新食感! 食べる泡盛カクテル!?

泡盛の楽しみ方は無限大という切り口で泡盛のいろんな飲み方に挑戦していますが、さらにその進化系で食べる泡盛に挑戦してみます。食べるラー油みたいな感じですかね?   

 

泡盛を食べるってどういうこと?って疑問が湧いているかもしれませんが、なんのことはない泡盛をアガーで固めて食べてしまおうというお話です。「アガー」は沖縄の方言で「痛い」という意味なので、ますますどういうこと?って思ったかもしれませんが沖縄の方言とはまったく関係のない海草から作られたゼリーの素、アガーです。そんなこと思ってないか(笑)。

前置きが長くなりましたがこのイナアガーAで泡盛をゼリーにしてオサレに食べてしまおうと目論んでいます(^^)。ではさっそくいってみましょう!

しかし!湯煎した泡盛の温度が低くてアガーがだまになってしまうというハプニングからスタートでーす(>_<)   

 

泡盛を50℃まで温めて直して、だまが無くなるまでしっかりと溶かします。泡盛はさりげなく写っている「豊年(30度)」・渡久山酒造を使いました。

冷蔵庫で冷やすこと2時間、ちゃんと固まっているでしょうか?

スプーンですくい上げてみると・・・


お見事!これはフカヒレか!

シリコンのようにしっかり固まっています。この泡盛ゼリーってちょっとフカヒレっぽくないですか(^^)

 

さてさて狙い通りの固さになっているのか?包丁で細かく刻んで他の容器で固めておいた泡盛ゼリーの上に載せてみました。さらにパプリカ入りのオリーブをトッピング。

パソコンで見ると若干ピンボケだったので取り直したのが↓こちらの画像ですが、時間とともに刻んだゼリーから水分が出てきていますね。。

  • 時間とともにゼリーがへたってくるのはしょうがないのか?
  • アガーの量が少なかったのか?
  • アガーを溶かす時はもっと高温にしたほうが良かったのか?    

と固さについての悩みもさることがならゼリーがなんだか苦く感じますね・・・。泡盛の風味を活かすためにまったく砂糖を入れなかったのは失敗だったかも^_^;


食べ応えのある泡盛珈琲がここに生まれた!

でも泡盛ゼリーを細かく刻むと・・・ 

かなり無理すればタピオカに見えないこともないということで・・・

 

カットした泡盛ゼリーをタピオカに見立ててアイスコーヒーに入れる、とっさに閃いた泡盛珈琲の新しい形。      

泡盛と珈琲の時点でエッ!って思う方もいると思いますが、なんのなんの沖縄で泡盛と珈琲のコラボレーションは泡盛を缶コーヒーで割ったり、泡盛に珈琲豆を漬けたり、酒造所が泡盛コーヒーリキュールを出している例もあったりと完全に市民権を得ているんです。   

 

そんな感じなので泡盛珈琲には驚かないけど宮古島で泡盛×珈琲×コーラで「お茶割り」というのを目にしたときはさすがに怯みました(笑)。飲んでみると意外にも美味しかったのだけど。   

 

話が脱線してしまいましたが泡盛珈琲の新しいスタイル、泡盛ゼリー×アイスコーヒーです!

 

これが実に苦い(笑)。ゼリーが苦いのは前に書いたとおりだけど珈琲も苦かった(紙パックの無糖のもの)ので、牛乳を入れてみたけど味も見た目もあんまり変わりません^_^;   

甘い生クリームを浮かべてみるのもアリかもしれませんね(^^♪


なんと!泡盛の刺身ができた!?

固さと味に課題があった泡盛ゼリーをリベンジしようと思います。 

 

改良点は砂糖(8g)を入れたこと、それからアガー(10g)と泡盛(200ml)の分量を変えてアガーの割合を増やしてみました。乾いた鍋の中で念入りにアガーと砂糖を混ぜて、そこに泡盛を投入します。

この時に、だまにならないようにしっかり混ぜないといけないのですが・・・

やっぱりだまになるところがあるので鍋を熱しながら少しだけ煮立たせて、だまがなくなるまで混ぜます。  

後は冷やして固めるだけ、作り方はいたって簡単ですよね(^^)

 

前回は何も考えずにボウルで固めましたが均一な厚さの泡盛ゼリーを作りたいので今回はバットに流します。冷蔵庫で冷やすこと数時間、しっかり固まってそうですね。この模様はなんでしょうか?   

狙い通りに均一な厚さの泡盛ゼリーができています(^^)

これを賽の目に切ります。  ここままではわかりにくいので・・・ 

まな板の上でパラパラと散らしてみました。どのぐらいというのは表現しにくいのですが切った断面がキラキラ光るぐらいというのは狙いのひとつだったので上手くできています。

今回は水分が出てくることもなく扱いやすいです。

 

細くカットするとイカの刺身みたいじゃないですか?いつものノリで大葉の上にでも乗せてみようかと思いましたが今はオシャレな泡盛をプッシュしていく時期だったことを思い出して止めました(笑)。

リベンジなので前回と同じくパプリカ入りのオリーブを乗せて完成です。砂糖が入って甘みがあるのでオリーブと合うのかと言われると引っかかるところはありますが、泡盛ゼリーのレベルは格段に上ったと思います(^^)v

こうやって↓前回のものと比べるとゼリーの違いは一目瞭然ですね。 


新しすぎる!? ニューしまボール

完成した泡盛ゼリーを使って「しまボール」にチャレンジしてみます!   

 

しまボールは泡盛版のラム・コークといえばわかりやすいでしょうか?泡盛とコーラを混ぜて何回かステアするだけですが、今回は泡盛ゼリーが入ったグラスにコーラを注ぐだけのニュースタイル。キラキラ光る泡盛ゼリーが綺麗じゃないですか(^^)   

グラスにコーラを注ぐと炭酸のおかげで泡盛ゼリーに対流が起こり、ステア不要で超簡単(^^) 

アガーと混ぜた時の熱でアルコールがとんだわけでもないと思いますが飲んでみるとアルコールをほとんど感じません。コーラの主張が強いからなんでしょうね。   

 

ゼリーが気持ち大きいので喉に引っかかりそうなのを気にしなければ(笑)、とにかくグイグイいける。だんだんコーラアップを食べているような気分になってきます。途中からハードグミになってしまいましたが小学生の頃に食べた昔のコーラアップの固さが好きでした。懐かしいなぁってなんの話(笑)。 

 

こうしてみると泡盛ゼリーがナタデココみたい?

あっ!肝心のライムを入れ忘れてる(>_<)

 

意外すぎるほど簡単なので手作り泡盛ゼリーに挑戦してみませんか?

文:泡盛マイスター伊藤 薫