泡盛初め 一年の計はこの泡盛にあり

お正月もお盆もクリスマスも好きか嫌いかといわれれば好きですが、泡盛バカはとにかくいつも泡盛のことを考えているので(苦笑)、イベントだから何か違うかといわれると特に違いはありません。

 

それでもお正月は特別です。やっぱり新しい年を迎えてはじめにどんな泡盛を飲むのかで、その年の泡盛運(?)が決まるといっても過言ではないからです!

 

ということはまったくありませんけど(笑)

 

これにしようか?やっぱりあれにしようか?と頭を悩ませるのは楽しいもの。普段はあまり飲まないものもありますが、新しい年を迎えるのに相応しいと思ったお正月ならではの泡盛をご紹介します!


2012年は光り輝く龍ゴールド その由来は?

2012年最初に飲む泡盛は金武酒造さんの「龍ゴールド(25度)」に決めてました。

 

理由は今年の干支の龍。しかもゴールドとはおめでたいじゃないですか!

ちなみにゴールドに限らず

  • 「赤の松藤」
  • 「春雨ブルー」
  • 「瑞泉イエロー」
  • 「久米仙グリーンボトル」
  • 「多良川ブラウン」

そして「ザンシロ」、「ザンクロ」と色にちなんだ泡盛の銘柄は色々あります。

 

麹菌は黒麹菌、白麹菌、黄麹菌などあって黒麹菌で仕込んだ芋焼酎の「黒霧島」などは納得のネーミングですよね。

 

しかし泡盛は全てが↓この・・・

黒麹菌仕込み

黒々としたカビが生えた黒麹菌
黒々としたカビが生えた黒麹菌

黒々としたカビが生えていていつ見てもインパクト大ですね。

 

グリーン、ブラウンあたりはボトルの色から命名されていますが龍ゴールドは何故ゆえにゴールドなのか?

 

それは・・・

金武(キン)酒造だから!!

龍にあやかって2012年は飛翔の年にしたいものです(^^)


2013年はハブアタック割りがヘビロテ!?

あけましておめでとうございます。泡盛マイスターの伊藤 薫です。 2013年はへび年なので今年の泡盛初めは「ハブ酒」と決めてました。

 

どのハブ酒にしようかと国際通りのお店を覗くと正月に相応しい縁起が良さそうなハブ酒がいろいろ。↑上のなんか白いハブ入りでなんだかお金が貯まりそう。

 

↓こちらは夫婦(めおと)のハブ入り!まあ夫婦かどうかはともかく雄雌1匹づつ入っているらしいです。

国際通りという立地で、かつ立派すぎるハブが入っているからなのか?お高くてちょっと手が出せません。

 

もう少しお手軽なものはないものかとハブ酒といえば「うるま」で有名なヘリオス酒造さんのサイトをチェックしてみると・・・ 

 

甕・瓶の大きさに応じて価格が上がるのは泡盛の常。当然ハブ酒も同じはずなのにヘリオス酒造さんのサイトを見ていて疑問に思ったことが・・・

 

あれ!?同じ4,800mlの瓶なのに48,803円、68,220円、87,637円と価格に幅が。価格を決定するもう一つのファクターであるアルコール度数は40度で一緒だからこれって誤植??

 

よく見ると意味深な

S・M・Lの表示が!

実は甕・瓶のサイズは同じでもハブ酒は中に入っているハブの大きさに応じて値段が高くなるのです。

 

なにはともあれハブ入りのハブ酒は価格面からスッパリと諦めることにしました。「うるま」にしようかなとも思いましたが「うるま」は泡盛ではなくラム酒に漬けているんですよね。

 

悩んだ末に泡盛バカとしてはやっぱり泡盛に漬けているものにこだわって探してみると・・・ありましたよ!

琉球ハブ酒です!!

ハブを断餌して内臓をキレイにしてから泡盛に5年以上漬け込んでいるらしく、濃厚なハブエキスがたっぷり染み出しているという逸品です。

 

龍泉酒造さんに電話で確認したところ使っている泡盛は「羽地内海」のようでした。←真面目か!

 

そろそろまとめに入ろうかなと思ったところでラベルにおもいっきり

リキュール!?

と書いてあることに気が付きました。

 

そうでした。いくらベースの酒が泡盛だとしても、エキス分が2%以上あれば日本の法律ではリキュールと定義されるのでした。ちなみに薬草エキスもたっぷり入っているそうです。

 

酒税法

二十一  リキュール 酒類と糖類その他の物品(酒類を含む。)を原料とした酒類でエキス分が二度以上のもの(第七号から第十九号までに掲げる酒類、前条第一項に規定する溶解してアルコール分一度以上の飲料とすることができる粉末状のもの及びその性状がみりんに類似する酒類として政令で定めるものを除く。)をいう。 

 

泡盛バカとしては「泡盛にこだわりたい!」とかほざいた割にはものすごく尻すぼみになってしまった感はありますが、ここまで来たらもう後戻りはできません。

 

今年はヘビのようにバックはなしで、前だけ向いて進んでいきます!


読み返してみると「琉球ハブ酒」はいまいちインパクトが弱いというか、チャレンジャーな感じが出ていないような気がしました。

 

それに泡盛初めといいつつも結局のところ泡盛じゃなかったわけで新年早々仕切り直しです。仕切り直しに選んだのはこちら!

この南都物産さんの「SUPER ハブアタック」は525円と普通のハブアタック(315円)より少し値段は張りますが、お正月なんでちょっと奮発してみました(笑)。ちなみにハブアタックにはノニアタックという姉妹品も存在します。

 

さすがSUPER!ローヤルゼリー・高麗人参の他にも元気の源がいっぱいです。

さっそく開けてみましょう!

 

ちっちゃ~。あげ底ですやん。

いつものように泡盛で割るのに量足りる??

 

でもこのサイズ感は効き目が約束されたような気がするのは・・・なぜ?

 

そしてストローがついているとさらに効き目が保証された気になります(^^)

いつものグラスにハブアタックを注いでみました!

いつもはぷからすの「ら」のラインまで入れているのに「す」のラインまでしかありません。

 

でも、いつも泡盛と何かを1:1の割合で割っているだけなので泡盛を「ら」のラインまで注げばいいだけのこと。今年はヘビを見習い後戻りはしませんよ!

 

とにかく飲んでみました。

ハブだけに、今年はハブアタックがヘビーローテーションになるような予感は・・・

しませんね(笑)

3回ぐらい飲めばくせになりそうな気もしないでもないかな?


2014年はうまくいきそうな気がするぅ~

今年の干支は午。恒例の元旦泡盛を何にしようかと結構前から考えていました。

 

各酒造所が出している干支ボトルは数が多くその中から選ぶのが難しいのでパス。

 

与那国馬がデザインされている「舞富名」もいいですね。それから新里酒造さんの「島旨」。シマウマでも馬は馬なので捨てがたい。

ラベルには「すべてが旨くゆきますように」と書いてあって1年分の期待を込めるのにはうってつけです。

それからちょっと値は張りますがまさひろ酒造さんの10年古酒「五頭馬」なんていうのも。

 

今年は事務所(司法書士の方)が開業5年目になるので午年に五頭の馬とは縁起がいい。いろいろ悩んだ末に白百合ファンとしては白百合と同じ池原酒造所の「赤馬」に決めました。

 

ようやく元旦泡盛が決まったので「赤馬」をゲットしようと飛び込んだ酒屋でなんと見つけちゃいました!

 

見つけたのは赤馬じゃなくて・・・

お宝でした!!

一番上の棚に春雨8年古酒が何年も埃を被って(いや誇りを纏って)鎮座しておりました。

 

詰め日の記載がないので2004年以前の商品に間違いありません(製造者には先代の宮里武秀氏のお名前が)。この春雨は五頭馬並みの値段でしたが迷わず買いました。

さっそくブレてしまいましたが(苦笑)、なんだかうまくいきそうな気がする2014年!

 

すぐに飲んでしまうのはやっぱり惜しいのでもう少し寝かせます(^^♪


2015年は億万長者になれるかも!?

今年の泡盛初めに選んだのは見た目からしておめでたい感が満載の南都酒造所の「南都億万長蛇」です。

 

厳密にば泡盛ではありませんが単なるハブ酒(リキュール)でもありません。

 

12年貯蔵のハブエキスと13種類のハーブエキスがブレンドされ、しかも金箔まで入った贅沢かつなんとも御目出度いお酒です。

 

さらにラベルの裏には「招福厄除」の文字が書かれていて新年を祝うのにこれ以上のものもないのでは?と思ってしまいます。

 

もしこれを超えるものがあれば教えて欲しいです。来年はそれで新年を祝います(^^♪

御目出度いけど気になるお味は・・・

ストレートで飲んだのもありますが決して飲みやすいとはいえません。

 

13種類のハーブエキスがえもいわれぬ複雑な味わいを生み出しています。クラッシュアイスを使った炭酸割りにするとより美味しくいただけそうな気がします。

 

おちょこに2杯をストレートで飲み終えるとなんだか今年中には億万長者になれるような気がしてきました。←35度なので酔ってますね(笑)

 

本当に億万長者になれるのか?1年間かけて検証してみたいと思いますので今年もお付き合いのほどどうぞよろしくお願いいたします。


2016年は芳醇浪漫でカリー!!

2016年の泡盛初めに選んだのはこちらの「芳醇浪漫(3年古酒・44度)」・神村酒造です。

神村酒造さんから届いた「冬のお便り」を見て気になっていたので年末に山形の実家に届くように手配しておきました。泡盛のことになると仕事以上に用意周到かもしれません(笑)。

 

まずはストレートで頂くとバニラやナッツ様な香りを楽しむことができました。44度なのでひと口ずつなめるようにじっくりいただきます。

沖縄繋がりの紅豚のぎょうさや味噌漬け、ソーセージとの相性は抜群に良かったです。

でもこの沖縄つながりのマリアージュは想定内すぎてつまらなく感じてしまったのも事実なので、ちょっとひねってこんなものとあわせてみました。

 

実家で見つけたので甘く煮た無花果をブルーチーズと一緒に。黒い粒はこれまた実家の冷蔵庫で見つけたドライブルーベリーです。実家の冷蔵庫はなかなかネタの宝庫でした(^^♪

中でも芳醇浪漫の濃厚な味わいとブルーチーズの相性が素晴らしい!初日なので泡盛は少しだけゆっくりといただきました。

 

何年か前の記事と比べると年々仕込み感が減ってますね(笑)。何事もどんどんシンプルになっていくのが世の常。2016年も変わらず泡盛を”丸ごと”楽しんでいきますのでお付き合いのほどよろしくお願いいたします。カリー!


2017年はオリジナル泡盛のことで頭がいっぱい

2016年の年末から正月にかけては泡盛はもちろん飲んでいましたがゆったりと楽しむ余裕はありませんでした。

 

2017の1月の半ばには久米仙酒造さんでオリジナル泡盛のブレンド比率を決める打合せをすることが決まっていたので正月休みを返上して必死になってテイスティングをしてました。インスタグラムの投稿を振り返ると必死さが伝わってきて笑えます。

あけましておめでとうございます。 正月気分もそこそこにオリジナル泡盛のブレンドに没頭しています(^^) 個別に3銘柄をテイスティングして頭の中でブレンドしたオリジナル泡盛の試作品第1号と一緒に実家の山形に帰省しました。 泡盛と同量の水で割っているので度数は13度ぐらいだと思います。今回の割り水はうちのマンションで自由に汲める水で詳細はわかりませんがまずは普段飲み慣れている水で試してみました。 新大阪~米沢の移動は沖縄物産展でもらったこのプラスチック製のボトルです。一般的なミニボトルと違って割れる心配はないし、何より入れやすい。このボトルがこんなところで役に立つとは思ってもみませんでしたね。 860km以上の長丁場を新幹線でシェイクしてきたのでしっかり馴染んでいるはず。 実家でテイスティングをしていると、なんともいえない実家の匂いも一緒に感じます。悪い匂いじゃなくて懐かしさを感じる匂いです。仏壇もあるしね。 画像からも思いっきり実家感が漂っていると思いますが気にしないでくださいね(笑)。 試作品第1号に手ごたえを感じました。ブレンド割合を決めるまっきーさんとの打合せまで、あと13日。 #泡盛でカリーオリジナル泡盛プロジェクト

泡盛マイスター 伊藤 薫さん(@awamori_meister.110)がシェアした投稿 -


泡盛のブレンド比率のことをずっと悩んでいても仕方がないので実家で気分転換に雪だるまを作ったりもしました。

 

でも雪が少なかったのでこのサイズの雪だるまを作るのにもかなり苦戦。全然納得いってないけど雨が降って来たのでこれで完成ということに。頭でイメージしていた雪だるまの完成形と似ても似つかない姿になってしまったのはご愛嬌(笑)

 

オリジナル泡盛造りは雪だるまとは違って最後まで手を抜かずにきっちりとやり切りました。「本当にできるの?完成までの道のり編


2018年 ウエルカム戌年

2018年の泡盛初めに選んだのは・・・今年はこれしかないですね。

 

2017年に完成したオリジナル泡盛「泡盛でカリー!ブレンド」

年末年始は毎年のようにかまくらを作ってますが(「これが雪国 山形流の泡盛の楽しみ方!」)、今年は雪が多かったのでここ数年では最大のかまくらが作れました。

 

しかも今年のは冷凍庫付きの最新型(笑)、もう一本くらい冷やせそうですよ〜d(^_^o)

育児放棄はしない!

子供の話ではありません。オリジナル泡盛のことです。まあ子供といえば子供ですけど。 

 

キングコング西野亮廣さんの「魔法のコンパス」にこんな一文が出てきました。

もともとは「僕は作品を生む人間、それを届けるのは・・・」と、届ける仕事を吉本興業や出版社に一任していたんだけど、ある時、「生むだけ生んで、あとは任せる」というのは、どこか“育児放棄”な気がしてしまい、届けることまで責任を取ろうと決めた。

 

僕は酒類の卸売業免許は持ってないので酒屋さんに泡盛は売れません。だから子供達(オリジナル泡盛のことね)の面倒を見ることができるのは僕だけ。そういう意味では父子家庭なんです(笑)。

 

でも泡盛全体の売上が落ちているんだからと開き直って、造りっぱなしで事務所で寝かせているとしたらそれは育児放棄だなと。そんなことを年末年始に考えてました。

 

泡盛の盛り上げ方はいろいろあると思いますが、泡盛の強い・キツイという誤ったイメージを変えるにはオリジナル泡盛が僕の手を離れて広まっていくことがチカラになると本気で思っているので、2018年も「泡盛でカリー!ブレンド」をいろんなシーンで押していこうと決めました。

 

さっそく1月の7、8日は誘ってもらったグループキャンプで泡盛BARをオープン!

 

オリジナル泡盛は入り口。入り口があればゴールも必要ということで、いろんな泡盛も一緒に楽しんでもらい、はじめましての方ばかりでしたがこんなに盛り泡ってもらえました(≧∀≦)

 

2018年はいろんな所で泡盛でカリー!BARオープンします(`_´)ゞ(スケジュールはこちら

文:泡盛マイスター伊藤 薫