【開催報告】アワモリ×アワヒニ メニュー試作会 2016/2/27

泡盛の最新情報が満載の「沖縄泡盛新聞」に僕が投稿した「アワモリ×アワヒニ メニュー試作会」のレポート記事が掲載されました。

【読者投稿】大阪発!新しいスタイルの泡盛イベントを提案 

投稿記事には納まらなかったメニュー試作会の様子を詳細にレポートします。

 

昨年12月に開催したプレメニュー試作会を元に準備していたメニューを参加者の方に試食、試飲していただきながら、大阪で泡盛を楽しむのに相応しいメニューを完成させる目的で参加者の方からたくさんの貴重なご意見、ご感想をいただきました。

 

そもそもメニュー試作会がどのような趣旨のイベントなのかは、こちらの告知記事に細かく書いていますのでよろしければご覧ください。


「琉球アワモヒート」をワイングラスで乾杯!

「琉球アワモヒート」で乾杯を合図にイベントがスタートしました。

 

「琉球アワモヒート」はアルコール度数が12度と低めなのでそのままでも飲みやすいのですが、泡盛に馴染みのない女性をターゲットにメニューを考えているので、琉球アワモヒートと炭酸を1:1の割合で割ってより飲みやすさを重視しました。

<いただいたご感想、ご意見> 

  • 爽やかで食前酒にぴったり
  • 程よく胃が刺激されて食事が進みそう
  • 女性には炭酸、氷がもっと多くてもいい
  • ミントの葉を浮かべるとオシャレ
  • はじめてなので炭酸で割らずにそのままでも飲んでみたかった

「琉球泡盛ender」とカルパッチョサラダ

「琉球泡盛ender」はアルコール度数が25度あるので、泡盛1に対して炭酸2の割合で飲みやすく仕上げた炭酸割りとサーモン・きのこ・トマトを使った見た目も美しいカルパッチョサラダを合わせて楽しんでいただきました。

<いただいたご意見、ご感想> 

  • すっきりとした吟醸香がサラダにマッチする
  • 吟醸香を感じるので、炭酸で割るとスパークリング日本酒のようなイメージがある
  • 泡盛(麹の)の香りが少し気になる。琉球アワモヒートの後に飲むと少しきつく感じる
  • サラダにはパクチー、ミント、ライムなどアクセントになるものがあってもいい
  • 吟醸香が特徴的なのでオリーブオイルよりもお刺身や醤油といったイメージがあいそう

「美ら燦々」と豆腐よう×クリームチーズのディップ、バケット

一般酒の「美ら燦々」のアルコール度数は30度ありますが3番目のお酒で参加者のみなさんも徐々に泡盛に慣れてきた頃と感じたので、1:1の水割りで飲んでいただきました。

<いただいたご意見、ご感想>

  • 豆腐ようのディップが美味しい。ステックサラダに付けたりパスタソースにしてもいいと思う
  • 豆腐ようをもっと伸ばしてソースにして、白身魚やエリンギのソテーにかけるのも面白そう
  • 1:1の水割りだとアルコール度数が15度ぐらいあるので、お酒が苦手な人には難しい気がする
  • 美ら燦々は水割りよりも炭酸割りがいいと思う
  • 豆腐ようのディップは「琉球泡盛ender」とのマッチングが合う。イカの塩辛と日本酒のようなイメージを感じた
  • 「美ら燦々」、豆腐ようのディップともに味が強いので泡盛初心者にはハードルが高いように感じた

番外編の「揚げピザ」

豆腐ようのディップをソースにしてみたら?というアイディアを元に、アワヒニのマスターがいわしを使ってさっと作ってくれた揚げピザが登場。味が濃いので「美ら燦々」に合いますね。

 

こんな風に面白そうなアイディアが出れば、その場でアレンジできるのはメニュー試作会ならではです。家で簡単に作れるので是非チャレンジしたいといったご感想をいただきました。凝った料理はもちろん素敵ですが、手軽に作れる料理と一緒に美味しいというのが泡盛を楽しむキーワードのひとつだと改めて感じました。


「琉球泡盛ender」の炭酸割りとさばのアヒージョ

アワヒニさんオリジナルのさばの缶詰(水煮)で作る簡単アヒージョと「琉球泡盛ender」の炭酸割りのマリアージュの反応はいかに?

<いただいたご意見、ご感想>

  • 「琉球泡盛ender」とさばの相性がバッチリ
  • 「琉球泡盛ender」もさばもさっぱりしているので、炭酸割りの炭酸にカシスシロップなどを加えるのはどうか?
  • アヒージョが濃いので、「琉球泡盛ender」よりも「美ら燦々」の方が合う

「チキンランチョンミート」

沖縄でポークランチョンミートはお馴染みですが、その場にいる全員が初めてだったチキンランチョンミート。アワヒニ特製のタルタルソースをかけて美味しくいただきました。焼き色が付くぐらい軽く焼くのもこれまたいけます。


番外編の「ビールで炊いたパエリア」

アワヒニのマスターの閃きで急遽登場したのがこちらです。美味しくいただきましたが、イベント的にはビールじゃなくて泡盛で炊いてみたかったパエリアです。お米にタイ米を使うとまた違った雰囲気になりそうですね。次回は是非泡盛でチャレンジしたいです。


アワヒニ特製パスタ

プレ試作会の時と同じく、今回のパスタも参加者のみなさんが絶賛していました。それはそれとして、ぜひ豆腐ようをソースに使ったパスタを食べてみたいというリクエストがありましたので次回は検討してみたいと思います。


「美ら燦々」を使ったアワヒニ特製、泡盛珈琲

いよいよ「美ら燦々」を使ったアワヒニ特製、泡盛珈琲の登場です。

 

参加者のKさんが差し入れてくださった高級ポッキー、バトンドールが大活躍でした。泡盛珈琲の上にのったホイップクリームを混ぜるのにも都合がいいのと、見た目にも良いアクセントになっています。

 

「沖縄で飲んだ泡盛メーカーの泡盛珈琲よりも美味しい!」

「お酒を飲んで感動したのは久しぶり!!」など

全員が大絶賛されたアワヒニ特製の泡盛珈琲でした。珈琲専門店のアワヒニさんならではの珈琲のチョイスと泡盛とのバランスのなせる技だと思われます。

 

それにしてもバトンドールは大人気でなかなか買えないみたいですね。Kさんありがとうございました(^^) 


ラストに古酒を堪能

予定していたメニューにはありませんでしたが、最後は泡盛の古酒「マイルド瑞穂」を飲んでいただきました。

 

イベントの途中からみなさんが泡盛の味わいに慣れてこられた手応えがあったので、このままで終わるのはもったいないと急遽お出ししたのですがこれが予想以上に好評でした(^^)

 

こちらは25度ありますがストレートで飲んでいただきました。今回の中では一番アルコール度数が高かったのですが、泡盛を飲むのが今回が初めてという方にも美味しいというご感想をいただきました。

 

瑞穂酒造さん渾身の古酒なので美味しいのは間違いないのですが、メニュー試作会を通して参加者の皆さんが泡盛に慣れて楽しむ余裕ができたからこそ、初めての方にも美味しいと感じてもらえたように思います。

 

泡盛リキュールを入り口に新たな泡盛ファンを獲得しようという試みがありますが、飲みやすさを追求していくとどうしても泡盛リキュール止まりになってしまうような気がします。泡盛リキュールを美味しいと思ってもらえても、そこから一般酒の泡盛の水割りに行くのはハードルが高くて、やっぱり泡盛は強い・キツイと挫折してしまう。

 

そうならないように一般酒の泡盛はできるだけ飲みやすい飲み方で飲んでいただいて、一般酒の先にある古酒を美味しいと思ってもらえるような流れをいかに作るかが、ポイントになると思いました。


イベントを終えて・・・

「沖縄料理以外」、「女性向け」、「メニュー作り」といったこれまでの泡盛イベントと少しだけ視点を変えることで、多くの方に泡盛に興味を持ってもらえそうな手応えを感じました。

 

今回のイベントを通して、大阪で泡盛を楽しむのに相応しいメニューの完成に一歩近づいたのは嬉しいのですが、その反面、この考えている過程がとても楽しいので、完成に近づくことが少し寂しく感じる気持ちも正直なところはあります。

 

第2回をまた企画しますのでどうぞお楽しみに!

文:泡盛マイスター伊藤 薫