一本松の北谷長老酒造工場見学レポート【泡盛クイズあり】

酒造所見学ツアー第11弾「台風の沖縄編」の2蔵目は北谷町にある北谷長老酒造工場さんです。

 

見学はできないと思っていたので近くに行くことがあっても素通りしていましたが、沖縄の泡友Tさんにご縁をつないでもらって見学することができました<(_ _)>

 

今回の沖縄は最終日もやっぱり雨。沖縄の台風はしつこいと聞いていたけど、ここまでとは思いませんでした。。


工場見学は嬉しい誤算

回転式ドラム@北谷長老酒造工場
回転式ドラム@北谷長老酒造工場
三角棚@北谷長老酒造工場
三角棚@北谷長老酒造工場

回転式ドラムと三角棚の画像を見ただけで感の鋭い方は気がついたかもしれませんが、この時期は泡盛造りは休止されているそうです。

 

泡盛造りの様子を見ることはできませんでしたが、稼動していない泡盛造りの現場を見れるという滅多にない貴重な機会になりました。

 

嬉しい誤算です(^^)v

 

回転式ドラムの蓋?が外されていました。これは使い終わったら小まめに外すものなんでしょうか?


泡盛クイズ①|この穴はなんの穴?

この穴はなんの穴でしょう?@北谷長老酒造工場
この穴はなんの穴でしょう?@北谷長老酒造工場

と突然はじまる泡盛クイズ。

 

工場見学中に「この穴はなんですか?」と僕が質問すると、酒造所の方に「この人はなんでこんなことが気になるんだろう?」という顔をされるやつですが(苦笑)、僕が聞く前に話題をふってもらえたので嬉しかったです(^^♪

 

少し引いて撮るとこんな感じで回転式ドラムの前に同じような穴がいくつも開いています。

回転式ドラムの前にある4つの穴
回転式ドラムの前にある4つの穴

《正解》この穴は製麹後の麹を階下にあるもろみタンクへと送るための穴

 

三角棚からこの台車に麹を積んで穴の上まで運び、穴からもろみタンクへと移動します。

米麹を運ぶための台車@北谷長老酒造工場
米麹を運ぶための台車@北谷長老酒造工場

ちなみに回転式ドラムから三角棚まではこちらの道具で蒸米を運んでいるそうです。

米麹を運ぶための道具@北谷長老酒造工場
米麹を運ぶための道具@北谷長老酒造工場

こちらがもろみタンクのある階になります。

 

あの穴はこの通路の真上に開いていて通路の左右に配置されたタンクへと麹を移動することができます。 

もろみタンク@北谷長老酒造工場
もろみタンク@北谷長老酒造工場

一応、タンクの中を覗き込んでみましたがどのタンクの中もピカピカに磨き上げられていました。

 

こんな風景はレアですね~。これも泡盛造りを休止しているタイミングだったからこそ(^^)

 

僕が気になるポイントが伝わったのか?今度はもろみをどうやって蒸留器に運ぶのかも聞く前に教えてもらえました(笑)

 

もろみはこの画像の奥に見える柱に添って取り付けられた塩ビ管を通って、もろみタンクから蒸留器へと運ばれます。

奥の塩ビ管でもろみを運びます@北谷長老酒造工場
奥の塩ビ管でもろみを運びます@北谷長老酒造工場

もろみはこちらの蒸留器(縦型・常圧蒸留)へ運ばれます。


蒸留器に感じた違和感

北谷長老酒造工場さんの蒸留器をひと目見て「あれ~!?」という違和感を感じたのですがわかりますか?

縦型の蒸留器@北谷長老酒造工場
縦型の蒸留器@北谷長老酒造工場

↓これは過去に拝見した泡盛の蒸留器の画像でクイズを作った投稿です。僕が感じた違和感がわかるでしょうか?横型の蒸留器は無視してくださいね。


僕が感じた違和感というのは・・・立ち上がりが蒸留釜の中心にないということでした。

 

立ち上がりの代わりに蒸留釜の中心にあるのは、蒸留中のもろみを攪拌するための装置だと酒造所の方に教えてもらいました。

縦型の蒸留器@北谷長老酒造工場
縦型の蒸留器@北谷長老酒造工場

⑦の津嘉山酒造所の蒸留器も蒸留釜の中心に立ち上がりがないけれど、また雰囲気が違いますね。

 

って細かい話しですみませんが、気になってしまったので(苦笑) 

 

話しは変わりますがこのライトで照らされた蒸留器が素敵!

ライトで照らされた蒸留器@北谷長老酒造工場
ライトで照らされた蒸留器@北谷長老酒造工場

蒸留された泡盛はこちらのタンクへと運ばれます。そしてここからまた違う場所に運ばれて貯蔵されているそうです。

蒸留後の泡盛が貯蔵されるタンク@北谷長老酒造工場
蒸留後の泡盛が貯蔵されるタンク@北谷長老酒造工場

こちらは瓶詰めやラベル貼りを行うスペースです。

 

この瓶詰めの機械でほぼほぼすべてのサイズの瓶に対応できるんだとか。汎用性が高いですね。

泡盛の充填機@北谷長老酒造工場
泡盛の充填機@北谷長老酒造工場

ちなみに北谷長老の瓶の肩に斜めに貼っているラベルは手作業です。この辺をこだわると労力がかかるということですね。

ラベルが貼られた泡盛@北谷長老酒造工場
ラベルが貼られた泡盛@北谷長老酒造工場

はからずとも移動がキーワードになった酒造所見学になりました。

 

最後は事務所に移動してゆっくりお話をさせていただきました。

 

もちろん泡盛の試飲のお誘いも受けたのですが運転なので香りだけテイスティングさせてもらいました。こんなに並べてもらって壮観すぎるんですけど。残念です。

ずらりと並んだ泡盛@北谷長老酒造工場
ずらりと並んだ泡盛@北谷長老酒造工場

泡盛クイズ②|2つの泡盛の違いは?

一般酒が数銘柄あっても実際はラベルが違うだけで造り(中身)は一緒という酒造所もありますが、北谷長老酒造工場さんの2つの一般酒「一本松」と「北谷長老」では大きな違いがあるそうです。

 

どこが違うのか?わかりますか?ヒントはこちらの画像に。

  • ヒント1|裏ラベル
  • ヒント2|この装置
ヒント1|北谷長老(左)と一本松(右)の裏ラベル
ヒント1|北谷長老(左)と一本松(右)の裏ラベル
ヒント2|何やらあやしげな装置(^^♪
ヒント2|何やらあやしげな装置(^^♪

正解は本記事の最後に(^^)

 

2018年7月、家族旅行の隙間時間にいつもの様に酒造所見学を捻じ込んで(笑)北谷長老酒造工場さんを訪問した時のレポートです。

 

お忙しい中、対応してくださった北谷長老酒造工場のみなさんありがとうございました。そしてご縁をつないでくださったTさんどうもありがとうございました。 


今回の旅行のメインイベントだったビーチパーリーは台風7号の影響で中止になってしまいました。台風の影響が大きくて一時は工場見学も諦めましたが、最終日に叶えることができました。

 

台風が来ない時期に沖縄旅行を企画したつもりでしたが、去年の7月も台風の隙間を抜けて伊是名酒造所さんにお邪魔したことを去年のブログを読んで思い出しました。

 

7月頭って意外にも台風が来るんですね(汗) 訪問日:2018年7月4日


北谷長老酒造のおすすめの泡盛3選

【1】冷却濾過・一般酒|北谷長老 30度

【2】定番・一般酒|一本松 30度

【3】限定古酒|北谷長老 古酒 35度

 

北谷長老酒造工場の2つの一般酒の違いを泡盛のテイスティング勉強会(大阪泡盛の会vol.65)で味わいました。

関連|【開催報告】大阪泡盛の会 第50-65回


北谷長老酒造工場さんではfacebookページとインスタグラム(アカウントは2つ)で情報発信されていることも教えてもらったので僕もさっそくフォローしました。

 

一本松と北谷長老の造りの違いも既に紹介されているかもしれませんね。興味がある方はぜひチェックしてみてください!


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