
相方の母が旅先から送ってくれた極上のメロンを使って、メロンシャンパンさながらに「メロン de 泡盛」にチャレンジしてみました!

なにぶん初めてなもので作り方は手探り状態ですが、まずは半分にカット~

続いて種を取り出します。ここまでは間違いないはず。

使う泡盛は「かりゆし(25度)」・新里酒造で、今回はストレートで注ぎます。
でもこれで完成というのは面白くないですよね?
これだと、なんかポロシャツのボタンを一番上まで留めるような生真面目な印象が拭えないので・・・

軽く穿ってみました。こうするといい塩梅じゃないですか?

ここで、「メロンの香りがする」とか、「メロンのような甘味がある」と書くと、そりゃーメロンの味がして当然やろ~というご指摘を受けるのはごもっとも。でも、そもそも減圧タイプの「かりゆし」はメロンのような香りや甘さを感じる泡盛なんですよね。
ただし、メロンは部位によって香りが異なるので、泡盛マイスターであればメロンを例に挙げて香り、味わいを表現するなら、果肉なのか、それとも皮の方なのかを特定しなければいけません。部位まで書かなかったり、例える部位を間違えてしまうとテイスティングの試験では減点の対象になるので、下手にメロンという表現を使うのは怪我(減点)の元。
泡盛マイスターの実技試験対策としては、メロンという表現は避けるのが無難というのが暗黙のルールでした。
実はメロンという表現は泡盛マイスターといえども簡単には使いこなせない高嶺の花ということになりますが、今回ばかりは自信を持って言えます。
メロンの果肉のような香りがする、と。
さてさて、食べ終えたら泡盛を飲む器として相応しいサイズになりました。
偶然にもふらのメロンが家の冷蔵庫にあるという方がもしいたら是非チャレンジしてみてくださいね(^^)/

ふらのメロンってものすごく甘いんですね。軽々しくメロンのような甘さを感じるとか泡盛のテイスティングで使えないなってことが勉強になりました。
文:泡盛マイスター伊藤 薫
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