのは僕なりの泡盛の楽しみ方をブログで情報発信していることと、月に1度開催している泡盛テイスティングの勉強会(大阪泡盛の会)の事務局をしていることですね。

 

いまさら何か新しいことをはじめるなんてできないので、この2つのことをしっかり答えられるように準備しておこうと思います。この質問の回答が結果を左右しかねない、そんな気もしてきました。


断“酒”離 解禁!!

長いことひどい咳が続いてて・・・

 

マイコプラズマ肺炎というのが流行っているなんていう話も聞いていたので、念のため病院に行ったのが1ヶ月前のこと。

 

ドクターが「薬を出しますが、もし気になるようなら検査をしておきますか?」と言うので血液検査とレントゲンを撮ることに。

 

レントゲンを見たドクターから「ここの白い部分が少し気になるのでCTも取りましょう。大丈夫だと思いますが念のためです」と極めて明るく言われ。

 

「紹介状を書きますから来週○○病院でCTを撮ってもらって、その足でまたこちらを受診してください」と気がつけば初CT撮影をすることになりました。

 

そんな時に限ってどういうわけか「あれ痩せました?」とか「なんか、やつれてない?」とか不安を煽るような何気ない一言に心が乱されて(体重は変わってないのに)、不安マックスでCT撮影の日を迎える羽目に・・・。

 

おまけに30分ぐらいでCTの結果がもらえるって聞いていたのに50分以上かかって、時間がかかるのは何か見つかったから?と、気を揉みました。悪いことの想像というのは際限ないですね。

 

結果、CTは異常なしでしたが血液検査で見つかりました・・・

 

百日咳でした(*_*)

 

基準値「10未満」のところが「141」とはとってもわかりやすい(笑)。

思い起こせば3月に挑戦したセミコン本番前ぐらいから咳が酷い時があって、その時はメンタル弱いなと思っていたけど違いました(笑)。ましになったりぶり返したりしながらも百日以上咳が続いたことになります。

 

結局、足の指の怪我からの百日咳でここ1ヶ月まったくアルコールを飲みませんでした。でもお蔭様でその分テイスティングのトレーニングに集中することができました(トレーニングは全て吐き出します)。

 

いよいよ日曜日に控えた泡盛マイスターの技能競技大会のため今日の夕方に沖縄に旅立ちます。百日咳も完治したので、断“酒”離 明けの一杯目は、何を飲むのかが問題だ(^^)


泡盛漬けの週末に突入~

沖縄に着くやいなやホテルでチェックインを済ませて向かったおでん東大でひと月振りのアルコールの洗礼を受けました(この話はまた改めて)。

 

大会前日は午前中に宮里酒造所さんへ午後からは忠孝酒造さんへお邪魔する予定。

 

そしていよいよ日曜日は全日本泡盛マイスター技能競技大会に挑戦します!大会の後は懇親会に参加。懇親会のスタートが16時とはいえ沖縄の長~い夜に備えてその日も沖縄に泊まって月曜に大阪に戻ります。という感じで今週末は身も心も泡盛漬けの予定。

 

ここ1ヶ月丸々断“酒”離していたので身体からアルコールが抜け切っていますが、この沖縄滞在中にその分を取り戻せそうです(笑)。

文:泡盛マイスター伊藤 薫