すっぽんの生き血割りの衝撃!!

facebookつながりで誘ってもらったある飲み会に参加した時のことです。

 

会場は京都の町家を借りてメインはすっぽん鍋。そして参加者は一人一本好きなお酒を持ち寄るという、いわば酒好きによる酒好きのための飲み会でした。そしてほぼ全員が初対面で僕を誘ってくれた方でさえ会うのが2回目という完全アウェイな飲み会でもありました。

 

時間より少し早めに会場に到着すると先に来ていた何人かがすっぽん鍋の準備をしていました。すっぽんの調理って特に免許はいらないんですね~なんて言いながら場に馴染もうとしていたのですが・・・

 

僕はその日がすっぽん初体験だったのですが、まさかはじめてのすっぽん鍋ですっぽんの介添え(介錯か?)をすることになるとは思ってもみませんでした(>_<)

 

すっぽん鍋の具体的な作り方は生々しいので割愛しますね(汗)。

 

はじめに噂には聞いていたすっぽんの生き血を採取しました。「へぇー生き血ってこうして取るんだ」なんて感心していたら「生き血用のお酒どれにする?」てな話になりまして・・・。

参加者が持ち寄ったお酒のラインナップはワイン、焼酎、泡盛でワインが多かったのかな。アウェイな飲み会だし特に意見せず黙っていたら「いとうさんの泡盛で生き血割ってもいいですか?」みたいな話になったんですよ(驚)。

 

「いやいや~これは泡盛の中でも減圧タイプの飲みやすいのを持って来たんで他のにしてもらえますか?」というのは心の中で思っただけで、口からは「いいすっよ」って即答でした。←気弱か!

 

完全アウェイな集まりだし、自分が持ってきた泡盛を生き血用にするのはダメで他の人のお酒ならいいという理由も見つからなかったので・・・。

 

ちなみに僕が持参したのはまさひろシリーズ初の減圧蒸留「まさひろ県産米仕込み」でした。これがすごく飲みやすい!この飲み会で泡盛を苦手だと仰る方からもこの泡盛は飲みやすいですねというお墨付きも頂いたので間違いありません。 


なのに、なんなんでしょうこの飲みにくさは・・・。

生き血自体はじめてなんで他と比べようがないんですが口の中を切った感じというか鼻血が口に垂れてきた感じ?

 

生き血割りってそもそも味わうものじゃないんでしょうか?とにかくボディのしっかりした赤ワインとかの方が相性がいいような気がしましたね。


さっきまでピンピンしていたので(爆)

すっぽんが新鮮だったのは言うまでもありませんが肝も美味しくいただきました。はじめの生き血割りの衝撃を除けば楽しい会だったせいか肝心のすっぽん鍋の写真を撮るのをすっかり忘れてました。

 

後で知ったのですが専門店ではすっぽんの血はワイン、日本酒で割ったものが出てくるらしいですね。「あんなにワインがあったんだから、僕の泡盛じゃなくても良かったんじゃ?」というのは心の叫びです。

 

過ぎたことはさておき生き血割りにはどんな泡盛が合うんでしょうね?粗濾過?樽貯蔵?古酒?ここはあまり深追いするつもりはありませんが。

 

最後になりますがすっぽんって英語ではsoft-shelled turtleっていうんですね。自分で調理を体験してみてこのネーミングにとても納得した初すっぽん鍋でした。

文:泡盛マイスター伊藤 薫