直火泡盛たる所以 請福酒造

酒造所見学ツアー第7弾、またの名を「石垣島泡盛強化合宿2015」の6蔵目は請福酒造(有)さんです。

 

新川から空港の近くに移転していました。こちらも八重泉酒造に負けないぐらい大きな工場です。さっそく行ってみましょう! 

これは何だと思いますか?

これは麹棚の中です。麹棚のここから中を覗いて撮影した様子です。

それにしても長~い麹棚、こんなに長いのははじめて見たかも。素人考えですがこの長さだと作業が大変じゃないのかな?と思ってしまいました。 

作業中の酒造所の方と比較するとわかり易いと思いますが回転式ドラムも相当大きい。

奥の方に見えるのが蒸留機です。

アップにすると燃え盛る炎が良くみえますね。燃え盛る直火が眩しくて、まさに「直火泡盛 請福」たる所以を近くで感じることができました!

こちらはタンクがずらっーと並んだタンク群。

新しい工場だからだということもありますがシンプルでとても整然としている印象を受けました。こちらの工場で沢山の個性が光る銘柄が造られていると思うと、ちょっと意外な感じもしますね(^^♪

 

これは運搬用のタンクでしょうか。


完全手造りの大変さが伝わってきます 漢那蒸留所

請福酒造を訪れる機会にとずっと楽しみにしていたのが敷地内にある完全手造りの漢那蒸留所の見学でした。

 

残念ながら今では見学ができないらしくその想いは叶いませんでしたが、請福酒造売店のVTRで漢那酒造所の泡盛造りの様子を垣間見ることができました。酒造所が移転したので現在は酒造所の敷地内に漢那蒸留所はありません。

これまで32箇所の泡盛の酒造所を訪問していると(もちろん工場の見学ができないところも多数あります)機械による泡盛造りのイメージがすっかり定着しているので、女将が一人、泡盛を手造りしているというのはどんなものだろうという想いがありましたがVTRを見てびっくり。   

 

本当に何から何まで手作りでした(@_@)

 

製麹(麹造り)は機械を使わずに温度管理をするので寝ずの番だし。

 酒造所で見かける三角棚はなく小さな麹箱を使っているのでひとつひとつの箱毎に気を使わなくちゃいけない。

麹造りに2日掛かるとしたら、たった一人でやっているということは丸2日徹夜なんでしょうね。

 

画面左上に出ている通り夜中の2時10分・・・。ひぇー、これは相当大変だー!  

 

仕込む量が少ないとはいえ、仕込みには甕を使っているので1つの甕で捌けなければいくつもの甕を見ないといけない。

麹造り、仕込みの2つの工程だけでも相当大変な作業だなと思うわけです。だからその漢那蒸留所で造られた泡盛が売っていたなら買わないで帰るなんてことはできませんでした。

この甕から量り売りです。

石垣島の海の色をイメージする綺麗なブルーの瓶に入れてもらいました(瓶は別売りです)。何から何まで手作業なので瓶詰めも手作業。瓶に栓をするこの工程を体験することができました。   

薄い茶色の紙を手渡され「記念に何かひと言を書いてください、これが泡盛のラベルになります」ということだったので迷わず「泡盛でカリー!」と書きましたが実に汚い字でお恥ずかしい限りです。   

写真を撮ったときに全部写ってないのでもう少し文字を詰めて書けば良かったですね。ラベルの出来栄えはさておき思い出に残る泡盛になりました(^^♪

 

請福酒造様 お忙しい中、丁寧に説明して頂きましてありがとうございました。 

 

追記

泡盛の酒造所見学でお邪魔した蔵は20箇所になり、沖縄本島で見学のできる酒造所はほぼ網羅できたので次は離島に行ってみようと宮古島に続き、これまた家族旅行に絡めて(家族を巻き込んで)一気に八重山の7つの酒造所をまとめて見学した時の記事です。

 

7月に控えた泡盛マイスターの技能競技大会で上位入賞を果たすべく、今回の酒造所見学ツアーを「石垣島泡盛強化合宿2015」と位置づけて石垣島、波照間島で泡盛漬けの6日間を過ごしました。訪問日:2015年6月9日

文:泡盛マイスター伊藤 薫