泡盛初め 一年の計はこの泡盛にあり

お正月もお盆もクリスマスも好きか嫌いかといわれれば好きですが、泡盛バカはとにかくいつも泡盛のことを考えているのでイベントだから何か違うかといわれると特に違いはありません。

 

それでもお正月は特別です。やっぱり新しい年を迎えてはじめにどんな泡盛を飲むのかで、その年の泡盛運(?)が決まるといっても過言ではありません。

 

ということはまったくありませんが(笑)、これにしようか?やっぱりあれにしようか?と頭を悩ませるのも楽しいもの。普段はあまり飲まないものもありますが新しい年を迎えるのに相応しいと思ったお正月ならではの泡盛をご紹介します!


2016年は芳醇浪漫でカリー!!

2016年の泡盛初めに選んだのはこちらの「芳醇浪漫(3年古酒・44度)」・神村酒造です。

神村酒造さんから届いた「冬のお便り」を見て気になっていたので年末に山形の実家に届くように手配しておきました。泡盛のことになると仕事以上に用意周到かもしれません(笑)。

 

まずはストレートで頂くとバニラやナッツ様な香りを楽しむことができました。44度なのでひと口ずつなめるようにじっくりいただきます。

沖縄繋がりの紅豚のぎょうさや味噌漬け、ソーセージとの相性は抜群に良かったです。

でも想定内すぎてつまらなく感じてしまったのも事実なのでちょっとひねってこんなものとあわせてみました。

 

実家で甘く煮た無花果を見つけたのでブルーチーズと一緒に。黒い粒はこれまた実家の冷蔵庫で見つけたドライブルーベリーです。実家の冷蔵庫はなかなかネタの宝庫でした(^^♪

中でも芳醇浪漫の濃厚な味わいとブルーチーズの相性が素晴らしい!初日なので泡盛は少しだけゆっくりといただきました。

 

何年か前の記事と比べると年々仕込み感が減ってますね(笑)。何事もどんどんシンプルになっていくのが世の常。2016年も変わらず泡盛を”丸ごと”楽しんでいきますのでお付き合いのほどよろしくお願いいたします。カリー!



2015年は億万長者になれるかも!?

今年の泡盛初めに選んだのは見た目からおめでたい感が満載の南都酒造所の「南都億万長蛇」です。 厳密にば泡盛ではありませんがただのハブ酒(リキュール)でもありません。12年貯蔵のハブエキスと13種類のハーブエキスがブレンドされ、しかも金箔まで入った贅沢かつなんとも御目出度いお酒です。

 

さらにラベルの裏には「招福厄除」の文字が書かれていて新年を祝うのにこれ以上のものもないのでは?と思ってしまいます。もしこれを超えるものがあれば教えて欲しいです。来年はそれで新年を祝います(^^♪


御目出度いけど気になるお味は・・・

ストレートで飲んだこともありますが決して飲みやすいとはいえません。13種類のハーブエキスがえもいわれぬ複雑な味わいを生み出しています。クラッシュアイスを使った炭酸割りにするとより美味しくいただけそうです。

 

おちょこに2杯ストレートで飲み終えるとなんだか今年中には億万長者になれるような気がしてきました。←35度なので酔ってますね(笑)

 

本当に億万長者になれるのか?1年間かけて検証してみたいと思いますので今年もお付き合いのほどどうぞよろしくお願いいたします。



2014年はうまくいきそうな気がするぅ~

今年の干支は午。恒例の元旦泡盛を何にしようかと結構前から考えていました。

 

各酒造所が出している干支ボトルは数が多くその中から選ぶのが難しいのでパス。与那国馬がデザインされている「舞富名」もいいですね。それから新里酒造さんの「島旨」、シマウマでも馬は馬で捨てがたい。

ラベルには「すべてが旨くゆきますように」と書いてあって1年分の期待を込めるのにはうってつけです。

それからちょっと値は張りますが比嘉酒造さんの10年古酒「五頭馬」なんていうのも。今年は事務所が開業5年目になるので午年に五頭の馬とは縁起がいい。いろいろ悩んだ末に白百合ファンとしては白百合と同じ池原酒造所の「赤馬」に決めました。

 

ようやく元旦泡盛が決まったので「赤馬」をゲットしようと飛び込んだ酒屋でなんと見つけちゃいました!見つけたのは・・・


赤馬じゃなくてお宝でした!!

一番上の棚に春雨8年古酒が何年も埃を被って(いや誇りを纏って)鎮座しておりました。詰め日の記載がないので2004年以前の商品に間違いありません(製造者には先代の宮里武秀氏のお名前が)。この春雨は五頭馬並みの値段でしたが迷わず買いました。

さっそくブレてしまいましたが、なんだかうまくいきそうな気がする2014年!すぐに飲んでしまうのはやっぱり惜しいのでもう少し寝かせます(^^♪



2013年はハブアタック割りがヘビロテ!?

あけましておめでとうございます。泡盛マイスターのいとうです。 

2013年はへび年なので今年の泡盛初めは「ハブ酒」と決めてました。

 

どのハブ酒にしようかと国際通りのお店を覗くと正月に相応しい縁起が良さそうなハブ酒がいろいろ。

↑上のなんか白いハブ入りでなんだかお金が貯まりそう。

 

↓こちらは夫婦(めおと)ハブ入り!まあ、夫婦かどうかはともかく雄雌1匹づつ入っているらしいです。

国際通りという立地かつ立派すぎるハブが入っているからなのか、お高くてちょっと手が出せません。もう少しお手軽なものはないものかと、ハブ酒といえば「うるま」で有名なヘリオス酒造さんのHPをチェックしてみると・・・ 

 

甕・瓶の大きさに応じて価格が上がるのは泡盛の常。当然ハブ酒も同じはずなのにヘリオス酒造さんのホームページを見ていて疑問に思ったことが・・・

 

あれ!?同じ4,800mlの瓶なのに48,803円、68,220円、87,637円と価格に幅が。価格を決定するもう一つのファクターであるアルコール度数は40度で一緒だからこれって誤植??


よくよく見ると意味深なS・M・Lの表示が!

実は甕・瓶のサイズは同じでもハブ酒は中に入っているハブの大きさに応じて値段が高くなるのです。

 

なにはともあれハブ入りのハブ酒は価格面からスッパリと諦めることにしました。「うるま」にしようかなとも思いましたが「うるま」は泡盛ではなくラム酒に漬けているんですよね。悩んだ末に泡盛バカとしてはやっぱり泡盛に漬けているものにこだわって探してみると・・・ありましたよ!


琉球ハブ酒です!!

ハブを断餌して内臓をキレイにしてから泡盛に5年以上漬け込んでいるらしく、濃厚なハブエキスがたっぷり染み出しているという逸品です。龍泉酒造さんに電話で確認したところ泡盛は「羽地内海」のようでした。←真面目か!

 

そろそろまとめに入ろうかなと思ったところでラベルにおもいっきりリキュールと書いてあることに気が付きました。そうでした。いくらベースの酒が泡盛だとしても、エキス分が2%以上あれば日本の法律ではリキュールと定義されるのでした。ちなみに薬草エキスもたっぷり入っているそうです。

 

酒税法

二十一  リキュール 酒類と糖類その他の物品(酒類を含む。)を原料とした酒類でエキス分が二度以上のもの(第七号から第十九号までに掲げる酒類、前条第一項に規定する溶解してアルコール分一度以上の飲料とすることができる粉末状のもの及びその性状がみりんに類似する酒類として政令で定めるものを除く。)をいう。 

 

泡盛バカとして泡盛にこだわりたいとか、ほざいた割にはものすごく尻すぼみになってしまった感はありますが、ここまで来たらもう後戻りはできません。

今年はヘビのようにバックはなしで、前だけ向いて進んでいきます!


読み返してみると「琉球ハブ酒」はいまいちインパクトが弱いというか、チャレンジャーな感じが出ていないような気がします。それに泡盛初めといいつつも結局のところ泡盛じゃなかったわけで新年早々仕切り直しです。仕切り直しに選んだのはこちらの・・

この南都物産さんの「SUPER ハブアタック」は525円と普通のハブアタック(315円)より少し値段は張りますが、お正月なんでちょっと奮発してみました。ちなみにハブアタックにはノニアタックという姉妹品も存在します。

 

さすがSUPER!ローヤルゼリー・高麗人参の他にも元気の源がいっぱいです。

さっそく開けてみましょう!

 

ちっちゃ~。あげ底ですやん。

いつものように泡盛で割るのに量が足りる??でもこのサイズ感は効き目が約束されたような気がするのは・・・なぜ?

そしてストローがついているとさらに効き目が保証された気になります。

いつものグラスにハブアタックを注いでみました!

いつもはぷからすの「ら」のラインまで入れているのに「す」のラインまでしかありません。でも、いつも泡盛と何かを1:1の割合で割っているだけなので泡盛を「ら」のラインまで注げばいいだけのこと。今年はヘビを見習い後戻りはしませんよ!

 

とにかく飲んでみました。ハブだけに、今年はハブアタックがヘビーローテーションになるような予感は・・・


しませんね(笑)

3回ぐらい飲めばくせになりそうな気もしないでもないかな?



2012年は光り輝くゴールド龍 その由来は?

2012年最初に飲む泡盛は金武酒造さんの「ゴールド龍」に決めてました。理由は今年の干支の龍、しかもゴールドとはおめでたいじゃないですか!

ちなみにゴールドに限らず「赤の松藤」、「春雨ブルー」、「瑞泉イエロー」、「久米仙グリーンボトル」、「多良川ブラウン」そして「ザンシロ」、「ザンクロ」と色にちなんだ泡盛の銘柄は色々あります。

 

麹菌は黒麹菌、白麹菌、黄麹菌などあって黒麹菌で仕込んだ芋焼酎の「黒霧島」などは納得のネーミングですよね。 

 

しかし泡盛は全てが↓この黒麹菌仕込み・・・

黒々としたカビが生えていていつ見てもインパクト大ですね。

 

グリーン、ブラウンあたりはボトルの色からきていたりしますがゴールド龍は何故ゆえに「ゴールド」なのか?それは・・・

金武(キン)酒造だから!!

龍にあやかって2012年は飛翔の年にしたいものです(^^)

文:泡盛マイスター伊藤 薫