電子技法の秘密に迫る!? 上原酒造㈱

酒造所見学ツアー第3弾 1蔵目は糸満市にある上原酒造(株)さんにやってきました~。

 

上原酒造といえば、とにかく電子(マイナスイオン)技法について書かないわけにはいきません。

ところで、電子技法というのは『電子』を泡盛の原材料、製造過程に活用することで、素材本来の力や自然の味を引き出す手法のことです。 

 

やっぱり気になるのは電子技法の効果のほどですが、導入してからというもの何度も泡盛鑑評会で賞をとれるようになったということですので、間違いなく本物です。 

 

なお電子技法の科学的な仕組み等は上原酒造さんのHPをご覧ください。

 

上原酒造さんのHPはイラストだけでしたので、ひとりよがりの使命感から電子技法装置を画像で紹介していきますね(^^ゞ


まずは炭素埋没、敷炭

敷地内に10箇所ある炭素埋没ポイントの1つですが、他は何かに隠れているそうなので直接見れるのは工場の前の駐車スペースのここだけだそうですよ。


お次は電子チャージ!

このテーブルのようなものが電子チャージャーです。缶コーヒーを載せておくと酸化分を還元する作用で味が美味しくなる、そんな効果もあるみたいです。

こちらは電子チャージャーの隣にある電子発生装置です。


電子水製造タンク

これが電子水製造タンクで、タンク内には備長炭が50kgも入っています。電子チャージと備長炭のダブルの効果が期待できる装置です。

 

ちなみに創業当時は近くに「ンブガー(神の水)」と呼ばれる井戸があり、その水で泡盛造りを行っていたようですが、現在の場所に移ってからは水道水を使っているそうです。一般的な水道水がこのタンクの中で泡盛造りに最適な水に生まれ変わっているんですね。


最後はイオンシャワー!

ぱっと見、蛍光灯と見分けがつかないかもしれませんが(笑)、手前の横向きのものが蛍光灯で、奥にある三角のがイオン装置です。

 

これならわかりやすいでしょうか?光っていない蛍光灯みたいに見えるのがイオン装置です。 イオン装置は古酒造りに効果を発揮するそうです。

これまで工場見学でお邪魔してきた酒造所の壁は黒麹菌で黒ずんでいましたが、上原酒造の壁はとても綺麗でした。ちょっと前に掃除をしたそうです。わざと掃除をしないで残しているという部分と比較するとその違いが良くわかりますね。

工場にお邪魔したときは製造を抑え目にしている時期らしく、仕込み中のもろみはこの9日目のものだけでした。

 

蒸留直前のもろみをそのまま飲むと最高に旨いという話を酒造所の方に教えていただき、いつの日か飲んでみようと心に決めました(^^)

9日目のもろみ@上原酒造

実際にこの目で見て電子技法について少しだけ分かったような気になりましたが、やっぱり飲んでみないことにははじまりませんので、代表銘柄のひとつ「神泉」を飲んでみました。

おぉ~。この味わいが電子技法の力なんですね!

上原酒造(株)の嘉数(かかず)さん 丁寧に説明して頂きましてありがとうございました。

追記

泡盛マイスターの筆記試験に合格して、次は実技試験に向けてテイスティング研修のために東京・沖縄に通っていた時期がありました。 

 

これは沖縄でテイスティング研修を受けるのに絡めて、奥武山公園で開催された離島フェアと2つの酒造所の見学を一泊二日の行程にぎゅっと詰め込んだ旅です。

 

ここんとこ酒造所見学はレンタカーを利用することがほとんどですが、この時は路線バスとタクシーを乗り継いで移動しました。

一泊二日なのでレンタカーを借りるのが手間だと思ったのか?どうしても試飲をしたかったのか?試飲がしたかったんでしょうね(笑)。

 

今回で8箇所目の酒造所見学になるのですが、読み返していると酒造所の中の写真を撮ってただそれをアップしているだけの内容なので恥ずかしいのですが、この頃はそんな感じだったなぁと懐かしく思えるので手を加えずにそのままにしています。内容は今もそんなに変わってないですね(笑)。訪問日:2011年11月26日

文:泡盛マイスター伊藤 薫