古酒造りの秘密を見た!? 山川酒造

酒造所見学ツアー第5弾、またの名を「時々運転手 no 旅2013」の3蔵目は(有)山川酒造さんです。

 

山川酒造といえば「古酒」、しかも100パーセント古酒にこだわっています。なかでも山川酒造の限定秘蔵酒「かねやま」は、15年を超える古酒だけが「かねやま」の名を冠することができるそう。まだ飲んだことはありませんがいつの日かのお楽しみにとっておきます。

 

工場見学は1人で予約していたにも関わらず、当日は家族全員の7人で押し掛けてしまいましたがそれでも快く対応して頂きました。ありがとうございました。

 

と、前置きが長くなりましたがそろそろいってみましょう!

 

泡盛の酒造所見学も17蔵目。すっかりおなじみになりました、こちらが原料のタイ米です。

ちょうど稼働中だった回転式ドラム。

稼働しているのを見るのは初めてかも。

洗米中でバッシャーンとすごい勢いで水が出てきました。この滝に打たれたい!と思う僕はやはり泡盛バカでしょうか???

これは製麹に使う三角棚です。

この棚で寝たい、と切望する僕はかなりの泡盛バカでしょうか???

 

山川酒造の黒麹菌は沖縄の石川種麹店と豊橋市の㈱ビオックの黒麹菌のブレンドで、ビオックの黒麹菌の方が強いという話を伺いました。こういう生の情報は泡盛好きにはたまりませんよね(^^♪。

蒸留の時を静かに待つもろみタンク。


これは何だと思いますか?

これは蒸留前のもろみを濾過したもの。もろみはグレーっぽい色味のイメージがあったので、黄色が強く意外や意外でした。

 

これは縦型の蒸留機ですね。

蒸留した泡盛を一時的に貯蔵しておくタンクがこちら。ふぁっ~とお酒の香りが漂います。あ~この中で泳ぎたい!!!←バカです


こっちは何でしょう?

余分な油分を取り除くための手作りの濾過器(濾紙+漏斗?)で、もちろん作業は手作業だそう。手間暇を惜しまないこういった工程から古酒造りに適した泡盛が生まれるというわけなんですね。


古酒造りの現場へ潜入

次はいよいよ山川酒造の古酒造りの現場に潜入します。

 

まずはステンレスタンク。H4年というのは平成4年のことですが、タンクの登録をしたのが平成4年ということで中身の泡盛が造られた年ではないようです。

ちなみに、このタンクを空の状態から泡盛でいっぱいにするには三ヶ月ほどかかります。

ステンレスタンクのお次は甕。

甕貯蔵では10年間熟成させるそうですが、右手前に見える甕にはS42の文字が!

 

これも甕を登録した年なのかもしれませんが、もしかすると46年物のスーパー古酒だったりして!?

 

これを見てください!!

一升瓶や甕を個別に保管してくれるサービスはありますが、こんなタンクで保管してくれるサービスは他にはないかもしれません。

 

古酒オーナー蔵舞(クラブ)に申し込むと、5年間このタンクで熟成させて5年後に一升瓶で送ってもらえるそうです(最大1人6本分まで)。貯蔵タンク1本を丸ごと買うなんていうのは泡盛好きならではの最幸の大人買かもしれませんね(^^♪

 

古酒に懸ける山川酒造の泡盛造りの現場を垣間見ることができました。 

 

山川酒造様 お忙しい中、丁寧に説明して頂きましてありがとうございました。 

追記

泡盛マイスターになって1年が過ぎて、泡盛の酒造所見学にも拍車がかかって来た頃でした。家族旅行がメインで沖縄に行ったんですが、家族旅行に絡めて(家族を巻き込んで)一気に6つの酒造所をまとめて見学した時の記事です。

 

山川酒造さんには実際に家族を巻き込んで、美ら海水族館に行く前にお邪魔しました 。巻き込まれた家族もはじめての泡盛の酒造所見学なのでまんざらでもなかったというか、興味深々だったようです。僕ではなく父親が質問をしたりと予想外に盛り上がった見学でした。

 

もし僕が1人でお邪魔していたら当たり前と思って済ませてしまい、聞くことができなかった内容があったかもしれませんね。結果的には家族も楽しそうだったので思い出に残る酒造所見学のひとつになりました。訪問日:2013年11月11日

文:泡盛マイスター伊藤 薫