パーントゥの御利益 千代泉酒造所

宮古島滞在中に開催日と重なったのも何かの縁と思い、宮古島は平良島尻地区の厄払いの奇祭「パーントゥ」へ。

 

祭りが始まる夕方まで時間があったので池間島へのドライブがてら千代泉酒造所へ寄ってみることにしました。工場が閉鎖しているのは知っていましたがもう訪れる機会はないだろうと思ったもので。レンタカーのナビと泡盛百科の地図では辿り着けず近くの商店で酒造所の場所を教えてもらいました。

 

太い道から奥へ二筋入ったところに千代泉酒造所はありました。

閉鎖している千代泉酒造所の前に立ってみてしみじみ思ったのは「もう千代泉は飲めないんだな」ということ。

 

道を教えてくれたお店の方によると酒造所の建物には今は親戚の方が住んでいるようです。当然ながら宮古島で「千代泉」の泡盛を見かけることはなく、もう手に入らないものと諦めて宮古島を後にしました。

 

大阪に戻り家の近所の酒屋を覗くとなんと!

千代泉の一升瓶がありました、しかも2本も!!これはパーントゥのご利益かも。

 

宮古島の泡盛らしく2本を紐で縛ってみました。2本を束ねることで夫婦をあらわすのだとか。瓶を包む化粧紙があれば完璧ですね(^^♪


肝心のパーントゥですが

千代泉をゲットできたことで肝心のパーントゥの話がすっかり後回しになってしまいました(笑)。

 

泥の神様、パーントゥに泥を塗られると無病息災で過ごせるそうで、

大人も子供も泥だらけ。

パーントゥは新築の家に上がって泥を付けたり、車に乗り込んで泥を付けたりもするそうなので、観光客がレンタカーで見に行く時はドアロックを忘れると大変なことになりますよ!(パーントゥは1993年に重要無形民俗文化財に指定されています)  

 

このパーントゥ、地元の人から振舞われた泡盛を飲んだり、オトーリの輪に入ったりするそうなのでなかなかの泡盛好きのようです(笑)。

追記

泡盛の酒造所見学でお邪魔した蔵は20箇所になり、沖縄本島で見学のできる酒造所はほぼ網羅できたので次は離島に行ってみようと、これまた家族旅行に絡めて(家族を巻き込んで)一気に宮古島の7つの酒造所をまとめて見学した時の記事です。

 

これまでの酒造所見学のスタンスは見学NGの酒造所には行かない。たとえ近くまで行ったとしても写真を撮ったりすることもありませんでした。そんなのは「見学ではない」と考えていたからですが、離島の場合は次はいつ行けるのかわからないのでとにかく行けるだけ行こうと決めて結果的には宮古島にある酒造所を全部まわりました。だから見学とは名ばかりで、酒造所の前まで行って、行った証にとにかく写真を撮って帰ってきた所も少なくありません。

 

酒造所見学ツアー第6弾、またの名を「宮古島家族旅行2014」の6蔵目は千代泉酒造所さんへお邪魔しました。訪問日:2014年10月4日


宮古島ではまったく見かけなかった千代泉ですが近所の別の酒屋でも見つけてしまいました!

こちらは四合瓶でしかも箱付きです。

泡盛好きとしては詰口年月日を確認せずにはいられません。ラベルにはなかったのでもしかしたらと期待が膨らみましたが・・・

この簡単に剥がれてしまいそうなシールに詰口年月日が書いてありました。2004年6月1日以降は詰口年月日の記載をしなければいけないので、もしもこのシールが剥がれていたら2004年6月1日以前に造られた泡盛と勘違いしてしまいそうで恐いですね。

 

社長(代表?)が亡くなられて酒造りはしばらくストップしているようですが沖縄県酒造組合によると廃業ではなく休業中とのことでした。

後継者の問題とか課題は沢山あるだろうと思いますが、なんとか再開していただいて、この泡盛が最後じゃなくて単に先代が造った泡盛になればいいなと心から思います。


↓はじめて千代泉を飲んだときのブログです。わしたショップの陳列棚に3年も放置されるとか今では考えられませんね。それ以上に考えられないのが「知識ゼロからの泡盛入門」を買った当時の超泡盛初心者だった頃の赤面しそうなブログの内容です(苦笑)。

 

原点を忘れないためにそのまま載せています。人は変わるものですね。


今宵の一杯 千代泉

いままで泡盛を飲む時といえば、沖縄に行った時とか、沖縄以外でも沖縄料理のお店とかがほとんどでしたが、ドはまりしてしまった「白百合」以外にどんな泡盛があるのかが気になって、泡盛の事を少し勉強しながら、じっくり泡盛を飲んでみようと思っています。

 

というわけで、初心者にもわかりやすそうな「知識ゼロからの泡盛入門(日本酒類研究会/幻冬舎)」をわしたショップで買ってしまいました。「知識ゼロ」というタイトルがいかにもだし、泡盛とこの本を一緒に買う行為がいかにも素人という感じで恥ずかしかったのですが、少し勇気を出してみました。

 

本の解説によると、「千代泉」の特徴は

  • 「香り/口に含んだ瞬間華やかさを感じる」
  • 「味/やわらかさを舌とのどに感じるが、後味はキレる」

だそうです。

 

口の中でふぁっとするような華やかといわれればそんな気もしますが、後味がキレるというのがどういうことなのか良く分かりません。初心者だし、まあ、感じ方も人それぞれだろうと思いながら、解説を読み進めると千代泉酒造所では、原酒が出来あがってから最低でも1年以上寝かせてからでないと出荷しないというこだわりがあるそうです。

 

出荷まで1年・・・。詰口年月日が2008年2月1日だから、瓶詰めしてから約3年。

 

わしたショップの陳列棚で3年古酒ぐらいには熟成されていて、まろやかになってキレが目立たなくなったのかもしれません。

 

千代泉酒造所は手作業で瓶詰めをしていたりと、どうしてもたくさんの泡盛を造れないため古酒の販売はしていないそうです。ちょっと得した気分です(^^)

文:泡盛マイスター伊藤 薫

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コメント: 2
  • #1

    ちよいずみ探しています。 (金曜日, 01 9月 2017 11:27)

    こんにちは。はじめまして

    千代泉を探しています。
    入手場所教えてはいただけませんでしょうか?
    アドレスはtydaworks☆gmailドットコムになります。
    よろしくお願いします。

  • #2

    泡盛いとう (日曜日, 03 9月 2017 12:27)

    購入したのは3年前です。その後、見ていないので売切れてしまったようです。そのお店自体も残念ながら1年くらい前に閉店されていました。