
泡盛マイスターは酒豪なの?
「泡盛マイスターなんです」と言うとかなりの確率で「凄いですねぇ。お酒強いんですねぇ」と感心されるのですが、いやいや、泡盛マイスターはそういう資格じゃないですからっ!
これは勘違いも甚だしいです。だって泡盛マイスターって飲めなくても取れる資格なんですよ。
試験科目にテイスティングもありますが口に含むだけで吐き出しています(普通に飲んでいる人も多いようですが笑)。
口に含むので未成年は受験できませんが、試験でも特に飲む必要はないので飲めなくても取れる資格です。
前提に泡盛は強い酒というイメージがあって、泡盛が好き・詳しいということは相当飲めるはずだから「泡盛マイスター」と聞くと、それはもうむちゃくちゃお酒が強いんだろうなという想像が働くんでしょうね(苦笑)
僕は酒が強いのか?
泡盛マイスターの僕は果たしてお酒が強いのか?強くないのか?
正直なところ若かりし頃は「自分は酒が強いのでは?」と勘違いしたこともありました。今となっては僕の周りの泡盛好きには強い人がとても多いので自分なんて大したことないなぁと自覚していますが。。
相対的じゃなくて絶対的にどうなのか?そんな疑問が湧いてきました。
それに振り返れば数々の失態に年々弱くなっているなぁと痛感する今日この頃。
そもそも、強かったのが弱くなったのか?もしかしたら強くないのに単に若さで乗り越えていたのが年齢とともに乗り越えられなくなったのでは?という疑問すら湧いてきました。
思い切って遺伝子を調べてみた。
遺伝子の型を調べることで体質的にアルコールに強いかどうかが分かるという、ジーンライフという会社のアルコール代謝関連遺伝子検査キットを見つけてしまいました。
ちょうど新生活キャンペーンかなにかでスペシャル価格の2,980円になっていたので(通常は5,250円)・・・
いつやるの?今でしょ!
と飛びつきました。
すっかり使い倒されていますが1度このフレーズを使いたかったもので、すみません(苦笑)
申込みからほどなくして送られてきたこちらの箱。
かなりの大きさの割に中身は超シンプルでこれだけ。
- こんな綿棒状のもの
- 同意書


口の中を綿棒でコシコシして会社に返送するとアルコールの耐性が3段階で解析され、その結果に応じたシリコンバンドが送られてくるというわけです。
- 強い
- やや弱い
- 弱い
ちなみにこれは使用前なのでご安心を(^_^;)
さて解析結果は如何に!
↓これがジーンライフから送られてきたアルコール代謝関連遺伝子検査の結果です。
開けると中には検査結果を表すシリコンバンドがっ!!
色はグリーン、そしてバンドに刻まれた文字は「*1/*1」
それとDon’t let me drink
それからtoo much!!
バンドに込められたメッセージは「私にあまりお酒をすすめないでください!」ということはやっぱり弱かったか。。
過去の数々の失態もアルコールに弱かったゆえと納得。
飲めないのに今まで無理してきたんだ、お疲れ自分と言ってあげたいとなんともいえない心境の中でこの紙を見ていると・・・
他のバンドにはこう書いてあるみたいなんです。
- 「お酒は2杯が限界です!」
- 「私はお酒がまったく飲めません」
ということは「*1/*1」はアルコールの耐性が強いということ。
「なんだ、強いんじゃねぇの!!」ということで、過去の失態は単なる飲みすぎによるものでした(爆)
アルコールに「強い」というのは「弱い」よりはなにかといいような気もしますが、「強い」方がアルコール依存症になるリスクが高まるので気を付けなければいけないんだそう。
このバンドは自分に対する戒めとして飲む時に持ち歩こうと思います。
ちなみに日本人の6割弱は遺伝子型が「*1/*1」らしい。
ということは日本人の4割がアルコールに「弱い」ということになるはずですが、高校の同窓会や山形県人会の飲み会でのみなさんの飲みっぷりを拝見する限り、どうしても4割とは思えない。
酒処山形恐るべし!!
今ではアルコールだけじゃなく360項目がわかるキットがあるようです。