
泡盛を気軽に楽しもうと「泡盛カクテル」なんて名ばかりの、泡盛を何かで割っただけのなんちゃって泡盛カクテルを普段から楽しんでいます。
割るのは清涼飲料水、炭酸飲料が定番なんですが、たまにはフレッシュな100パーセントの果汁や生搾りで豪快に割ってしまおうという企画。
名付けてジューシーな泡盛カクテル3連発!!!行ってみます!
唐突ですが、パイナップルを食べすぎて口の中が切れたことってありませんか?
パイナップルと聞くと、相方がタイに行った時に食べ物が全く合わず、旅行中はパイナップルだけで過ごしたというエピソードを必ず思い出します。
何日もパイナップルだけなんて、口の中が切れまくりでちょっとした拷問ですよ、これは(汗)。
そんなことはさておき、ジューシーな泡盛カクテルの1杯目は「パイン de 泡盛」です。
使うのはそんじょそこらのパインジュースとは違いますよ。そもそもジュースじゃないし。
誤解を恐れずにいえば、↓このパインの缶詰めの残り汁。というと聞こえは悪いけど、味は間違いありません!
こちらのパイン缶は砂糖不使用の自然体、「砂糖の入っていないパイン缶詰 ロイヤルスウィート」です。
泡盛マイスターのKさんに教えてもらい国際通りのわしたショップで購入しました。
パイナップルよりも残り汁(果汁)の方が気になって缶詰を買ったのは初めてです(笑)。
ミルク酒(泡盛をワシミルクという練乳で割る飲み方)作りで学んだ缶詰を注ぎやすくする加工もお手の物です(^^)v
おっと、忘れるところでした。こちらが本来メインであるはずのパイン。
こちらは本来は脇役の果汁なんですが、いい感じに仕上がった泡盛のパイン缶割り。
真夏のビーチで飲んだら最高ですよね。
何を隠そう果汁だけも「砂糖の入っていないロイヤル・スウィート パインジュース」として販売されているので美味しいのは、当然といえば当然なのですが(^^♪
パインジュースだとたくさん飲んでも口の中が痛くならないのが不思議!!笑
続いては僕の地元、山形のラ・フランスの果汁を使ったジューシーな泡盛カクテルです。
これはメインがラ・フランスの果肉で、果汁は脇役というわけではないのですが、どういうわけか「くだものえき」という名前なんです。
ラ・フランスの果汁を「くだものえき(液)」とネーミングしてしまうのは、いくらなんでもちょっとがさつな感じがします。
いや待てよ、ラ・フランスのエキスから連想しての「えき(エキ)」かもしれないぞと、勝手に弁護してみたり。
ラベルをよく見たら、なんてことはない鉄道をイメージしての「くだものえき(駅)」でした。
「汁」じゃなくて「液」で良かった(笑)。
山形県民としてはラ・フランスをジュースにするなんて高級品のラ・フランスを冒涜しているような気もするし、もったいないと思っちゃうんですけど。
背徳の味というんでしょうか?泡盛のラ・フランス果汁割りとっても美味しくいただきました(^^)
こういう訳あり果実のラ・フランスを搾ったそばから泡盛で割ったらさらによいでしょうね(^^)
ジューシーな泡盛カクテルのラストを飾る3杯目は、沖縄はヤンバル生まれのたんかんです。
たんかんって「ポンカン」×「みかん」なんですね。「たん」はどこからきたんでしょう???
みかんといえば季節は冬、こたつでテレビを見ながら一気に2、3個食べてしまうイメージがありますが、ヤンバルの灼熱の太陽で育ったたんかんには、こたつは似合いません。
似合うとすれば、それは
沖縄の銘酒、泡盛。
やっぱり強引な感じもしますが(苦笑)、スクイザーを使って手でじっくり搾った100パーセント果汁を使った「たんかん de 泡盛」です。
「スクイザー」なんて普段使うことはほとんどないのですが、挑戦する泡盛マイスターの技能競技大会は筆記試験もあるのでカクテルをつくる道具もときどきおさらいしておきます。
まずは果汁だけで。
ヤンバルの自然の中で育まれたからでしょうね、しっかりとした甘さがあります。
近ごろ、生搾り、本搾り、一番搾り、直搾りと○○搾りが乱立していますが、これはやっぱり生搾りになるんでしょうか?
生搾りの濃いたんかんで割った泡盛もかなりイケます。
ところで、雪がまったく似合わないヤンバル育ちのたんかんでも、こうやって2つ重ねると雪だるまに見えてくるのは僕だけ?
こういうのはやっぱり、雪国育ちの成せる業かもしれませんね。
地味に怖いって((((;゚Д゚))))
口は残念ながらたんかんではなくみかんですが(笑)。
フルーツと泡盛の組合せを変えて身近にあるフルーツでジューシーな泡盛カクテルを作って楽しんでみませんか?
今回使った泡盛は新里酒造さんの「かりゆし」でした。