花酒の火力 イチジクをフランベしてみた

イチジクを泡盛でフランベすることを思い立ち皮付きと皮を剥いた2つのイチジクを用意しました。

↓泡盛が塗られてテカテカしているイチジクの図。

アルコール度数が43度もあれば十分に火がつくだろうと考えて、まずは皮付きを43度でファイヤー!してみたのですが予想に反して火の勢いが弱く、終始メラメラっていう感じ。ボーボーのファイヤーっぷりを期待していたので、こんなんじゃ全然納得できない(>_<)

こうなったら60度の花酒でリベンジだ!と思ったけど60度でも火の勢いがしょぼかったら面白くないので秘蔵の65度の舞富名をひっぱり出してきました。今度は皮を剥いたイチジクに花酒をヌリヌリ。

65度の花酒でフランベした様子が↓こちらです。照明もできるだけ落としましたが、火を着けたその瞬間だけいい感じに炎が上がったもののまたメラメラ系。 期待していただけに実に不完全燃焼(T_T)   

そうは言ってもとにもかくにも食べてみました。 65度の方は皮を剥いていたので結構焦げ目が目立ちます。美味いといっても生のイチジクを加熱しただけなので、美味しさは想定内ですね。


なんでこんなことをしているとかいうと・・・

実は泡盛と料理のマリアージュのイベント用のアイディアを考えているところなのです。

 

グラニュー糖を降りかけてバーナーで焦げ目を付けたら味は良くなると思うんですが、それだと泡盛を使わないので話が変わってきます。あくまでも演出なのですが泡盛でボォッと炎が上がるのが理想。炎が上がるのは一瞬でよくて、なるべく大きい炎が理想なのですが何かいい策はないものでしょうか? ※テーブルの上でできる方法に限ります。


イチジクじゃなくてアイスはどうだ?

「美ら燦々」・瑞穂酒造の原酒(53度)を塩パインアイスに垂らして食べたらめちゃうまだったという、ブログのネタになりそうな話を教えてもらったので、さっそく近所のスーパーを覗いたものの塩パインアイスがなかった^_^;

そもそも「美ら燦々」の原酒を持ってないのでいつものノリでアレンジしてみることにします。基本を知らずしてアレンジしたくなるのは悪い癖ですが。

 

アイスは期間限定だし、何より美味しそうだったラ・フランス味にしてみました。それからジェラートマイスターという響きにも惹かれました(^^♪

原酒の代わりに花酒を使うことにしました。花酒といえばイチジクのフランベがいろんな意味で不完全燃焼だったことを思い出したのですが性懲りもなくアイスに垂らした花酒に着火してみることに。てかっているのが花酒がかかっている部分です。    

これがイチジク以上に苦戦。全然火が点きません。花酒がアイスに染みこむから無理なんでしょうか、また撃沈です(>_<)   

そもそも花酒の火力ってどんなもんなの?って疑問がふつふつと湧いてきたので65度の花酒に点火してみたらこのとおり。アルコール度数が45度を超えると泡盛とは名乗れずにスピリッツとなりますが、それが納得できる立派な炎を確認しました(^^♪

脱線してしまいましたがアイスを練るとなめらかでおいしくなると書いてあったので、しっかり練ってみると花酒の滑らかさに負けず劣らずアイスがとろーり。トルコアイスっぽい?

この花酒はちょっと香ばしいので、フルーツ系じゃないアイスの方がマッチするかもしれません、チョコレートとか。残念ながら火は着きませんでしたが65度の花酒のおかげでパンチの効いたラ・フランスアイスを堪能しました!


着火のポイントはカルデラでした

家では上手く着かなかったけど、きき酒会の時にチャレンジしてみたら見事にファイヤ~。カルデラを作ってそこに花酒を溜めるのがうまく点火するポイントみたいですね。

 

美味しいお酒に火を着けるなんてもったいないという話もありますが、これも楽しみ方のひとつかなと。それと実はあるイベントのために泡盛を使った目にも美味しい演出を考えているのでその為のテストでした。

文:泡盛マイスター伊藤 薫