今が飲み頃です! 多良川

酒造所見学ツアー第6弾、またの名を「宮古島家族旅行2014」の1蔵目は㈱多良川さんにお邪魔しました。代表銘柄は一般酒の「多良川」、古酒は「琉球王朝」、「久遠」です。

 

酒造りは水が命といわれるので近くを流れる「多良川」という川の水を使って昔から泡盛造りをしていたことから「多良川」と命名されたと思っていました。

 

間違いではありませんが、珊瑚礁でできた宮古島には地表を流れる川がなく、宮古島では掘り井戸を含めて地下水(伏流水)を川と呼ぶそうです。だから正確には「多良川」は工場一帯の地下に豊かに湧き出る伏流水の名前に由来します。※「焼酎楽園vol.36」を参考にさせていただきました。

 

さて工場見学は本社の向かいに建つこちらの建物からスタート!

見学といっても実際には工場の中ではなく、泡盛の製造過程を余すところなく撮影したビデオの鑑賞でした。

ビデオの方が気軽なのはそうなんですが、回転式ドラムのから伝わってくる熱や発酵中のもろみの香り、それから蒸留したての泡盛の香りなど映像ではリアルには感じることができないので、やっぱり実際に工場の中が見れる方がいいですよね。

 

ビデオを見た建物には年代物の古酒が大切に貯蔵されていました。

工場から南へ150mのところに位置する洞窟貯蔵庫ウプウス蔵は実際に中に入って見学することができました。

ここから下りていきます。

同じように保管サービスをしている金武酒造の鍾乳洞と比べるとさほど深くはありません。

 

洞窟の中では貯蔵されている泡盛達が美味しく育っていました。

オリックス・バファローズの貯蔵コーナーもあります。

この日は運転手だったので、まもる君に怒られないように試飲は我慢。

 

酒造所に来ればあるんじゃないかとかなり期待していた「MY17(さとうきびの搾りかすから抽出した宮古島原生の酵母を使って造られた泡盛)」がなかったのでこちらを買いました。

オトーリ専用というわけではないそうですが、オトーリに適したアルコール度数10度にはじめから割ってある「のみごろひやさっさ」。 

 

意外というべきかやっぱりというべきか「のみごろひやさっさ」は宮古島限定でした。一升瓶でしたが宮古島滞在中に家族で飲みきりました(^^)

追記

泡盛の酒造所見学でお邪魔した蔵は20箇所になり、沖縄本島で見学のできる酒造所はほぼ網羅できたので次は離島に行ってみようと、これまた家族旅行に絡めて(家族を巻き込んで)一気に宮古島の7つの酒造所をまとめて見学した時の記事です。

 

これまでの酒造所見学のスタンスは見学NGの酒造所には行かない。たとえ近くまで行ったとしても写真を撮ったりすることもありませんでした。そんなのは「見学ではない」と考えていたからですが、離島の場合は次はいつ行けるのかわからないのでとにかく行けるだけ行こうと決めて結果的には宮古島にある酒造所を全部まわりました。

 

だから見学とは名ばかりで、酒造所の前まで行って、行った証にとにかく写真を撮って帰ってきた所も少なくありません。また今回の多良川さんもそうですがビデオ鑑賞だけでは泡盛造りのライブ感を感じることができないので酒造所のパンフレットに書いてあるような、どうしても当たり障りのない内容になってしまった感は否めません。。

 

とにかく5日間で宮古島の7つの酒造所をまわる酒造所見学ツアー兼家族旅行のスタートです。訪問日:2014年10月2日

文:泡盛マイスター伊藤 薫