妄想が膨らむ! 神谷酒造所

酒造所見学ツアー第4弾、またの名を「レンタカー de ひとり旅2012」の3蔵目は神谷酒造所さんにお邪魔しました。工場見学をお願いしたところ、なんと3代目の神谷雅樹さん自ら対応していただきました。お忙しいでしょうに、ありがたいやら申し訳ないやら複雑です。

 

お邪魔した時はジャポニカ米で仕込み中のタンクがありました。茨城県にある大嶋農場さんからの依頼だそうです。原料米は大嶋農場さんが作っている華麗米(カレー米)なるお米で、タイ米で造る泡盛をこの華麗米で造ったら美味しい泡盛が出来るんじゃないかというアイディア。

 

以下は、大嶋農場さんのHPから華麗米の説明を引用しました。

 

非常に珍しいお米です。タイ米のようなパラッとした食感と、日本のお米の味わい深さをあわせ持つお米です。特に、チャーハンに最適です。 

 

神谷酒造所ではこの泡盛を販売しておらず、大嶋農場さんから直接購入するしかないと聞いたので、早速ホームページをチェックしてみましたが載っていません。すかさず電話で問い合わせてみたら、2013年の5月頃にはホームページにアップされるということでした。 

酒造所内の撮影許可を頂きましたので、遠慮なくバシャバシャ撮らせていただきました。 

 

まずは回転式ドラム。 

石川酒造場にはなかった三角棚。

仕込み用のタンク。

こちらが縦型の常圧蒸留機。この蒸留機は直接・間接の切り替えが可能だと伺ったのを見学の時は聞き流してしまいましたが、ブログを書くために頂いた資料をよく読むと、神谷酒造所では独自の「蒸気吹き込み式蒸留機」を使っているよう。 

 

「泡盛マイスター教本」を読み返すと、いわゆる「縦型直接間接加熱併用式蒸留機」のことかと思われるのですが、ここは掘り下げて聞くべきだったなと少し反省^_^;

こちらは保管用のタンク。そういえば神谷酒造所では出荷する前に半年は甕に寝かせておくと伺ったことを思い出しました。道理で華麗米仕込みの泡盛ができあがるのも2013年の5月頃になるはずです。 

 

僕が去年(2012年)の11月に忠孝さんで仕込んだ泡盛もまだ届いていませんからね。少々先走り過ぎたようです。 

泡盛好きとしては、なにげない所で酒造所名を見つけると、萌え~ですね。

神谷さんが酒造所の近くの農家で作られたお米で泡盛を造ってみたいと仰ってたのが印象的でした。

 

これまで考えたこともありませんでしたが、もし僕の地元の山形県お米「つや姫 」で泡盛を造ったらどんな泡盛が出来るのか?と考え出したら妄想が止まりません(つや姫で造られた日本酒や米焼酎はあります)。 

 

忠孝さんの体験の時に仕込む米の量は120キロで、泡盛造りの規模としてはかなり小さい部類だと思うけど、そのぐらいからお願いできるのか?

 

つや姫の5キロが3,500円として、120キロなら原料米だけで84,000円。現実問題としては人気で品薄のつや姫を120キロ調達するのも難しそう。

 

このぐらい(450グラム)ならいつでもなんとかなるんですけどね(笑)。

 

タイ米に限らず泡盛もワインのように原料米の産地にこだわり、そこをPRするのも面白いし、酒造所自ら作ったお米で造る泡盛というのも面白いんじゃないかと妄想が膨らみます。

 

神谷様 丁寧に説明して頂きましてありがとうございました。

追加

泡盛マイスターの筆記試験に続き実技試験にも合格することができ、晴れて泡盛マイスターとなることができました。

 

本格焼酎と泡盛の日である11月1日に沖縄で開催された泡盛マイスター認証書授与式に参加することに絡めて、一気に6つの酒造所をまとめて見学した時の記事です。

 

大阪からわざわざ授与式に参加しなくてもいいんですが、単に授与式を口実に沖縄に行きたかっただけです(笑)。「沖縄に行く、イコール泡盛の酒造所を見学する」、これが定着したのはこの頃からですね。

 

記事を書いたのは2013年の1月です。大島農場さんのHPをちょこちょこチェックしていたつもりでしたが、泡盛のことは見ていません。僕が気がつかないうちに完売してしまったのでしょうか?華麗米仕込みの泡盛飲んでみたかったですね。訪問日:2012年11月2日

文:泡盛マイスター伊藤 薫